劇場公開日 2024年3月29日

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パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツのレビュー・感想・評価

全28件中、1~20件目を表示

3.5甘さ控えめでしっかりと魅せる半生ドラマ

2024年3月26日
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鑑賞方法:試写会

フランス、食、それもスイーツが題材となると、見る側の先入観として、コミカルで華やかなドラマが思い浮かぶかも知れない。だが世界で名高い人気パティシエのヤジッド・イシュムラエンの自伝をベースに作られた本作は、彼の辿った過酷な生い立ちを軸に、母との複雑な関係性、里親から得た精神的な支え、なかなか周囲と馴染めなかった青年期をじっくり描き出す。苦難に押しつぶされそうになりながらも彼がパティシエになる夢を諦めなかったのは何故か。そこにはどんな思いがあったのか。スイーツはいわば、光の当たらない心の奥底を照らすスポットライトだ。その道筋に導かれるように、主人公は人生で出会った幾人もの人々に背中を押され、ぎこちなく、しかし力強く前に進んでいこうとする。時に繊細に、時に創造的に、大胆に。誠心誠意を込めてスイーツ作りに打ち込む姿勢は、まさに彼がたゆまず歩んできた人生そのもの。なかなか見応えあるストーリーだった。

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牛津厚信

スイーツをしっかり見せて

2024年8月29日
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鑑賞方法:映画館

 ホームレス同然だったアラブ系青年が、パティシエ世界選手権で優勝するまでの実話に基づくお話です。苦難に耐えながらの成功譚は確かに力強いのですが、折角のテーマなのだから、一つ一つのデザートをもっとしっかり見せ、世界戦でのメニューは工程まで全て映して欲しかったな。

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La Strada

2.5美味しいフランス菓子の食べ歩きしたい(*´༥`*)♡

2024年5月22日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

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みき

2.5観て良かったです

2024年4月26日
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鑑賞方法:映画館

ヤジットの現在と少年期の話しが並行して進んで行きます。実話が元になっているんですね。ストーリーもとても良い話しです。

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binn

3.5失敗は負けではない

2024年4月23日
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幸せ

辛い幼少期を越え、スイーツ大会で世界王者を目指す青年の半生を描いたドラマ作品。

育児放棄された幼少期と、ホテルで修行していく青年期とを見せながら人生一度の舞台に向けて進んでいくヤジッド。

本筋じゃないが、里親の方が仲良くしてくれてたのはわかるが、結局一緒に暮らしてたのは実親の方?…里親の定義とは…?

パクられたときもママが手続きに来てたみたいだし、ここらへんよくわからないのが割と気になってしまった。

さておき、腕は確かだが事情があるとは言え素行は決して良くは見えないヤジッド。それでも守ってくれる指導員や、一見厳しくも何度もチャンスくれるボスに囲まれ…アレ?実は恵まれてないか笑?

まぁそれも実力ありきなんでしょうが。

他にも良い人に恵まれてましたね。同僚の友人や、里親の実子(?)のお兄さんの現在も気になる。彼らは彼らで細やかでもお店とか開いていたら嬉しいな〜。

そして最後の大会は盛り上がっていましたね。しかし日本がいたならそっちに勝ってほしかったな〜なんて思ったりw

全体を通して、スイーツは美味しそうでしたが、映画としては色んな材料混ぜすぎて本当に味わって欲しい部分がどこかよくわからなかったかな。

それでも、小難しくないサクセスストーリーって感じで楽しめたし、10億星ホテルはうまい言い回しですね笑。

中々に良い作品でした。

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MAR

2.5パティシエ=アーティスト

2024年4月20日
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鑑賞方法:映画館

天才パティシエ ヤジッド・イシェムラエンの自伝が原作ということで、実話ベースの話です。

幼少の頃と現在の少年〜青年期のヤジッドの時間軸が行ったりきたりすることで、
幼少期の母親からのなかなかに酷い仕打ち〜里親の深い愛情の中育ってきた環境が背景にあり、
現在のヤジッドが不屈の精神でパティシエとして努力し成長していく姿は、
率直に胸を打ちました。

話としてはベタでよくある成功ストーリーなのですが、
だからこそラストでカタルシスが訪れるのかもしれませんね。
これは観客である私の今のメンタリティが余計にそうさせているのかもしれないです。

キャラクターとしては、同僚であり親友の黒人男性マニュとの関係性が
ヤジッドを精神的に支えていることは間違いなく、
本当の友とは、こういう人を指すのだろうと思いましたし、ヤジッドが羨ましくもありました。

またフランス在住の日本人女優 源利華が出演しているのも、おっ!と思いました。
なかなか良い役でしたね。

ラスト近くに氷彫刻を製作するシーンがあるのですが、
ちょっと冗長かなぁと感じました。もうちょっとコンパクトにまとめた方が
スピード感があって良かったように思います。

気持ち良いラストで、鑑賞後感が良かったです。

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ひでちゃぴん

3.5「ポトフ」の時も

2024年4月16日
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興奮

幸せ

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トミー

3.5思い出のチョコケーキ。

2024年4月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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SAKURAI

3.5美しく美味しそうなスイーツたちで幸せな気分に

2024年4月14日
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鑑賞方法:映画館

スイーツを作ること、それで世界一になること、
それを心の糧に、成功したヤジットのハングリー精神は、スゴいね。

里親が本当に優しい家族で、
さらにお菓子作りに触れることができたのも良かったね。
お菓子作りに出会って、辛い現実からの逃避の場所を見つけられたんだから。

実話ということで過度な遜色もなく、本人が実際に作ったという、
映画の中の美しく美味しそうなスイーツたちに幸せな気分になりました。

とにかく、食べてみたい!

余談だが、ロッキーのくだりで、
この主演の俳優さん、
シルベスター・スタローンに似てるなーと思って、
まさか、息子さん?!と思ったら、
ぜんぜん違った 笑
リアド・ベライシュさん、すごくカッコ良いわけではないけど、
なんだか魅力的だったな。

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hkr21

2.5・フランス映画 フランス映画には流儀がある。あまり盛り上げないこと...

2024年4月8日
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・フランス映画

フランス映画には流儀がある。あまり盛り上げないこと。盛り上がる演出を極力避けること。感情表現も最小限に抑えること。

たとえばこの映画には主人公の因縁の相手とこ勝負があり、その結果を待つシーンがあるが、なんともあっさりと主人公が勝利を収める。

ドラムロールのドの字さえないのだった。

何故なのかは分からないが、フランス映画には「分かりきったことをわざわざくどく表現するのは野暮ったい」というような哲学があるのかもしれない。そうでないと説明がつかない。

・物語

フランスには里親制度があり、これは里親の子でありながら、パティシエとして成り上がった男の物語だ。

エンドレジットで初めて知ったが実話らしい。

里親制度のバックグラウンドが分からなかったせいか、この物語が何を訴えようとしているのかが分からなかったが、文化的なバックグラウンドが分かっていればもう少し本作が分かったのかもしれない。

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稲浦悠馬 いなうらゆうま

3.5スイーツを楽しむことはできた!

2024年4月6日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーにはやや難があった。
結末がわかっていて、しかもデセール(スイーツ)を楽しむだけでは単調になってしまうため、さまざまな工夫をこらしたのはわかるのだが。少年期には、頼りない母と家にいるか、スイーツの素晴らしさを教えてくれた里親の家にいるだけだったヤジットは、青年期になって施設に入り、何とかしてパティシエになろうとして、もがいていた。苦しい時、少年期のエピソードがフラッシュバックするのは良いのだが、あまりに煩雑で、少し疲れる。
一番気になったのは、少年期と青年期の役者さんの姿見が少し異なること。面長の少年とややふっくらした青年の、肌の色が違う。マグレブからの移民の子なのだろうけれど。何とかならなかったのかな。
少し鼻柱が強く、その割にややルーズなヤジット。シャンパーニュ地方にあるエペルネーから、パリまでは電車で1時間以上かかるけど(映画では、180 kmと盛っていた)それにしてもよく遅れてくる。一番、よかったのは、そのヤジットが、レストランでデセールを作ると、口にした先輩たちやシェフの態度が変わり、チャンスをくれること。どこの国であっても、そうであってほしい。
シェフの言葉、一番を目指すのか、天才と呼ばれたいのか、努力あるのみ。
レストランのシェフの序列とかも、もう少し、丁寧に説明してもよかったのでは。パリの後、モナコでヤジットが入ったグランメゾンでは、日本人の女性らしいシェフが大事にしてくれたが、あの人は、おそらくスーシェフ。一度だけ出てきて、難を見つけた人が、本当のシェフで、モデルは、きっとあのジョエル・ロブション。他にも、部門シェフとか、シェフ・パティシエの人がいたのでは。パティシエだって、名乗るのには試験があって、本当に誇り高い。きっと物語が、もっと構造的になったと思う。最後に、氷の彫刻が出てきたけど、その昔、日本でも(何てお金があったことか)結婚式の披露宴で、見かけることがあったっけ。
それにしても、出てきたスイーツは、パリ・ブレストをはじめ、何て美味しそうだったのだろう。それで、気づいたのだけれど、ヤジットは、おそらくディナーの後の方で出てくる、果物やソースが入ったグランデセールや、スイーツの盛り合わせのアシェットデセールよりも、ケーキやパイのようなパティスリーが好きなのでは。それで今の彼があるのではないかと思った。見当はずれかな?

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詠み人知らず

1.5淡々とゴールに向かって話が進むだけ

2024年4月5日
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サクセスストーリーってことがわかっている
前提で観るのでストーリーに関しては云々
言いません。ゴールがわかっている話を
どうみせてくれるのかなぁ? がポイント
かな?と。

正直、もうちょっとなんとかならなかった
かなぁ?って感じです。なんだろう・・この
やっつけ感。お話がトントン拍子過ぎて、
主人公の力量がスーパーマン過ぎて、
お話が良い方向にころころ転がりすぎて、
でもって主人公が一人で頑張りましたー!
な描かれ方なので、どんだけ自己中な人
なんだ!と、どんどん応援したい気持ちも
なくなっていき・・・。

結果、あぁ、よかったねぇ~。と、
感慨もなく終了。

有名パティシエのウィキペディアの読後感と
似た感じ。もっともっと主人公の心情を
掘り下げるような描き方をすれば感想は
変わった気がします。

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バリカタ

3.0才能は闘志、金を得れば失う

2024年4月3日
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uz

3.5実話なんですね!

2024年4月3日
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波乱万丈の人生ですね。

腕は確か。

ラスト、なせ氷の彫刻なんですかね?

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完

4.0フランスで、若いパティシエが成功するまでの物語。 幼少期が過酷だっ...

2024年4月3日
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楽しい

幸せ

フランスで、若いパティシエが成功するまでの物語。
幼少期が過酷だったとか、
名店に見習いで入り込んだり、人知れず試作を続けたり、
嫉妬で陥れられたり…。

ドラマなら、よくできたサクセスストーリーというところですが
現実のパティシエの自伝だとか。
驚きです。

お菓子作りの場面の、動画の精細さ、つい見入ってしまいますね。
スイーツが目の保養にもなりました。

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woodstock

3.0劇中のスイーツほど精密ではない物語は、若干パッチワークさが残る代物だった

2024年4月2日
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単純

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Dr.Hawk

4.0フランス菓子好きにはたまらない映画!!

2024年4月1日
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泣ける

知的

幸せ

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みったん

2.5水は血より濃いぞ

2024年4月1日
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正直なところ、主人公を音楽家やアスリートや画家や俳優に置き換えても成り立つ話であるし、登場人物の言動がほぼ全て予測できてしまう安定のストーリー展開だが、とにかく美味しそうなスイーツを目で楽しませてもらった。
「FEAST 狂宴」ほど観る者を突き放す訳ではなく、「ポトフ 美食家と料理人」ほどの深みと味わいは無いものの「ウィ、シェフ!」ほどは社会派臭を漂わせずの程よい出汁加減、というか安全運転が、疲れてる時には良いかな。

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ひろちゃんのカレシ

1.5誰に刺さる映画なんだろう、。

2024年4月1日
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単純

サクセス系の勇気が貰える作品だと思っていたら予想外れだった。実話を元にしたから仕方がないが、テンポが悪く、息が詰まってしまった。また、成功へのステップが淡々としており本来はあったであろう要所要所の苦労が描かれていない。だから主人公はもちろん、周りの人物にも共感できなかった。パティシエに従事している人ならばもう少し楽しめたりするのかな、、。

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んどららら