「不運ではあるけど不幸ではない」ぼくが生きてる、ふたつの世界 スコア105さんの映画レビュー(感想・評価)
不運ではあるけど不幸ではない
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母親明子の生涯を思ったら胸が締め付けられます。
ヤサグレ者の父親、宗教かぶれの母親、自身は聾唖者でありながら中1まで普通学級に通わされており、結婚や出産には親類中に猛反対され、思春期とはいえ生まれた我が子に「生まれてこなければよかった」といわれ。。。
映画館の帰りのラーメン屋さんで、思い出したら思わず落涙していました。
親の気持ちは親になってみて初めてわかる、手垢にまみれた言葉ですが、自分も親になって初めてその言葉を実感するにいたりました。
お父さんの生い立ちはこの映画では描かれていませんが、それなりにご苦労はあったのだと思います。
おそらく、わたし自身の両親もこの映画の両親並みの苦労はあったんだろう。
健常者の家庭だろうとCODAだろうと、経験が財産になるような人生を歩んでいきたいものです。
(祖父母のヤバさを話したら採用されてますしね)
「恩返し」を含んでの「恩送り」
そう思ったらたのしい人生を送れそうです。
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