「実話の重み」ディア・ファミリー オヤドリさんの映画レビュー(感想・評価)
実話の重み
家族愛を押し付けてくるわけではないのがこの映画の良い所。宣政の家族、娘への愛が原動力となり医療業界へ挑戦し続ける、むしろこちらが主軸かもしれない。
これが実話なのだから脱帽するしかない。
大泉洋にこんなに泣かされるのか。悔しいほどに良かった。
他の方々も素晴らしい。
妻菅野美穂の宣政への叱咤激励…背中をそっと押す感じ。
10年以上の時間経過がある中、途中離脱した富岡(松村北斗)がちゃんと歳をとり経験を経て、変化した様。
教授(光石研)のあのパワハラ感…当時はこんな感じの医者が多かったんだろうな。
事実をギュッとしてるから、割とアッサリに感じたけれど、ハンカチはビショビショ。
悲しみより前向きになれる涙で、観た後スッキリ。
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