インサイド・ヘッド2のレビュー・感想・評価
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AI登場で
人は仕事が奪われる。や、人間が機械にとって変わられる
など不要なシンパイを議論している。
しかしそんな議論に勤しんでいるうちに最も大切な
人間らしさを見失ってはないか?
と本作を観て再び考えた。
宗教や信仰は人間特有の最大の戯れだ。
がこれらが無くならないのは
人間があらぬシンパイや嫉妬に悩まされるイキモノだから
なのだが、
それらはすべて感じ考える🧐と言う行為が引き起こして
いる感情である。
故、AI登場以降、人間はこういった感情や思いを手放す術
を手に入れたのであるが、
気がつかないうちにそれらを全て
忘れてはしまわなだろうか?
むしろ、それらの感情が引き起こしてきた失敗を
どこか遠くにやってしまわないだろうか?
もしもこの感情の発露を全てAIに委ねてしまって
AIが暴走した時、止める術を持ち合わせているのだろうか?
それがシンパイだ🫤
と言わんばかりのストーリー展開にほくそ笑みもした◎
人間はさまざまな感情を持ちときに暴走して
ぶつかりながら進化してきたイキモノである!
それが再提示された作品
グウウウウウウウウウウッドジョブ(^^)
魅力的キャラクターいっぱい!の 壮大なイマジネーションの世界で
ライリーの感情がめまぐるしく変わる。
まわりに求められる自分は私が求める私?
いや、私はそんなんじゃない。
じゃ自分がなりたい自分は?
いや、そもそも私ってなに?
頭の中がぐるぐるぐるぐるしちゃって、心がもつれていくあの感じ。
なのにわざとあっさりしたふりをしてみたりはたまた全然できなかったり。
本人目線や親目線で乱されながら見るむせかえりそうな思春期の日々は、ライリーには怒られそうだけど大人たちにはちょっと懐かしく微笑ましく映る。
そして、過ぎてみればそのやっかいな時間が結構大切なこと。
感情の子達はみーんな今も(歳をとっても)自分のなかに居続けていること。
人によってちがうその子達の登場のタイミングやバランスがあることがわかればゆっくりモヤが晴れるようになる時がくること。
おそらく考えることをやめない限り増えていくあの子達は〝自分と人生を彩る実はたのしい絵の具のような存在〟であること。
でも、その真っ最中にいる本人はそれどころじゃない💢ってことも、もちろん痛いほどわかる。
このライリーって、ビュンと戻って「今のあなたらしくで大丈夫」っていって抱きしめてあげたいあの時の自分なのかも知れないね。
そう思ったらライリーも彼女の感情キャラのみんなもそれぞれ一生懸命で愛おしくて仕方なくなった。
忘れたいくらいの過去もある自分の記憶の水面に光の筋がきらりとさして肩の力が抜けたような感じもした。
ライリーにまた会う日にはさらに今までにない子達があらわれて右往左往しているかも知れないけど、何があっても、どんな自分もよーくみつめて。
そして、自分だけは自分を見放さないでいてあげてと伝えたいな。
こんな世界観を圧倒的な技とストーリーでみせてくれるクリエーターさんがいる時代に生まれたことが嬉しい。
たくさんの感嘆に敬意を込めたい楽しい作品だ。
修正済み
観る人の年齢を問いません
映像がきれいで分かりやすかった
中学生の娘と鑑賞
まずよかったのは心や頭の動きとてもきれいな映像で分かりやすく描かれていた点
思い出の泉から光の線(思考だろうか)が上っている様は特に綺麗で、納得できる表現だった
また、吹替版を鑑賞したのだが、新キャラ含め声がぴったり
特に花澤香菜さんのイイナーが可愛かった
ところどころクスリと笑えるシーンもあり、思春期の女の子の思考が分かりやすく描かれていたと思う
(ライリーの行動やそのまわりの言動には少々イライラしたが)
インサイド・ヘッドを鑑賞した時は、私もまだ幼かった娘も号泣だったが、今回はそんなに泣くことはなかった
おとなにならないと分からない「こどもの話」。
インサイドヘッドの続編は、主人公のライリーが思春期を迎え心の葛藤に悩みながらも成長していく物語だ。相変わらずライリーの素直な性格には共感しかない。前向きで行動力のあるキャラクターが好きなディズニーらしい少女と言えよう。今回も頭の中の個性豊かな感情たちの大活躍に引き込まれた。喜びや悲しみなどの感情をキャラクター化するアイデアは今までにいくらでもあっただろうが、これほどリアルに描いたものはないだろう。色々な感情が頭の中で働いているのを想像するのは難しくないが、感情だけでなく、様々な住民(?)が働いて人格みたいなものを作っていいる仕組みが面白い。それをディズニーらしく美しく壮大なファンタジーの世界にしてしまった。人の心ををアニメ化というか、こんなにも面白く完成度の高い世界を作れるのは、「トイストーリー」や「モンスターズインク」のピクサーしかないと感心する。
本作は、ライリーの成長過程で起こった心の葛藤をドラマティックにコミカルに描いてくれた。現実世界で起こっているのは、ライリーがちょっと反抗的になったり、友達との仲が少し悪くなったりという単純な話だが、頭の中では大変な騒動が起こっている。現実のできごとと頭の中のできごとを同時に見られるのはとても楽しい体験である。
この映画を見て、思春期の少年少女の心理が分かるとか、人の心の仕組みが理解できるという事はないと思う。とにかく見て楽しい作品である。多くの人にとって満足度の高いエンターテインメントであると思う。ただし、こどもにはあまりおすすめできない。感情そのものをエンターテインメントにするなんて、おとなにならないと理解できない話だろう。
全世代に観て自分の感情に慕って欲しい
自分の頭の感情も擬人化するきっかけになる。
全てが新鮮で鮮烈で強烈で感動的でワクワク感満載だった第1作目から数年。感情を擬人化して頭の中のワールドを探索するという、驚異的な斬新さを喰らわしてくれたインサイドヘッド。また、このワールドを探索出来るのかとワクワクしながら鑑賞に行きました。あのカラフルで独創的な世界で、思春期を迎えたライリーの頭の中は新たな4つの感情や信念という概念も増えて、ますます賑やかに、美しくも複雑に絡み合って、大混乱の中、次のステージに向かっていく様は、今でも共感できる部分が多々あり、自分の感情が揺れている時などは、今、自分の頭の中のシンパイちゃんが暴走してるなーとか、ヨロコビちゃんが操作してるなーっとか、自分の感情を客観視しやすくなった気がする。私は主にシンパイとムカムカとビビリが支配してる様な。
映画の伝えようとした事そのままに、自分の持て余してる厄介な感情にも少しだけ寄り添える様な気がしました。流石のピクサーさん。またもや、大切な一本になりそうです。
良い所も悪い所も全部含めて自分らしさ!
期待しすぎかな?
“素敵な映画”とはこの事を言うのだよ。
面白い話なんだが
確かに思春期
ライリーと一緒に成長する。
ライリーと、また会えた!
ほんとにここぞと言うシーンが何箇所かあって、
まず、シンパイが最悪のシナリオを書かせているのを、ヨロコビが止めるシーン。
そして、「わたしは全然ダメ」という花を「わたしは良い人」では無くて、「わたしは甘えてる、優しい、ずるい」などと全てのライリーから生まれた感情を肯定するところ。ライリーを感情がコントロールするのではなく、感情をライリーがコントロールするんだ。
嫌な部分を忘れた自己肯定感では無く、シンパイから生まれた虚像でも無く、ありのままの自分を今の自分の実力をしっかりと抱き込んだ上で、社会と向き合っていくんだ。
最後に、ヨロコビだけが操作するホッケーシーン。そうなんだよ、ライリーがホッケー始めた動機にまた戻って再びヨロコビだけで向き合い始める。この過程が素晴らしくて。こんなん大人でも刺さってしまうよ。私なんかがっつり刺さってしまったよ。大人になればなるほど、余計なこと気にしたりする訳じゃないですか。でも本当に大事なのって、その人がヨロコビと共に居れるかどうかだから。本当に根源的なものを教えてもらいました。
インサイドヘッド3、マジで待ってる。
⭐︎3.7 / 5.0
悪くないけど、前作を超えてるかな???
前作はまあまあ面白かったかな、という記憶。 この続編が全世界興収で今年最大のヒット作ということで、「へー」と思いながら観賞。
【物語】
ライリーは中学のアイスホッケー部に所属し、楽しく暮らしていた。あるとき、アイスホッケーの試合で活躍したライリーと親友2人は強豪高校のコーチから声を掛けられる。チームの合宿への参加の誘いだった。3人は喜んで参加することにする。
合宿で監督に実力を認められれば憧れのチームでのレギュラー抜擢が見えて来るとライリーはワクワクしていた。 その思いを3人は共有していると思っていたが、合宿に向かう車の中で親友2人は別の高校へ進学する予定だということを聞かされ、同じ高校へ進めると思っていたライリーは複雑な気持ちになる。
合宿地に到着し、合宿が始まる。ライリーの頭の中では今もヨロコビやカナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリたちがライリーの幸せのために奮闘していたが、謎の警報が大きく鳴り響くと同時に感情司令部が破壊され、新たな機械に置き換わる。そして、新たな感情オレンジ色のシンパイが出現し、司令部を支配する。
【感想】
思春期を迎えたライリーに、子供の頃より複雑な感情が加わるという設定はなかなか面白い。エゴと友達への思いが交錯する展開も思春期らしい流れで悪くない。 悪い記憶を全て消せば幸せかと言えばそうでもない、というのもなるほどと思った。
ピクサーらしい超カラフルな映像もいい。
確かに全体通して悪くはない。 が、俺にはそれ以上の特別な感動や思い入れは湧かなかった。続編なので当然だが、斬新さという点では前作に劣るし、これが前作越えの超大ヒットとなったのはちょっと不思議。
今作が高評価と言うより、前作が劇場興行終了後にコロナ期間中の配信等で人気が高まっていたということなのか???
さすがディズニー完成度が凄い
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