「脚本が酷すぎる」マダム・ウェブ エリセさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本が酷すぎる
クリックして本文を読む
とにかく、脚本が酷すぎる。何となくそれっぽいシーンが繋ぎ合わさっているだけで、主人公や敵の行動の理由が謎すぎてしらけてしまう。
敵(エゼキエル)は地下鉄で3人娘を見つけたのに、なぜさっさと攻撃せずに関係ない警官たちを片っ端から攻撃するのか。また、武器を使えばすぐ殺せるのになぜいつも素手で首を絞めようとするのか。本当に殺す気がないとしか思えない。さらに言うと、こいつは「ここにいます!」とハッカー女史に言われた通りの場所に行って毎回失敗して帰ってくるだけ。それなのに「早く見つけろ!殺すぞ!」と威張り散らすので、小物臭が半端ない。
マダム・ウェブも3人をほったらかしてどこかへ行きすぎ。なんでペルーに行くの。案の定、毎回殺されかけるし。3人娘もとくに何をするでもなく、最後に言われた通りに心臓マッサージするだけ。
脚本だけでなく、未来予知のショットがテキトーすぎて「何でやねん」としかならない。そもそも、予知で避けられるものと避けられないものが完全にご都合主義なので何のカタストロフも得られない。
まあ、酷い映画ですよ。
コメントする