ソウルメイトのレビュー・感想・評価
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キムダミ最高!
キムダミが好き。
釜山に旅行中に現地の映画館で上映してて知りました。日本での公開が楽しみでしたが、上映館が少ない。また車で2時間の遠征です。
「ソウルメイト七月と安生」はお気に入りに入れたまま見ていませんでした。前日にこれが原作と知りました。見るか迷いましたが、まずは韓国版からでも鑑賞です。
キムダミは相変わらず良い。少年ぽいイタズラ好きっぽい、切ない良いキャラ。
チョンソニは初めてしましたが、芋生悠にしか見えない(笑)、こちらも実は切ないキャラ。インスタみると日本に来ていたのでプロモーションかと思ったけど違うらしい。
ストーリーはとても良いですね。
10代の恋愛と友情と、感情が曖昧な切なさが良かった。日本でもリメイクして欲しいと思いつつ、日本だと有り得ないところがあるので、日本版があったら気になってしまいそう。
ソウルメイト同性よりも異性だとややこしい、と思っていましたが、同性でもややこしい。
予告で「秘密」とか煽られたけど、半分予想通りで半分驚き。予告なければもっと楽しめただろうけど。
過去と現在の行き来はキムダミの髪の長さで分かりますが、夢?妄想?のとの区別が付きにくく分かりにくい点と、物語のキーにもなる絵画がどう見ても白黒写真。もう少し絵っぽさがあった方が、、、あれは写真ですよね?
それでも良いストーリーでした。
本当の自分なんてあってないようなもの
なのに、逆にそれにこだわって自分を見失ってしまっているように感じた。その時その時の自分が本当の自分だと思う。
最後に美術監督に対する謝辞があったが、それがなくても美術監督に対する尊敬の気持ちが感じられるものだった。(先日見たある映画との違いの大きさ!)
最近はLGBTQの話が多いが、本当の友情の話はいいものだった。
また、男の残酷な言葉(才能に関するもの)にはあきれた。
近頃、よく映画を見ているので、その映画の着地点が予想できることが多いが、韓国の映画はさっぱり予想がつかないことが多い。(と、書いたらオリジナルは中国の作品だったそうですが・・・)
今日は「ネクスト・ゴール・ウィンズ」、「コット、はじまりの夏」、「ソウルメイト」と、3本の素晴らしい作品が見れて大満足!
オリジナルも見てほしい
傑作と言えるデレク・ツァンのデビュー作を翻案した韓国版。良い作品ではあるが、時制と真実・幻想を往来する大筋やフックとなるシーンは美術や画角の印象まで驚くほど原作に忠実であり、それはつまり原作の良さではないかと思える。そんな中、小説を絵画に変えた点は改善要素たとおもう。
■追記■この映画にはまった方、ぜひチョウ・ドンユィの中国版「ソウルメイト 七月と安生」もみてください。アマプラで見られます。
韓流アイドルのコンサート鑑賞に上京した妻と何年ぶりかの映画鑑賞。役者は助演まで韓流ドラマで良く見られる方々だったらしい。そして終わった途端後ろの席の女性達が、あの男は東出っぽい、と笑ってました。
2人の女性の友情が徐々に愛情に変化していく感じを表現した韓国映画。 本年度ベスト!
泣ける映画を期待して鑑賞したけどそれ程でも無かった。
悲しい事実が組み込まれた作品なんだけど自分的に素敵な作品に思えた。
小学生からの仲良しのミソとハウン。これに加えイケメン男子のジヌが加わり、この3人を中心に展開するストーリー。
転校して来たハウンとミソが仲良くなり一緒に行動する事が増え、ある事を理由に疎遠となりながらも大人になって再開する感じ。
高校時代のミソとハウンの青春時代を謳歌しているシーンがとても良い!
ゲーセンや海で遊んだり、あるお店から逃げ出すシーンなどが眩しすぎる(笑)
大学入学を祈願する洞窟。
ここでの出来事が本作のポイント。
洞窟からバイクと自転車で帰る3人の表情が観ていて辛い。
出だしのシーンである出来事が予想されちゃうんだけど鑑賞中、そんな事も忘れてからの事実が悲し過ぎた。
ミソやハウンが小学生から大人になるまでの顔立ちに違和感が無いのが不思議(笑)
悲しい作品なのに何故か多幸感に満ち溢れた作品だった印象。
ミソのこれからの人生がどうなるのか?
メッチヤ興味があります( ´∀`)
泣ける女の友情
女性同士にしか分からない思いが切なく描かれている。愛、友情、嫉妬。
今と過去を交互に展開しながらストーリーは進む。所々では希望的な仮想とその後、真実で再び同じシーンが出てきたり。
この映画は女性にお勧めします!
共感する方も多い気がする。
※泣いてた女性がチラホラ
韓国映画特有の切なさで感動させる映画でした。
余談、ハウン役が清原カヤさんに似ていた。
魂を揺さぶられた良作
韓国済州島の幼馴染の親友の成長物語。
香港・中国のオリジナル版は未鑑賞です。今回は韓国でのリメイクということで首都ソウル(서울)と魂(소울)のソウルが掛かっているのはたまたまの偶然でしょうか。
この映画はとにかく脚本、キャスティング、演技のバランスが良く、素晴らしい出来だと感じました。
特に脚本は複雑な三角関係、喧嘩、仲直り、まるでお互いの人生を追うような展開が上手く表現できていると感心しました。
どちらかと言えば女性のほうが共感しやすい女性向けの映画だと思います。
アン・ミソ役の女優さんはどこかで見たことがあるなと思っていたら「The Witch 魔女」の主人公のキム・ダミでした。観てから気づきました。
大切な人と観て欲しい
何年前だったか一枚のポスターに"ソウルメイト"って書いてあるねってころから気になっていた作品。誰か大切な人と観に行くと良いと思います。ラスト10分は涙と鼻をすするのを堪えるのに必死でいたら…まさか、、、あっそうか、そうだよなって。人を想う優しさをこれでもかってくらいに味わいました。
終わった瞬間に様々抱く想いを共有したくなる素敵な映画でした。
キム・ダミの出演作品なので観ました。 10代から30代までを演じき...
キム・ダミの出演作品なので観ました。
10代から30代までを演じきったのはさすが。たた、中盤辺りから時系列がわからなくなり、各エピソードも説得力がなく、評価を下げます。
映画館で観なくても、動画配信でも良かったかもしれません。
私がひねくれていて、女の友情的な作品と相性が合わないのかも。
オリジナル版を超えて
正反対の性格の2人の少女の物語。
二人の離れがたい結びつきの軌跡がオリジナル版よりもさらに細やかに、丁寧に描かれていました。
そしてオリジナル版「ソウルメイト/七月と安生」(2016)より、女優さんが普通っぽい雰囲気なのも親近感が湧いて良いですね。
二人のうちの一人に恋人が出来…
という、なんとなくのお約束っぽい泥沼的展開を交えつつ、
不自然な部分も多いけど、お互いの生き方をなぞっていくような展開
(かつて住んていた部屋が、そのままの状態で空き部屋だとか、描く絵のタイプの転向とかには違和感あったけどね)
それそれが成長するにつれ、お互いを取り巻く状況は変わり、その時々の心情も変わってくるけれど、相手を想い続ける心はひとつ。嫌いな部分も含めても、やっぱり好きな心情も丁寧だった。
自由奔放に生きた彼女は地に足をつけ、堅実な暮らしを営む彼女は心の旅に出た。
真実とはちょっと異なるかもしれないけれど、それが二人にとっての現在進行形。
…私の中では、オリジナルを超えた良い作品です。
作品の印象が…
女性同士の幼少時からの友情を情感たっぷりに描いた傑作。済州島の風景も美しく、撮影がとても良い。
同名の中国映画のリメイクであり物語はほぼ同じながら、かなり印象が異なる。どちらも素晴らしい映画なんだけど。
鉛筆画や猫、ジャニス・ジョプリンの名曲「Me and Bobby Maggy」などをモチーフに加えたことも本作に色彩を加えている。
ハウンがミソの『自由さ』に憧れる気持ちと、
「Freedom's just another word for nothin' left to lose
(自由とはこれ以上失うものがないということ) 」
という歌詞が象徴するミソの想いが切なく、ハウンに自由になってもらいたいという優しい嘘が涙を誘う。
本作の暖かさは、キム・ダミがスクーターに乗っているときの少し笑っているような顔に印象が似ている。
オリジナルの中国版は、本作のミソに相当するアンシェンを演じたチョウ・ドンユイの印象に似ていて、触ったら怪我しそうなくらいに鋭く結晶した純粋さ、という印象だったんだけど。
主役の印象が両作それぞれの印象と似通っているのは監督の演出意図を反映しているようで、とても面白い。
少女時代の穏やかな時間がずっと続けば良かったと思わせる、きれいな海辺の映像でした
幼い時に出会った二人の少女ミソとハウン。ただの仲良しの友達とは呼べなくなる二人の関係を果たして何と呼べば良いのでしょう?親友などと言う言葉では言い表わせない気がします。心からの友?同志?いや、やはりソウルメイトなのでしょう。ジヌの存在が二人の間に入り込み、心穏やかざる時期を過ごす事も有りましたが、やはり誰よりもお互いを分かり合っていて、相手の事を一番に想っていたのはミソとハウンの二人。自分の人生を託すに足る存在と、その人生を背負って生きる覚悟を決める存在。ソウルメイトと言う言葉でしか表現出来ない気がします。少女から大人までを演じたキム・ダミとチョン・ソニの二人がとても素敵でした。一枚の絵が物語る二人の人生を描いた、心に染みる作品でした
始めはよくある出会い方や三角関係の典型な描写が並んでてウンウンって...
始めはよくある出会い方や三角関係の典型な描写が並んでてウンウンってかんじで、中盤になるとそれぞれの本心だったりを理解するのに必死で⁇になっていって、そしてラストの驚き。最後の秘密が分かった時に内容的な思いと技術的な工夫にやられた!
2人は一心一体だったし、今もそうなんだなって思う。
題材目当てだったから友情とか絆とかの描写は物足りなかった気がしてはいる。理屈抜きの繋がりがソウルメイトってことなんだろうけど。
ハウンが写実上手くてミソは独創的な画風だったはずで、絵の続きを完成させることができた理由が分からない🥲どなたか教えてほしいです🤲
・映画評論家、映画活動家/放送作家トークショー
良作です
中国版を観ていたので大体のストーリーは知っていましたが、ミステリアスな展開と済州島の透明感が合っていて、韓国映画らしい良さが出ていたと思います。友情の甘くて苦い感じも良く描かれていて、ヒリヒリする感覚がありました。
ちょっと幼い感じの高校生から大人の女性になっていくキムダミの演技も素晴らしかったです!
言葉を介しなくても
泣く準備はして観たけどやっぱ泣いた。
友情にも色んな形があると思うけど、彼女達は友達通り越してもう家族だね。
ハウンは猫と一緒にミソの心も拾って住まわせちゃったんだな。
二人の関係はジヌの存在を通して色々形を変えて行くけど、どんな形になっても結局お互い相手が誰よりも自分を理解してくれる相手だとわかっているのが泣けた。
ミソがジヌにわかってないな、と言う度になんか心がぎゅんとなった。
二人の関係はジヌの存在を通して拗らせてしまうけど、それは彼への想いというより、お互いの気持ちのすれ違いよね。
ソウルメイトって多くを語らなくても電波で勝手に伝わってしまう友情なんだと思ってた。けどこれを観終わった後は、性別とか血の繋がりとかそういうのまるっと乗り越えた所にソウルメイトってあるんだなと思った。
キムダミ最高
2024年2月4日
映画 #ソウルメイト (2023年)鑑賞
済州島を舞台に、幼い頃から無二の親友だった2人の少女のすれ違いや絆を描いた友情物語
反目した時もあるけど、切っても切れない深いところで繋がっている2人の強い友情に魅せられます
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
(オンライン試写会は一応ネタバレ扱い)オンライン試写会なのにボロボロ泣いてしまった…
今年56本目(合計1,148本目/今月(2024年2月度)9本目)。
(ひとつ前の作品「恋人までの距離(ディスタンス)」、次の作品は「フィスト・オブ・ザ・コンドル」)
大阪市に住んでいて、この映画の元映画は中国映画であることは知っていましたが、当時はコロナ事情もあり、放映されていたシネマートも1週間限定だったので見に行くことはできませんでしたが、そのあとVODで課金した程度です。
この「元ネタあり」の事情のため、元作品の展開を大きく超えることは基本的にできず、韓国に舞台を移したといっても、済州島、釜山、ソウルの3か所が主な舞台になります。
映画の紹介ほかは公式サイトほかに譲るとして、いわゆるシスターフッド系の展開は強く感じました。マイナーかもしれませんが「プリテンダーズ」などが該当します。仲のよかった2人が、年をとって、ほんの些細なことから分かれてしまい、またあることから接点を見出していく…という点「それ自体」については原作と変わらないものですが、こちらの作品はより女性連帯であるシスターフッドの考え方(女権拡張運動)を感じました。ただ、それも押し付けではなく、韓国であっても日本であっても、国により差はあっても今どこでも起きていることがらです。
展開は原作と基本的に似てはいますが、細かい部分で違います。VODで課金したといっても1年か前でそんなに深く覚えているわけではないものの、ラスト10分か15分かの「急速な展開」は涙する展開です。オンライン試写会なのに涙腺があふれでた映画もこう珍しいかな…と思います。
原作ありとはいえ、細かいところで新解釈という部分は見られますし、原作を見た方も見ていない方も強くおすすめします。年間に400本ほど見る私ですが、本作品は自信をもってのおすすめ作品です(ここでは5.0が上限であるだけで、8.0くらいつきそう。そのうえで以下を考慮しても7.9はつきうる)。
採点に関しては、「辛め採点」で以下まで考慮しましたが、大きなものではないでしょう。
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(減点0.1/(みんなが集まるシーンで)「ほら、これがケジャンだよ」)
韓国ではカニを醤油漬けにしたりヤンニョムソースにかけて食べる文化があり、このことをさしています(カンジャンケジャン、ヤンニョムケジャン)。カニである以上、韓国では済州島を除けば、主に海岸部で食べることができます(衛生の関係上、内陸部で食べられることは比較的少ない)。その中でも比較的この料理を食べられる地域として、麗水(ヨス)があります(「ベイビー・ブローカー」でもヨスに立ち寄ってカンジャンケジャンを食べているシーンがある)。
この点は韓国映画をある程度知っていれば何の問題もないですが、一言説明はあってもよかったかな…とは思います。
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繰り返しになりますが超おすすめ映画なのでぜひぜひ。
オンライン試写会に招いていただいたfansvoicejpさまにもご感謝を。
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