「これだから、人間と親しくなりたくないんだよ・・byハナム先生」ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
これだから、人間と親しくなりたくないんだよ・・byハナム先生
心を揺さぶるエモーショナルな人間ドラマでした。
アメリカ映画で久々に良い映画を観ました。
1970年。
ボストン郊外の全寮制の男子高「バートン校」
そこの偏屈な古代史の教師ハナム先生と、札付きの問題児のアンガス。
ハナム先生はある事件のペナルティーとして校長から、
クリスマス休暇に置いてけぼりにされた5人の学生の、
留守番と世話をする事になる。
中でも1番の問題児のアンガスのお守りは熾烈を極める。
留守番の11日目。
一人の生徒の親がヘリコプターで迎えに来る。
フランス・アルプスのスキー旅行に他の3人も連れて行ったのだ。
アンガスだけは親に連絡が付かずに、了承が得られず居残りになる。
残ったのはアンガスとハナム先生と料理担当のメアリーの3人。
メアリーは黒人で19歳の息子をベトナム戦争で亡くしたばかりだ。
反抗したり鍵を盗んだり、アイスを食べて酒を飲み、、
やり放題のアンガスは、
「行くな‼️」との叫びを無視して体育館で飛び跳ねて脱臼する。
しかしそんな軋轢の中で、ハナム先生とアンガスは絆を深めて行く。
孤独な3人(ハナム、アンガス、メアリー)は校則を破って、
ボストンへ小旅行行く事になる。
メアリーは妹の家。
アンガスの真の目的は、精神を患い若年性認知症も併発している
実の父親に会う事だった。
しかしこれが裏目に出る。
父親は「帰りたい」と駄々をこね、更に入居者にアンガスのお土産の
スノーボールで殴りかかったのだ。
アンガスの両親が学校に押しかけて、苦情を言う。
アンガスをかばったハナム先生はクビになり、
アンガスはハナム先生のお陰で退学を免れる。
掃除係の男性を含めて4人でカウントダウンで迎えたニューイヤー。
その前にはメアリーの手料理で迎えたアンガスはじめての
心のこもったXmasディナー。
トレーラーをくっ付けて「ハートン校」を去るハナム先生の古い車。
ウイスキーを口に含んで、窓から吐き捨てる。
「又な!!」
「うん、又な!!」
アンガス君よ!!
ハナム先生の恩を忘れるなよ!!
人生は至る所に「陥穽有り」
ハナム先生の座右の本「自省録」
あまり効き目が、無かったですね。
ラストは苦かったけれど、感動した。
共感とコメントありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
コメントいただいた通り、メアリーがとてもよかったですね。パーティの場面での涙。校長室前で、そっとアンガスに差し伸べる手。強く心に残りました。
琥珀糖さん 明けましておめでとうございます(*ᴗˬᴗ)”今年もよろしくお願いします
こないだWOWOWでもやってたようで、気づいたらもう終わってたのですけど もう1回観たい映画です
琥珀糖さん
いつも共感いただいてありがとうございます。
観て終わった後は
心暖かい気持ちになりますね。
今年ももうすこしで終わります。
よいお年をお迎えください。
こんばんは♪
共感コメントありがとうございます😊
今そちらは☃️が降っていますか。
こちらは30日はわりと暖かく過ごせましたが、寒さ厳しい😥です。
本作舞台の雪も大量でしたね。
今年もあと一日、
来年もよろしくお願いします🙇