「とどきましたぞ!」マンガ家、堀マモル うさぎさんさんの映画レビュー(感想・評価)
とどきましたぞ!
感想をうまく文章にできないので、ひとこと、
とどきましたぞ!!わが心に
といった感想です。
ハリウッド映画の金儲け主義的な映画に食傷気味だった。年のせいか、脂っこいものが食べれないのと同じ感じで、心は拝金主義、ヒット至上主義的な作品を受け付けなくなってきた。
そこへこの映画である。まったく、儲けようとする気はないでしょう。儲かる筈がない。
ただ、撮りたいという情熱だけで、撮った作品のような気がする。
今日観た映画館の来場者、私を含めて4人だよ、儲かるわけないよね。
エンドロールを見ると、本当に大勢の人間がかかわっていが、これだけの人間を結集する力というものはどこからくるのか。
カネになるからなどと考えている人は、一人もいないだろう。いたとしたら相当おめでたい。
日本映画の斜陽が言われて久しいけど、このような映画がつくられていく土壌があるのならば、独自の映画文化が花開くのではないかとなどと思ってしまった。
いいじゃないの日本の映画。
微力ながら応援いたします!!
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