クール・ランニングのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
序盤は微妙なコメディとドラマの進め方も、それでいいの?って感じの適当感で進んでいくものだから、自分に合わないなって感じで観ていたが、話が進むにつれてドラマが丁寧に描かれていきジンとさせられた。観終えてみれば良い作品だったな〜ってなってた。
1988年カルガリーオリンピックの実話
僕(達)の前に道はない。僕(達)の後に道はできる。 (レビュータイトルは高村光太郎氏作品借り)
陸上でだめなら、ボブスレー?しかも経験ないのに、何それー!!!オリンピックをなめているんかい!てな展開で始まる物語。
でも主人公デニスの情熱が様々な人・ことを動かしていく。笑われようが、侮辱されようが、自分の決めた道を貫く。ないない尽くしの中で、その発想力と地道な努力で夢に近づいていく。
う~ん、自分の夢が叶わんことを周りのせいにしてはいかんな、今自分に何ができる?と、笑い転げながら、踊りながら、泣きながら反省。
夢に向かう努力を笑う奴はジャマイカのボブスレーに轢かれて飛ばされなさい、てな映画です。勇気と温かい心が貰える映画です。必視聴映画です。
実話を脚色した映画。
実際にも、ジャマイカボブスレーは、カルガリに出ただけでもすごいのに、その伝統が受け継がれてソチにも出場。特別招待チームにしたいくらいのハンディの中で、ちゃんと競い合っての出場。ワンダフル!!!夢は諦めない限り続くんだね。
がんばれ、ジャマイカ。がんばれ、自分です。
テンポも良く、何か感動する
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ジャマイカで短距離走者の主人公は、選考レースで転倒に巻き込まれる。
おかげで五輪行きを逃し失意の中、死んだ父親の写真に写った人物に気付く。
聞くとそれはボブスレーの選手で、父親を誘ったのだと言う。
短距離走者はボブスレーに向いてるとの持論だったそうな。
なおその人は今もジャマイカにいたので、会いに行く。
今さらやる気のなかったその人を説得し、コーチになってもらう。
親友と、転倒事故で関わった2人がメンバーとなる。
仲間が父親の車を勝手に売って資金を作り、カナダで五輪選考会に参加。
そして五輪出場を決める。本番ではクラッシュしてメダルは逃す。
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過去につい不正をしてメダルをはく奪されたコーチ。
真面目でしっかり者の主人公、いつも陽気なその親友。
ジャイアンみたいなヤツ、のび太みたいなヤツ。
この個性あふれた人達が力を合わせ、友情をはぐくみながら強くなる。
実話ベースとのことだが、こういうことが起きるから人生は面白い。
何か応援したくなるし、幸福を分けてもらえたような気分になる映画。
うん、よかった、
実話というのがすごい!
あくまでも実話に“基づく“話
めちゃくちゃディズニーっぽいなって見てたら
めちゃくちゃディズニーやった
ラスト周辺の幼馴染同士で言い合うシーン
ジャマイカ人なんだから他の国の真似をするんじゃなくてジャマイカ人らしくあるべき(要約)
と言う言葉がグッと来たね
周りに惑わされず流されず自分らしさを守り抜く事で道はひらかれる
オリンピックという魔物
2022年冬季五輪には、何年かぶりにジャマイカのボブスレーが参戦した。最下位だったけど。ニュース記事でしか読んでないから、映像が見たかったな。
常夏の国から雪国へ。見たこともやったこともない競技で、オリンピックを目指す、本当にあった物語。オリンピックがまだ商売になっていない、参加することに意義があった時代。今や欲と金にまみれた、おかしな運動会になってしまった。
クレジットに音楽:ハンス・ジマーとあって、びっくり。レゲエだよ。この方、なんか重厚なイメージあったので、これを担当してたとは。北京五輪のフィギュアスケートでは、日本人2選手が「グラディエーター」を使ってメダルをとれた〜。ハンス・ジマー、ありがとう〜。来シーズンもハンス・ジマーの曲を使う選手がいるだろうなぁ。楽しみ。
日テレ金曜ロードショーで視聴。
コメディ仕立てのフィクションですが・・
常夏のジャマイカが冬季五輪出場は当時話題になったので記憶にある、なんと長野五輪から24年ぶり北京大会に4人乗りボブスレー再出場(2/19、20日)とのこと。その記念なのかテレビでやっていたので復習を兼ねて鑑賞。
以下の事実との相違など知らなければ彼らの健闘に拍手、痛快コメディに酔えるでしょう。
(ネタバレ)
本作はドキュメントではないので出場したこと以外は殆どフィクションだと後で知った、実際には軍の精鋭から選抜したようだ。もちろん、追放されたコーチのキャラもフィクションだし、そりのボルト抜けでなく操作ミス、そりを担いでゴールしたのも盛り上げるための脚色とは・・。
気候風土の違いは大きなハンディキャップだから大いなる挑戦を応援したくなるのが心情だが日本の下町企業とジャマイカが平昌大会でのそり(2人のり)の提供を巡って揉めて以降、応援熱がやや冷めてしまった。
勿論、フィクションが悪い訳では無いのだが南アフリカのラグビーチームの活躍を真摯に描いた「インビクタス/負けざる者たち(2009)」と比べると本作は受け狙いに寄せすぎて残念な気もする。
枠を越えて
誇りを持って挑戦し続ける姿は格好良いし感動する。
これまでの常識に囚われず、周囲に何と言われようと自分を信じ、挑み続ける人のエネルギーは計り知れない。常識・国境・限界…様々な枠を越え、新たな可能性にチャレンジする姿が笑いと涙たっぷりに描かれていました。
終わった・・・と思った直後に立ち上がるチーム、そして周囲の声援。彼らの勇姿が国境を越え、世界を感動で1つにするシーンは何度観ても泣けます。
北京五輪で熱戦が繰り広げられている今、これまでの努力や思い、重圧・・・色々なものを背負って挑戦し続ける選手の方々を見ていると胸が熱くなります。スポーツの事を知らない自分がこんなにも心を突き動かされるとは思ってもいませんでした。頑張っている人を見ていると自分も頑張ろうと思える。この映画や今回の五輪を通じ、感動やエネルギーを共有出来る喜びで胸がいっぱいになりました。
楽しい作品
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