「ネイルガンと爆弾娘」ザ・ガーディアン 守護者 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ネイルガンと爆弾娘
娘を誘拐される代表俳優はリーアム・ニーソンだろうけど、チョン・ウソンが演じると妙に似合わない。開発地域での暴力団(今は会社)の暗躍も空恐ろしいものがあったけど、そこには居場所はないと感じた服役後のスヒョク。元恋人に会いに行ったらインビという娘(推定9~10歳)がいると言う。彼女は白血病か何かで大変そうな生活・・・
幸せそうな未来を描ききらずにあっという間に地獄を見せられる感じの展開。まぁ、会長となっていた元兄貴はBMWをくれたけど、現金は受け取らずに更生しようとしたスヒョク。しかし、簡単に元恋人ミンソは殺され、一方で父親がいるとは知らないインビも誘拐される。
工事現場だらけの荒れ地が多く、どことなく西部劇風でもあった。無口で孤高な男を自分自身で監督するのは立派だけど、どうも面白味に欠ける。無双ぶりを表現するマ・ドンソクとは大違いだ。どうせなら、殺し屋カップルをもっとコミカルに描いてくれたら、メリハリが効いて良かったのにな・・・アクションは満足できただけに全体的には残念。
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