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サステナ・フォレスト 森の国の守り人(もりびと)たちのレビュー・感想・評価
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若干の希望は持てるのか?・・
地球温暖化の中、森の大切さはひとしおだが、菌や害虫による木枯れ病の蔓延、皆伐という大量伐採による土砂災害、林業の従事者不足などから始まる森林危機の負の連鎖の調査報道・・。途中までは社会派ドキュメンタリーによくある問題羅列で終わるのかと思ったら、森の保全に力を尽くす企業から有志たちの存在に言及とちょっと意外だが、若干の希望の兆しも無くはないとの展開。
養老先生が出てきて、森の危機を救うには政府などの上から目線で全国一律の政策ではうまくいかない、森も東西南北様々なのだからそれぞれの地域、環境に応じたきめの細かい施策が必要と言っていましたね。製作意図は地道な地元の林業に携わる人々への感謝、リスペクトを促すという、タイトル通りのドキュメンタリーでした。
ただ、気になったのは本作の中では世界各地で頻発している大規模山林火災には触れていないこと、冒頭の森の中での取材記者の焚火シーン、思わず危ないだろうと叫びたくなりました。製作が昨年以前だからでしょうかね、今年は2月から大船渡、今治、岡山と相次ぐ大規模山林火災、ヘリで水を撒く程度の対応では焼け石に水状態、中々、鎮火できない惨状に茫然自失、もう少し国も技術の粋を集めて対策を練って欲しいと思います・・。
『森は山の恋人』や"WOOD JOB!"
前に一緒に活動をしていたボランティア学生サークルが、山で炭焼きもしている、ときいていた。ドキュメンタリー映画『森は山の恋人』や朝ドラ『おかえりモネ』で、海産物を豊かにするために山に植林するという話があった。近年の土砂災害を間近で撮影する恐怖を感じた。間伐材で割り箸をつくり、消費することは、環境保全と相反しないという話もあるけれど、計画的に行うことが大切なようである。皆伐方針を批判されていた会社にも言い分は認められるかもしれない。都会から若者を林業関連に呼び込めれば、"WOOD JOB!"である。
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