方舟にのって イエスの方舟45年目の真実

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方舟にのって イエスの方舟45年目の真実

解説

かつてカルト教団としてマスコミからバッシングを受けた謎の集団「イエスの方舟」の真実に迫ったドキュメンタリー。

1980年、東京・国分寺市から10人の女性が姿を消したという報道がなされた。女性たちを連れ去ったとされる集団「イエスの方舟」の主宰者・千石剛賢は、美しく若い女性を次々と入信させてハーレムを形成していると報じられ、世間を騒然とさせた。2年2カ月にわたる逃避行の末、千石は不起訴となり事件は一応の収束を迎える。しかし彼女たちの共同生活は、45年経った現在も続いていた。

TBSに残されていた当時の貴重なフィルムと新たな取材を通して、メディアによって作られてきたパブリックイメージとは全く異なる「イエスの方舟」の女性たちの生き方を映し出す。監督は「日の丸 寺山修司40年目の挑発」などのドキュメンタリー映画で知られる、TBSドラマ制作部所属の佐井大紀。

2024年製作/69分/G/日本
配給:KICCORIT
劇場公開日:2024年7月6日

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映画レビュー

2.5バランスが取れているかはわからない

2024年9月25日
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鑑賞方法:映画館

イエスの方舟は宗教なのか?宗教の勉強会ということで宗教法人ではないという設定がされてる。1人目の代表以外、全員女性。自分が小学生の時の出来事で実体験として知らない事なので奇妙だと思ってしまう。これは当時の論調であり、一方的なモノなのでバランスが取れているとは言えない。 今回の映画は逆にイエスの方舟側からの目線で描かれている。当時の論調は一方的で実際は違うということが前提になっていて、これもバランスが取れていると言えるか微妙。 当時の論調と今回の映画を並べるとバランスが取れるのか?まだわからない。少なくとももう一つの目線が必要だと思う。作品としてはそこを鳥越俊太郎を使って立体的にしたかったのだと思うが、少し弱かった。 「さよならテレビ」を観て感じレビューでも書いたが、ドキュメンタリーは、現実の一部を切り取って制作者の考えを見せるものだから、バランスなんて取れるわけがない。 もしこの作品をよりバランスが取れたものにするためには失踪したと警察に訴えたメンバーの親が出てこないと無理なんだと思う。 この作品はよく取材された良い作品だと思うが、実際に家出同然の女性をかくまってあちこちで潜伏していた事に間違いはない。そこを「彼女たちが選んだこと」と結論付けるのはどうなんだろう。 あと千石剛賢という人にそれだけ人を惹きつけられる力があった事に驚きを感じた。 映像演出としてはドローンもなんか古臭く感じてきた。テロップの使い方も過度に煽情的では無かったか? かなり興味深いテーマなのでパンフレットを買った。しっかり読みたいと思います。

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mrkc7

3.0“おっちゃん”に興味があるんですが…

2024年8月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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hkr21

2.0歪んだ報道、好奇の目そのものを追体験する映画。

2024年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

取材したが思ったより現実が面白くなくて、無理やり面白おかしくなるように編集したように感じた。 個人的にはご飯や散歩など普通に生活しているシーンが面白かっただけに残念。

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なむはぜ

4.5TBSに残された当時の報道の映像を見て、マスコミのバッシングや政治...

2024年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

TBSに残された当時の報道の映像を見て、マスコミのバッシングや政治家の間違った理解にも屈せず、自分の人生の生き方を貫いているイエスの方舟の女性たち、そして彼女たちの主体性を重んじて守り続けた千石氏の生き方に敬意を払います。家族のもとに帰らされても、自らの意志で方舟に戻った会員たち、心臓病を抱えながら受け入れた千石氏の聖書に人生を懸けた生き方が、イエスの方舟の真実であると感じました。世代を越えて自分の人生をどう生きるか、問いかけるような良い作品だと思います。

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Ange

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