ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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余命10年と宣言された娘を助けるため奮闘する父親、支える家族の話。...
余命10年と宣言された娘を助けるため奮闘する父親、支える家族の話。 父親の行動力に脱帽するが、母がとにかく協力的で姉妹もやっかむことなく理解がある。だから観ていてストレスフリーで良い。 娘の病気を治すために惜しげもなく時間と労力さらにはお金を使うが、このお金は会社の売り上げ使ってるだろうから従業員は不満だよなぁとちょっといじわるな見方をしちゃった。 優しい周り(大学教授以外)に救われるが、実話ベース。最愛の娘を救えなかった悲痛は残るが、この経験でより多くの人を救うことができた事実と家族愛に感動。
期待値を軽々超えました
上映開始1秒で映画の中へ引き込まれます。 上映中に嗚咽の声も聞こえるくらいほぼの皆さん涙涙。 作品内では病院との関係上、坪井宣政さんとなっていましたが実際は筒井宣政さんのご家族のお話。実話に基づく感動映画です。 原作は清武英利さんの『アトムの心臓』 『絶対にやり遂げる!』そんな強い気持ちはたくさんの人を幸せにできる力があるのですね。素敵な『家族愛』と『信念を曲げずに突き進むことの大切さ』を教えてくれる映画でしたよ。 1970年代から現代に2000年に至るまでの細かな街の状況も丁寧に再現されていて(信号機とか道路標識とか)中でも1973年の名古屋駅、東京駅の雑踏の様子(衣類、髪型などなど)はパンフレットにも書いてありますが素晴らしい再現でした。街並みはVFXを駆使して再現しているとのことです。 素晴らしい映画でした。是非観てみてください。
次はどうするの力
本当に素晴らしい家族。辛い境遇の中でも前向きに、支え合って進んでいく姿に感動。強い思いを持ってチャレンジしていくこういう人が世界を変えるんでしょうね。 大泉洋よかったです。必死なお父さんかっこいい。あとは川栄が好きでしたね。姉として強がる強さ。素敵な表情でした。有村架純はどこで出てくるんだろうと思ったら最後に贅沢な使い方でした。 にしても真面目な役やると満島真之介カッコいいな、笑
実話ベースの良い味付け作品
バルーンカテーテルの事は全く知りませんでした。 画期的な医療技術なんですね。大泉洋さんイイ味出してますね!もらい泣きしてしまいましたが決して湿っぽいストーリーではなく前向きになれる作品でした。 是非映画館で🎦 67
日本の医療機器はどんな会社が開発してるの?
予告編から、大泉洋が主演なので、笑って泣けるストーリーだと想像してたのに、意外にも笑えるシーンは無く、泣けるシーンだらけだった。 あれ?最初のシーンはラストかな。と思ったらすぐ1970年代にもどる。この頃の日本は景気が良かったよね。 10歳の娘、佳美は生まれつき心臓の具合が良くなくて、医者から余命10年と診断され、彼女の命を守る為に、人工心臓を開発する気になった、大泉洋演じる町工場の社長、坪井宣政。それにしても、この会社、借金を抱えていたのに、社長が開発を進める医療機器は開発予算も凄くかかる。完成しても利益を得られるのかどうか全く分からない。ま、社員達が仕事を頑張ってたんだろうな。 坪井は開発の為に医療関係の開発研究所に出入りを始める。そこで知り合う若い医者達。命を守る為の研究なんて、重くて難しいよな。そんな中、坪井は順調に開発を進めるんだけど、世の中そんなに甘くなかった。医療関係者じゃない工場が作った物なんて信頼度ゼロだもんな。ある意味仕方ない。だからって出禁にしちゃう?このあたりも事実だったんだろうな。優しくない感じの光石研を観るの初めてだわ。 ずっと開発していた坪井、高校を卒業した佳美、あら、そんな事に。社員の皆んな優しいね。人工心臓の開発を諦めるしか無くなった坪井は、佳美の希望を叶える為にバルーンカテーテルの開発を始める。あぁ、これが最初のあれか、ふーん。アメリカ人と日本人の血管ってこんなに違うんだ知らなかった。それにしてもアメリカ製のバルーンカテーテルで事故ってしまうのは仕方ないって話、気持ち悪かったな。 登場人物のほとんどが、ポジティブな感じでとても気持ちよかった。サイドストーリーがなく分かりやすく、前向きなのにずっと泣けた。最後にチョロっとしか出なかった有村架純には驚いたわ。とても楽しめました。
家族愛を実感させてくれる傑作
実話に基づく物語である。治療法のない心臓病の次女のために本気で人工心臓を作ろうとする町工場の社長の話で、その熱意と実行力には本当に感動させられた。何度も涙を誘われ、館内には嗚咽を漏らす人さえいた。人の命とは如何にかけがえのないもので、それを救おうとする親や家族の愛とは何と得難いものかと痛感させられた。 永久埋設型の人工心臓は未だに実現されていない。人工弁のような実現された技術であっても、人工物を心臓に入れると、血栓の発生が頻発して身体中の血管の閉塞などを引き起こしてしまうことが根本的な問題として存在するのと、まだまだ医学的に未踏の分野であり、確立した技術が少なく、手探りの治療となるためである。人体に埋設して 170 日生存した例があるが、不具合が出る度に開胸手術をして部品を交換する必要があり、その 170 日間は患者が絶望的な苦しみで過ごしただけだったらしい。 心臓の機能が不完全で、血中酸素と二酸化炭素の交換が十分にできないと、心臓以外の臓器にも大きなダメージが発生して、合併症などを引き起こして死に至る。この物語の場合、タイムリミットは 10 年との診断だった。そこからの父親の努力は凄まじいもので、当初は in vivo (生体内)と in vitro (実験条件下)の相違さえ知らなかった状態から医学書を読み漁り、高額な装置を私費で購入して独自の研究に没頭し、専門の医師が驚愕するレベルに達している。工学的な描写も丁寧で、困難な問題に正面から向き合って解決法を探り、一つずつクリアしていく様子は、工学の本質そのものである。 しかし、結局立ちはだかった超えられない障害は、あまりに膨大な費用を要する研究体制と、医学部の旧態然としたセクト主義や上意下達の体質である。実現できないなら初めから言うべきであり、いい人ぶって協力しながら何年も経ってから前言を翻すという態度には、他人事ながら本当に腹が立った。 次女役は子役と成人との二人が配役されていたが、その印象が非常に良く似ていたのに驚いた。白を基調とした衣服を身につけさせた演出は、彼女の清楚さと儚さを印象付けるためだったのではないかと思う。福本莉子という女優さんは初めて拝見したが、難しい役を見事に演じていた。「明るさは滅びの姿であろうか」という太宰治の「右大臣実朝」のフレーズが頭から離れなかった。 次女の全身状態が非常に悪化して、家族は絶望のどん底に落とされるが、そこからの父親の方針転換は素晴らしいものだった。次女の助言が後押しをしたという流れも涙を誘った。この父親役は、大泉洋以外に演じられる人を想像するのが難しいほどで、普段の明るさが、絶望に打ちひしがられた時の痛切さを倍加させていた。私事ながら私も娘が幼い時に瀕死の重病に罹ったことがあり、自分の無力さを呪ったことが思い出された。私の娘は幸い全快して現在に至っている。 家族の愛を実感させてくれる素晴らしい映画である。 (映像5+脚本5+役者5+音楽3+演出5)×4= 92 点。
案の定、初めから泣きます
予告でかなり観てたので 泣くのはわかってましたが 最初からずっと泣かせます。 ストーリーは 思ったのと多少違いましたが しっかりと泣きました。 人の為に 役に立ちたいと思わせる作品でした。
予想の倍は良かった 「人類って進化するんですね」(うろ覚え)で一気...
予想の倍は良かった 「人類って進化するんですね」(うろ覚え)で一気に涙が溢れ出し、 その後はほぼ号泣でした ただ、菅野美穂は悪くないけど、 他の候補はいなかったのかなってちょっと思った じゃ誰なら良いのか考えても、 なぜか有村架純しか思い当たらなくて、 でも年代がちょっとダメだなって思ってたら、 本人が出てきてびっくりした あの役、いいですね あんなちょびっとなのに、 きちんと演技できてた
あきらめない
86本目。 原作、清武英利? えっ、確か巨人の社長だったか、代表だった人と、そっちにも驚き。 で本日2度目の涙案件。 そう簡単には泣かないよとは嘯いては見るけど、まあチョロい訳で。 それ目的で観た訳ではないけど、あきらめない人には、道が拓ける。 その思いと、家族愛に胸うたれた。
終始泣いた!心を震わせる感動作
本作は予告編だけで泣いていました(笑) したがい、観ずにはいられないという思いで期待して鑑賞しました。 とにかく大泉洋演じる坪井の全力さ、諦めない気持ち、娘への想いが 溢れ出るような演技が本当に胸にブッ刺さりまくりで 終始泣き続けてしまいました。 ここまで泣いた作品は、自分の映画鑑賞史上ないかもしれません。 そのくらい涙が出ました。 脇を固める役者陣も本当に素晴らしく、 菅野美穂の支え具合、福本莉子の儚げながらも父を応援する姿、 川栄李奈の頼れるお姉ちゃんっぷり、松村北斗の男気などなど 役者の総合力としても抜群でした。 本作は実話ベースというのにも驚きです。 だからこそ感動もひとしおなのでしょうね。 Mrs.GREEN APPLEの主題歌もエンディングでさらに泣けました。 1年分くらい泣いたんじゃないかと思う本作、本当に観てよかったです。 多くの方に観て欲しいですね。
諦めない限り夢は続く
映画館告知でちょこちょこと流れたの見て実話が元ということが気になったので見に行きました 原作未読 ストーリーがシンプルに進んでいくので良かった!家族愛がしっかり伝わってきました 父親の情熱が周りの人を巻き込んで行くって流れが心地よく見ることができました 佳美途中でかなり達観してたのかな?と思いましたが、働いて資格取ったり未来を見てたの切なく感じた 最初緊急の手術シーンで?と思いましたがなるほどなーと 何かしらで表彰されてる!ということは物語的に救いはあるということで安心して見てました 大泉洋は工場というか作業着合いますねー ひたすらに研究してるところは不安を打ち消すのもあったのか一心不乱でしたな ただ 〇〇だとぉ…みたいに言い直すのはくどいと感じてしまった😔 娘たちみんな昭和っぽさ出してて良かった 川栄は高校生役もいけるんだなと(笑) 光石さんと松村くんの組み合わせは夜明けのすべてでしたね🙌 あんなに優しい社長が保身に走るムカツクジジイになってて笑笑笑いいアクセントでした ほぼ昭和の風景がメインだったですがよく再現されてたですかね?どこでもタバコ吸ってよかったんですね〜🚬 この話が実話ベースってのが凄いです 結果的には多くの命を救ってきて… 娘を想う諦めない気持ちだけここまで出来るんですから人は凄いなと その夢は今も続いていると思うと感動です 娘や家族の境遇に悲しいと思う涙より人が持ってる可能性に涙しました 見終わったあと前を向けるような気持ちになりました!
すごい人だなぁ
昔、「1冊の本が、1本の映画が 一曲の歌が人生を変えることがある」 というナレーションから始まる ラジオの台本を書いてたことがある。 ’ 娘のために私財を投げ打ち人工心臓を 作ろうとした父と、家族の血のにじむ ような日々を描いた本作は、 人生とまでは言わないが、少なくとも 最近の僕の心根を大きく変えた。 ’ 人のために生きることの覚悟、 美しさ、気高さをこの映画は 教えてくれる。 満点です。
これはヤバい…ずっと泣きそうになった。
『ディア·ファミリー』鑑賞。 *主演* 大泉洋 *感想* 医療知識ゼロの町工場の父親が心臓疾患を抱え、余命10年と宣告された娘を人工心臓を作ろうと奔走する物語。 大泉洋さんが演じる坪井さんが凄すぎる。どんだけ不利な状況でも、娘を救う為ことなら絶対に諦めない。妻や娘たちに支えられ、ずっと家族愛に満ち溢れてたし、ずっと泣きそうになりそうになりました。。 大泉洋さんの演技力が熱く、思わず感情移入してしまいました。娘役を演じた福本莉子さんの演技にも脱帽しました。一つ一つの台詞にグッときましたし、思わず涙を誘う場面もありました。 僕は冒頭〜終盤までずっと泣きそうになりました。ストーリーはシンプルなんですが、感情移入して、めちゃめちゃ感動して、心が震えるぐらい傑作でした!
どうでもいい話だが、川栄李奈さんと有村架純さんが出てたのを観賞後に知った。
◆最初に、大切などうでもいい話
映画の内容に全く関係ないどうでもいい話なのだが、有村架純さんが出てたのをエンドロールで、川栄李奈さんは観賞後にポスターで知った。1人1万として計2万円ぐらい損した気分。
(終わり)
家族みんながお互いを支え合っていて心が暖まる。心臓疾患を抱える次女 佳美が、おねだりする妹に「みんなわたしを助けようとするのに、アンタはわたしに甘えるのね」なんてところも良い。
僕がこの物語で1番気に入ったとこは、坪井宣政(大泉洋さん)のチャレンジ精神だ。冒頭では、日本で売れない髪結びを外国(モンゴルだかモロッコだか)で売りさばいて戻ってきたエピソードが描かれ、坪井の前向きな性格が分かる。これがこの後の、人工心臓がないなら自分で作ればいいじゃないかという話につながる。
パートナーの洋子(菅野美穂さん)は大泉洋の思いつきを止めるどころか、あっ、ナルホドそうよねーという軽いノリだ。
長女が、ママが反対してパパを止めると思ったら、パパのアイデアに乗り気なのを見て呆れる場面も面白い。
予告編で、「たとえ明日 人工心臓が出来たとしても娘さんは救えない」と担当医らしき人が言う場面があった。僕はこの場面が映画のかなり後半にくると思っていたら、前半に来たので、長い残り時間どうするんだろうと思ってたら、バルーンカテーテルの話になった。
観賞後に映画.comの解説を見たら、バルーンカテーテルのことが、しょっぱなに書いてあった (^^)。 もしかしたら予告編でも言ってたのかもしれないが、ちゃんと見てなかったので、映画冒頭の叙勲も人工心臓の開発に対してのものだと思ってた。
つまり、僕はこの映画のことを勝手な思い込みで、人工心臓は出来たけど、残念なことに娘は救えなかった悲しいお涙頂戴映画だと思ってたのでした。涙もあるが、それだけではなかった。
事実を元にしてるから、実際に娘さんはすごく若くして亡くなっていて悲しい話だ。
当然、泣き所もたくさんある。例えば、長女が次女に、洗い物をしながら後ろ向きのまま明るい声で「治るに決まってんじゃん」と言う所など、「ここで泣かなかったらミミズかタコよ」と叫びたいぐらいの泣き所である。いや、ミミズさんもタコさんも泣くだろう。
(スイマセン僕泣いてません(^^))
そして、この作品は、お涙頂戴の難病ものであるとともに、(断念してしまったが)人工心臓の開発を目指し、バルーンカテーテルの開発を行った人物のガッツを描いた根性物語でもある。
だけど、さすがに2時間では、NHKの「プロジェクトX」や、池井戸潤原作のTVドラマ「下町ロケット」みたいな開発の苦労、挫折、それらを乗り越えて完成したときのカタルシスまで望むってのは酷だろう。
あと、見所の一つは、医学部長におもねった石黒教授(光石 研さん)の手のひら返しと、バルーンカテーテルを自分にも使わせてくれという日和見主義の変わり身の早さである。
なんてふざけたヤツだとは思うが、サラリーマンも個人事業主、経営者も、自分は光石 研さん演じる医学部教授とは違う、とは言いきれないのではと思う。
長いものにはグルッグル巻かれるし、大樹にゃスリスリ寄る。ぐるぐるすりすり。
富岡(松村北斗さん)が、他の大学が開発した医療器具は使えないという慣習を破る。
出世したり地位が上がると責任が増えて面倒ではあるが、出来ることが増えるのは官民問わず確かだなと思った。富岡も研修医辺りだったら出来なかったのではなかろうかと思った。
(追記)いつも脈絡がないレビューなのだが、今回はいつも以上に脈絡の無さが冴え渡ってると思った。
家族の絆×ものづくりへの情熱
登場人物全員、演技がくど過ぎてシラケてしまい私は泣けませんでしたが、周りからはズビズビ聞こえてきて泣いてる人が多かったと思います。 (抑えの演技をしてこそ、ぐっとくる話だと思うんですがね…) ストーリーはほぼ予告映像通りです。 限られた時間やお金……ある程度内容を把握した上で鑑賞を判断する人が多いので仕方ありませんが、自分はネタバレし過ぎな予告を流してる作品は見る気が失せます… 70年代の服装や小道具など、美術さんのお仕事は素晴らしかったです。 タイミングが悪く、主題歌が今炎上しているバンドで…余韻に浸れない(笑)歌詞が頭に入ってこない(笑)
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