インサイド・ヘッド2のレビュー・感想・評価
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誰の心にも刺さる素晴らしい作品でした
映像美は前作同様で、キャラクターもどれも魅力的でした。
それぞれの新しい感情がそのキャラクターと役割で、前作よりも見ていて楽しめました。この感情が操作するとどうなるのだろうとワクワクしながら鑑賞させてもらいました。
ライリーの年齢が上がった分、大人でも学生時代の色々な思いを掘り返して、共感して楽しめると思います。
号泣と言うよりは、じわっとくる感動という作品でしたが、これは1人でもデートでも、家族でも観に行ける素晴らしい作品だったかと思います。
皆目的は同じなのに、やり方が違うからどうしても衝突してしまう。でも互いを認めて手を取り合った時、素晴らしい結果を産む。教えられた思いです。
最後に、ぜひプレゼントのPVを事前に見てから鑑賞していただきたいです。何年も前のこの歌がここまでこの作品にマッチしているのに驚きでした。エンドロールでわざわざ歌詞をつけている所からも、ピクサーのこの歌への思いを感じたように思います。この作品を観に行くか悩まれている方は、取り敢えずこの歌のPVを見て、少しでも心動かされたなら是非観に行ってください。
私たち自身が築いてきたもの
全作は見ていませんが楽しめました。
主人公のライリーがこれまで培ってきた人生があり、
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ
それらのシンプルな感情で成り立ってきたところに、
ある日、突然の警告音と共にライリーに備わったのは
【思春期】でした。
シンパイ、ハズカシ、イイナー、ダリィー
思春期によって増えた感情たちはとてもわかりやすかったです。
思春期って、それまでの自分を壊してしまうほど繊細な時期なのかもしれないと思いました。
これまで大切にしてきたものさえ、自分の感情ではコントロールできずに壊してしまうだけのものがあるのかもしれない。
それでも、失いかけたこれまで大切にしてきたポジティブな感情を荒波に揉まれながらもヨロコビが大切に抱えて守ろうとするシーンに涙しました。
自分自身のポジティブな感情を自分自身が守れなかったら…?
ネガティブな感情が支配したら…?
私たちが生きて行く上で、感情のバランスがどれだけ大切なのかと考えさせられるお話でした。
そして、今まさに思春期で揺れ動く息子の気持ちにも寄り添っていけたらなと思いました。
反抗期の脳を可視化
「インサイド・ヘッド」はディズニーピクサーの中でもかなり好きな作品です。
続編ときいて楽しみにしていました。
13歳、思春期を迎えたライリーが、新たに生まれた感情に振り回されて、ヨロコビたちが築きあげた人格に危機が…
思春期に親に反抗したり、部活で先輩との関係や友達づきあいに悩んだ経験がある大人には特に刺さるお話ですね。
(一緒に見た高校生と小学生の子供も楽しんではいましたが、思春期まっただ中の彼らの目にはややご都合主義に映るようです)
友達に冷たい態度を取ってしまったり、先生のノートを盗み見たり、というライリーの行動が「心配」という感情がもとになっている、というのがなるほどと思いました。
自分の思春期と重ね合わせてクスっと笑えるシーンもあり、やはり大人におすすめしたいです。
前作ほどのインパクトは無い
ともに成長
前作の感動が
この映画を観てわかった気になったパパが、さらに距離を置かれてしまう未来が見えてしまう
2024.8.7 吹替 TOHOシネマズ二条 IMAX
2024年のアメリカのフルCGアニメーション映画(96分、G)
少女の頭の中を描いた前作『インサイド・ヘッド』の続編映画
思春期を迎えた少女の中で芽生える新しい感情を取り扱った青春映画
監督はケルシー・マン
脚本はメグ・レフォーブ&デイブ・ホルスタイン
原題の『Inside Out』は、「内なるものの露出」で、転じて「感情」と言う意味に通じる
物語の舞台は、アメリカのカルフォルニア州サンフランシスコ
13歳になったライリー(ケンジントン・トールマン/横溝菜帆)は、親友のブリー(Sumayyah Nurddin-Green/淺岡和花)とグレース(グレース・ルー/上原千果)とともにアイスホッケーに明け暮れていた
彼女は進学予定の高校アイスホッケーチームのエース・ヴァレンティーナ(リリマー/清水理沙)に憧れていたが、親友2人は別々の高校に進学することになっていた
ある試合で、チームのコーチ・ロバーツ(イベール・ニコール・ブラウン/村中知)の目に止まったライリーたちは、ヴァレンティーナたちが参加するキャンプに誘われる
3人は喜び勇むものの、出発前日の夜に「思春期タイマー」がライリーの中で発動してしまうのである
ライリーの頭の中には、ヨロコビ(エイミー・ポーラー/小清水亜美)、カナシミ(フィリス・スミス/大竹しのぶ)、イカリ(ルイス・ブラック/浦山迅)、ムカムカ(ライザ・ラピラ/小松由佳)、ビビリ(トニー・ヘイル/落合弘治)がいたが、そのタイマーの鳴動に慌てふためく
そして、工事作業員たちがコントロールルームに押し寄せて、突貫工事を始めてしまう
さらに、そこに新しい感情として、シンパイ(マヤ・ホーク/多部未華子)、イイナー(アヨ・エビデリ/花澤香菜)、ダリィ(アデル・エグザルホプロス/坂本真綾)、ハズカシ(ポール・ウォーター・ハウザー/村上)がやってくる
シンパイは、ライリーが高校でひとりぼっちにならないための作戦を作り出し、これまでのライリーらしからぬ行動を起こしていく
それに反対するヨロコビたちは瓶に詰められて、記憶の端っこへと追いやられてしまうのである
物語は、ライリーの思春期による葛藤を描き、自己同一性矛盾に抵抗する様子が描かれていく
彼女の根幹となっているヨロコビも自意識が強く、「良い子でいないとダメだ」という自己暗示をかけていく
そうした視野狭窄が新しい感情の受容に対して抵抗を見せていくという感じになっていた
ラストでは、両親に対して「秘密」を持ち始める様子が描かれるのだが、これは劇中で登場するクライヒミツとは趣が違う
いわゆる反抗期に入っているのだが、その変化を恥ずかしいと考えていて、それをクールに見せようとする装飾が働いている、と言えるのではないだろうか
いずれにせよ、少女期を過ごした女性、思春期真っ最中の少女に響く内容で、男子には「そうなのか~」ぐらいの俯瞰になるし、娘を持つ父親はわかった気になって、さらに娘に嫌われてしまうという感じに仕上がっている
字幕版の上映が極端に少ないのが難点だが、会話がかなり詰め込まれているので、映像をしっかり観たい人ならば吹替でもOKかなと思った
前作のおさらいは特に必要ではなく、5つの感情がベースになっていた、ということさえわかれば問題ないと感じた
キャラが増えすぎて、それぞれを活かしきれてない感じがした。そして会...
す、す、素晴らしかった
思ったより、フツー
世界中でヒットして高評価なので期待したけど、思ったよりフツーだった。
●思春期を迎えて感情が多様化する点に着目したことは素晴らしいアイデアだと思う。
●ただ感情たちの冒険世界があまりワクワクしなかった。ただカラフルなだけで面白みのある世界観ではなかった。意地悪な感情が作る城とか、悪ノリのコロシアムとか何か味のある冒険世界があったほうが良かった。その冒険アクションもどんでん返しがあるアイデアが欲しかった。呼んだだけで来るウェストポーチではご都合すぎるし、意外性がない。
●シンパイだけが中心で他の新しい感情のキャラクターが生きていない。一発ネタを出すだけの添え物でしかない。マーベルの「シビル・ウォー」みたいに対立する感情たちの争いの方が物語が広がったのでは?例えばダルい気持ちを怒りが吹き飛ばすとか?
そのうえでどの感情も必要というテーマに立ち返って、全員が団結するとか?
●シンパイがいたから救われるみたいなオチがあって良かった。
ケガさせた友達をシンパイするとか?
●思春期を描くエピソードもホッケーだけというのももったいないと思う。恋愛感情も描いてほしかった。家族、友人、恋人とすべての局面で振り回されるのが思春期だ。
だったら平凡な日常を描いた方が逆に様々なエピソードを描けたと思う。
単純に友情を取り戻すだけの話になってる。
アメリカの思春期あるあるをネタにしているのはセンスを感じるが、もっと世界を広げることが出来たように感じた。
自分の頭の中にも記憶玉あんのかな?
1はそれほど好みじゃなかったので、あまり観る気はなかったんだけど、大好きな多部ちゃんが声優として出てるので、ちょっと楽しみに吹替版で着席。
高校入学間近のライリーちゃん、仲良しの友達2人とアイスホッケーやってたんだ。でも2人は別の高校に行く事に。何で知らなかったのよ。本当に親友だったのか?その後、アイスホッケーの有名チームの合宿に3日間参加する。その間のライリーの気持ちを作るキャラ達のやり取りがメインでした。ヨロコビがみんなのリーダーっぽいのは、ライリーが楽しい性格の子供としか思えなかったが、実際にはそれほど楽しそうじゃなかったね。思春期になってやってきたシンパイ達。そりゃそうだよ、社会で生きていくにはいろんな気持ちを持ってないと、みんなから嫌われちゃうからね。
ふーん、記憶ってたくさんのビー玉の中にあるんだ。忘れちゃうって、いらないって判断したキャラ達が捨てちゃってたんだ。自分の頭の中にも居るかもな。
意外と楽しかったアイスホッケー、でもこの手のスポーツはチームワークをもっと大切にしないとね。その事がテーマだったのかもね。
驚いたのは、多部ちゃんや大竹しのぶの声が全く分からなかった事。全く別人だったわ。
体の中のよく分からないマシンや風景やアイテム。それなりに楽しかったです。
大人になっても続編つくれそう。
シニア割引で観た
ライリーや感情達を通して、あなたも共感するはず。
前夜祭で鑑賞。
前作も映画館にて鑑賞済み。
前作からの続きとしてスタートするけど、見てなくても軽く説明があるのでご安心を。
前作以上に司令室の機能が増えていて、その中の1つの機能がラストパートで大きな要素として重要だったり、思春期の難しさや友情を取るか新しい環境を取るかの選択や、秘密の部屋を通してのライリーのとっておきの秘密やキャラクターが出てきたりと、悩んだりニヤリ要素もあり。
ライリー達の行動や感情達の行動などできっとあなたも共感出来ることが1つはあるはず。
年間25~30本の映画を観ていますが、この作品からレビューを始めます。
難しいお年頃・・・‼️
まず字幕の上映館数が少ない‼️ピクサー作品を鑑賞する上で一番苦労する事ですね‼️私が住んでる佐賀では字幕上映はなく、隣の福岡でも1館で1日1回のみの上映‼️日本映画以外は字幕で観るのをこだわりとしている私にとってはヒジョーにツラい‼️もちろん福岡まで遠征しました‼️今作は9年ぶりの続編‼️主人公のライリーも高校生になって、思春期特有の感情であるシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが前作からの感情に加わり、9人の感情たちの物語が展開‼️複雑な時期の感情ゆえか、映画自体もちょっと複雑というか、ゴチャゴチャしてる印象‼️一作目のシンプルな面白さや感動が影をひそめてる感じがします‼️それでもホッケーチームの先輩たちに認められるために、長年の友達との関係が危うくなる物語に、9つの感情を絡ませたピクサーの物語の構成手腕は相変わらず素晴らしい‼️
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