「マンガ家ファンタジー」マンガ家、堀マモル ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
マンガ家ファンタジー
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幽霊だったのは春だけでしたね。
最初の幽霊3人が実は堀真守自身の妄想であり、
予告などがあえてのミスリードというのは
良かったと思います。
堀真守が過去から今までを見つめなおし、
想い人の春への気持ちに折り合いをつけ、
これからの未来を前を向いて歩んでいく話ですが、
予想していた作品と全然違い、
私は後半泣きっぱなしでした。
ストーリーの紡ぎ方も実に秀逸で、
見事に映画世界に引き込まれていきました。
堀真守と春の本音、
映画内表現では はらわたを抉り出す、
この軸で一貫して描いたからこそ、
心の琴線に触れたのだろうと思いました。
俳優人が素晴らしかったです。
坂井真紀と三浦貴大が良い味を出していましたね。
小さな世界線で丁寧に描かれていて
うまくファンタジーに仕立てていて、私は好きでした。
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