猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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エイプたちに感情移入!
の惑星聖戦記から7年ぶりの新作。
久しぶりすぎて復習してから鑑賞しようか迷いましたが、シーザー亡き後、300年経過した世界の話と聞いて復習無しで望みました。
正直まだ作るの?って気持ちもなきにしもあらずでしたが、始まって10分足らずですっかり世界観に没入。
エイプ達はより知恵がつき、集落を築き家族と共に幸せに暮らしている。人間達は言葉を失い、数も減り、もはや希少生物となった世界。
猿が支配する初代の猿の惑星の世界観に近づいた感じで、所々で初代を思わせるシーンも。
とにかく映像が美しく、次々に場面展開していく中で、失った文明の痕跡を残した壮大な世界観が素晴らしかった!
そして、表情豊かに生き生きとしたエイプたち。始まった段階では見分けもつかないエイプたちですが、それぞれ個性豊かでそんなエイプ達に感情移入してしまう。
特に主人公のノアは、力も弱く頼りないところがあるが故に応援したくなる。
ストーリーとしても、最初から最後まで緊張感溢れる展開に中だるみするスキが全く無い。
猿の惑星を知らないと敬遠してしまいそうですが、意外と万人受けする作品だと思います。
個人的にはかなりオススメですね☺✨
今回のラストもなかなか考えさせられる結末でした。
人間とエイプ、どちらが悪といった見せ方はしていない分、余計に現代の社会問題に通ずるリアルさを感じました。
きっと新章として、ノアとノヴァを中心とした続編が作られそうな感じですね。
言われているほどシーザーは悪ではなかった!
とんでもない!
最低の悪は、ノヴァであろう!
そんな混乱をさせるほど、
ストーリーの出来が悪く、緊張感や高揚感に乏しい画面に落胆してしまった。
また、このシーザーは下記ほどの悪ではなく、悪が不発で伝わらなかった。
[強烈キャラ]
このプロキシマス・シーザーを観るだけで、
映画館へ行く価値がある…映画史に刻み込まれる“暴君”が爆誕した!
世界中の観客を狂わせる傑作には、大暴れする悪のカリスマがいるもの。
例えばロキ、サノス、ダース・ベイダー、ヴォルデモート、ジョーカー、両面宿儺、鬼舞辻無惨、フリーザ、カイドウ、鶴見中尉、キング・ブラッドレイ、クッパ、ゾーマ、セフィロス…これらと並ぶほど魅力がぶち溢れているのが、
本作のプロキシマス・シーザーなのだ。
もし、ノヴァがさらなる大悪の主役となるなら続編を見てみたい。
(o^^o)
猿の惑星 キングダム
劇場公開日:2024年5月10日 145分
名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」に続くシリーズ第4弾。
300年後の地球。
荒廃した世界で人類は退化し、高い知能と言語を得た猿たちが地球の新たな支配者として巨大な帝国「キングダム」を築こうとしていた。
若き猿ノアは年老いたオランウータンから、猿と人間の共存についての昔話を聞かされる。
ある日、ノアは人間の女性と出会う。その女性は野生動物のような人間たちの中で誰よりも賢いとされ、猿たちから狙われていた。
彼女と一緒に行動することになったノアは、本当の人間を知るうちに、キングダムに違和感を抱き始める。
「To Leslie トゥ・レスリー」のオーウェン・ティーグが主人公ノアを演じ、
ドラマ「ウィッチャー」シリーズのフレイヤ・アーラン、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシーが共演。
「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール監督がメガホンをとった。
猿の惑星 キングダム
劇場公開日:2024年5月10日 145分
300年過ぎて、以前よりも言葉や道具を使えても、リアクションが全部...
300年過ぎて、以前よりも言葉や道具を使えても、リアクションが全部猿なのが、この程度の年月では、種としての進化はしない事を示していてスゴい。
シーザーのマークが意味する逸話が全く伝わっていないのが切ない。
人類の状況が正直おかしい。
オリジナルの話に繋がるまで、あとどれほどの年月が…
ほぼ猿
リブートされた猿の惑星3部作あとの物語なので、3部作の主人公が人間世界との共存を望んでた猿シーザーということくらい覚えておけばおさらいしなくていいかも
オリジナル一作目っぽい感じもあり、面白かった
しかし猿が支配した世界なんで人間はほぼ2人しか出てこないけど、猿のVFXの演技は完成されてて感情に訴えた
猿の王様のいかがわしさと
小猿が可愛かった
成長と進化の物語
正直な気持ちを告白すると、予告を観た時点で私の期待感はかなり薄かった。某恐竜映画シリーズがただのモンスターアクション映画に成り下がっているように、「猿の惑星」シリーズも大味なアクション映画になっていってしまうのかなぁ、という悪い予測しか感じなかったのだ。
結論から言うと、「猿の惑星/キングダム」は予想より遥かに面白く、猿が人間を支配する世界観の中で、「進化とは?社会とは?」を問いかける哲学的要素を失わず、新たな主人公として登場したノアの成長の物語でもあった。
1968年のオリジナルや、2011年公開「創世記」からの3部作を観ていなくても大丈夫だが、作中で語られるシーザーの存在や、オリジナルを思わせる海岸のシーンなど、シリーズへの愛とリスペクトを感じさせる作りも好感が持てる。
また、今作はエイプの主人公ノアの他、ノアと行動を共にする事になる人間の少女、という二人の視点を持って映画の世界を捉えることが可能だ。
エイプの社会、エイプの文明、エイプの考え方が前作から300年ほど経過した今作の世界でどのように変化し、進化し、分化していったのか?という面も興味深いが、人間の少女の視点が入ることで、退化し野生化した人間への目線が一層もの哀しく感じられる。
それでも主軸になっているのは、エイプの青年ノアの成長と進化の物語だ。「猿の惑星:創世記」を観ている身としては、ついついエイプをシーザー基準で考えてしまうが、シーザーはかなり特殊な状況のエイプだし、人間が栄華を誇った時代の文明水準を経験したエイプである。
対してノアは、人間文明と訣別し、更に独自の文明を築いたイーグル族の青年だ。彼はイーグル族の文化しか知らず、事件をきっかけにそれが世界の全てではないということを知り、成長の中で自分とは全く違う他者へ寄り添うことを学んでいく。
私は鑑賞中全く思い至らなかったのたが、一緒に観に行った旦那は「ノアは何度も何度も落ちるシーンがあるけど、それでも登り続ける。進化っていうのは、先人の置き土産をそのまま頂いて達成するものじゃなくて、自分で何度もチャレンジして達成することなんだっていうメタファーなんじゃないかな」と教えてくれた。
そう考えると、旅の中でオランウータンのラカが道すがら話していたことも納得がいく。「人間は足で物を掴めない。だから木から落ちた時、足でぶら下がることが出来ない。二本の手しか掴まれない人間より、四本で掴まれるエイプのほうが対処しやすい」というようなことだったと思うが、それは失敗に対するスタンスの話なのだ。
なるべく多くの手段や、違う道筋、第二の目標を持っていたほうが、いざ失敗したり頓挫した時切り替えやすい。「必要ない」と切り捨て過ぎた場合、リカバリー出来ずに奈落の底に沈むことになる。
更にそこから考えられるのは、今現在の世界での人類の進化も「選択と集中」から「多様性」の社会ヘの変革の時期に来ているということである。
産業革命以後、効率化を突き詰めて発展してきた人類社会だが、行き過ぎた効率化は「最強コスパ」や「タイパ至上主義」のようななんの面白味もない正解のみを求める姿勢を生みだし、しかも大多数が盲目的に追従するどうしようもない閉塞した時代へと突入した。
だが地球に住んでいる限り、一点のみを極めた究極の生活は安泰ではない。気候変動や地殻変動、未だ人類がコントロール不可能な領域で変化が起きた時、我々を救ってくれるのは第二、第三の選択肢だ。
その為に、多様性は常に必要なのだ。多様な生き方が許容され、「正解」ではない生き方をしている人々が存在するからこそ、そこから学び、新しい生活のヒントを得ることが出来る。
エイプにはチンパンジーもオランウータンもゴリラもいる。「一緒なら、強くなれる」という言葉は、単なる頭数の強さではなく、他社へ寄り添い他者を尊重する多様性への希望の言葉なのである。
世界観は違って感じたが
主演猿優ノアがどんどんカッコよくなり猿じゃなくていいやん普通に最高に面白いアクションムービーだった
諦めず自分達を信じて唄うシーンは感動感動
同じ猿系でもこちらの方が映画館でと思いました
ぜひトムクルーズとレッドカーペット歩いてください
満足満足
豚の惑星‼️❓動物王国の未来やいかに‼️❓
ドルビーアトモス、東宝最大画面で鑑賞。
前半、何の動物番組ですかと思わんばかりの、猿世界の日常で、寝落ちしそう、もうあかん。
最後の半時間が、ようやく猿の惑星、スリリングで、最後には意外な出来事が。
でも、ヒロインの人間女子が素晴らしい、容姿も演技も素晴らしい。
元々かなり非科学的な内容だけど、今回はリアルに寄せようとするところは好感度が高い。
余談ですが、進化的には、人間は猿より豚に近いことが、最近、判明した、だから、代替的処置として人間に豚の臓器が移植されている、のだ。
横道に逸れたが、どうして本格的な映画に出来なかったのだろうか、多分、予算の都合だろうか。
最後の半時間は、名作映画でした🎞️🎟️ありがとうございます😊😭
この先、映画はどう進化するのか。
もはや実写とアニメ(超リアルなCGで作られたアニメ)の境界はなくなったと言っていいのではないでしょうか。
ストーリー云々より、その映像を見るためだけでも料金を払う価値があります。
映画って、この先どうなるんだろうと思わされました。
ずいぶん前、歳をとっても好奇心旺盛だった父と「キングコング」を見に行ったことがあります。その映像に驚いてとても喜んでいました。
父にこの映像を見せたら何と言っただろうと思いながら見ました。
このシリーズの前の分を見ていなくても充分楽しめる作品です。
それぞれに正義あり
過去作に比べて最高のエンターテイメントに仕上がっていますが、ストーリーは少々薄味。もう少しドス黒いヒトと猿の関係性を求めていたのかもしれません。
しかし、突きつけるテーマは深く答えが見つからずモヤモヤ。
牧歌的な猿社会、猿キングダム(王国)、正体不明のヒト社会。
3つの社会を対比して、どの組織に共感できるかと問われた。
キングダム(王国)は悪なのか。No.多少荒っぽい手を使うがそれは人類も辿ってきた道のり。対して猿の牧歌的な村社会も、そんなにお気楽で良いのか。ヒト社会も、未だ御先祖様の栄光にすがりついている。
それぞれに言い分があり正義もある。過去作のテーマであった核兵器批判や人種間差別、動物擁護などに対し、今作はどこに軸足を置けば良いのか。
悩ましい。
一晩眠って、明日もう一度考えてみよう。
イケメン猿バトル(T_T)目新しさはあまりなし
前半のモンキーバトルアクションは迫力ありワクワクしましたが、シナリオはどんでん返しや驚きはあまりなく残念。
オランウータンはやっぱり可愛(笑)🦧
今までが結構面白かったので、期待しすぎたかな。
次回が心配
あれから56年、進化するCGにただただ感動
小学生の時にチャールトン・へストンの猿の惑星を観て大興奮し、学校でそのすごさを言い触らしクラスに一大ムーブメントを巻き起こしました(懐かしや)。早川書房の原作まで買って読んだほどです(結末違うんだよね)。それから56年という歳月が流れ、今日はCGの進化っぷりにただただ感動させられました。56年前もエイプ達の自然なメイクには驚かされましたが、人類の進化はまだまだ止まらない。この映画でのエイプの表情など、何から何まで自然で、彼らのそれぞれの個性まで伺え、知性あるエイプのリアル感は半端ない。また、エイプ達が飛び回る山々や断崖絶壁の迫力と美しさにも心を奪われました。これもリアル。
ストーリー?普通に面白かったかな。人間とエイプとの共存は可能かと問われれば…難しいだろうね。
「猿vs人間」の逆転を普遍的に描いた《文明批評的傑作》
上質な映画。とても良かったです。
「猿の惑星:聖戦記」で死んだリーダー・シーザーの火葬から始まり、
300年後に遡ります。
衝撃的なラストと盛んに煽っていますが、
1968年の「猿の惑星」を超える衝撃はもはや無理ではないでしょうか?
ラストは西暦何年?
途端にSFが前々前世的に変わり
時代が後退したのか進行したのか分からない意味での衝撃はありました。
そして、
映画のテーマが「クワイエット・プレイス」の、
【音を立ててはいけない】設定と、
【言葉も考えることも奪われた人間】・・・
「猿の惑星」のラストとも近いシーンがみられ、
微妙にクロスオーバーしてる気がするのは、
私だけ・・・でしょうか!
少女のノヴァはやはりずる賢い人間の一味でした。
「野生のエルザ」ではなかったですね。
「猿の惑星」第一作は1968年。
知的で二足歩行に洋服を着た猿は、言葉を話します。
その惑星に不時着した宇宙飛行士のチャールストン・ヘストンは、
捕らえられて、小突き回され裁判にかけられる。
そこには白人女性が1人いて、その女の名前はノヴァで、
ノヴァは話せない人間だった。
(ノヴァは「猿の惑星」のシンボル的名前でシーザー同様に継承されている)
ノヴァを白い馬の後ろに乗せて新天地を求めて
チャールストン・ヘストンがたどり着いた場所。
そこには横に倒れて朽ちた「自由の女神」の上半身が!!
そこは【地球】だったのです、
というラスト!!
第一作から引き継がれているのは、
「猿と人間の立場の逆転」
新薬で変異した知能の高い、話せる、文字も読める、教養もある・・・
猿たちのリプート3作品。
「猿の惑星:創世記:新世紀:聖戦記」
この3作品はかなり難しくて頭が痛くなりました。
今作はその300年後の設定。
猿の王国=キングダムの王様・プロキシマム・シーザー。
海辺にテントをたくさん張った万博のパピリオンみたいな王国を築いて、
独裁者として君臨している。
カリスマ性があり、
「ワンダフル・デー」と演説する姿は某元大統領を彷彿させる。
そんなにむやみやたら殺さたない。
残虐性はほどほど。
この映画の主役はイーグル族の若きリーダー・ノア(オーウェン・ティーグ)
心優しきノアは瞳だけで感情を表現する。
時に涙ぐみ、悔しさに歯噛みする。
親想いで仲間思い。
父親の族長から「絆の日」に後継者として指名されるはずだった。
所がキングダムの王様・プロキシマム・シーザーの軍団が、
《鳥の巣状》に空へと築かれた木々の山々を根城とするイーグル族
を急襲する。
その村を焼き払い、ノアの父親の首長は殺されて、兄弟姉妹・
恋人まで連れ去られる。
運動能力と跳躍力に優れたノアは、1人だけ逃げ伸びて長老の
オラウータンのラカから、昔、昔、存在した人間の科学者に愛されて育ち
野生に戻り猿たちのリーダーとなった《初代シーザー》の話を聞く。
初代シーザーは人間と猿が、【共存共栄】出来るの信じるリーダーだった。
そんな時、長老とノアは人間の少女ノヴァと知り合い
行動を共にする。
人間族が退化して話せない、読めない、原始人化した中で、
猿ウイルスに侵されなかった生き残りのメイ
(フレイヤ・アーラン)
彼女は高い知能と【ある秘密】を握っていた。
メイは本能的にノアを信頼してラカと仲間になります。
この映画「キングダム」では、人間はネアンデルタールの原始人です。
猿の長プロキシマス・シーザーは高度の文明を持つ
「キングダム」を海辺に築いている。
しかしその奥の方にコンクリートで聳え立つ【箱】があるのです。
それこそ退化して死に絶えた人間の置き土産。
シーザーが家来を使って力任せに引っ張ろうと、爆破しよとしても
びくともしない。
しかしノヴァ(メイ)はそこの場所の秘密を知っています。
ノヴァの一言、
「本が見つかれば、」
「全てを元に戻せる」
意味深ですが、ここだけネタバレせずには伏せておきます。
私が通うTOHOシネマズすすきのは、Dolby cinemaでの上映でした。
音響そして精緻な映像美に没入間は半端ないです。
集中できます。
涙ぐむノア。感情豊かで優しい真のリーダー。
イーグル族の名は鷹(イーグル)から来てて鷹を育てて、海や川から鷹は魚を
捕獲してきます。
それを干したりして食糧にしているし、鷹のリーダーのイーグル・サンは
ノアのお父さんの守り神。
ラストでイーグルたちが、とてつも無い大きな働きをするのも見事でした。
「猿の惑星」
人気シリーズで10作品目。
私は一作目を復習してリプートの3作品は見てますが、
今回「猿の惑星:聖戦記」を復習しました。
モーションキャプチャーのキャストは目と顔の表情で全てを表現。
猿の動きで表現する人気シリーズです。
ラストまで観てジーンと胸が熱くなり、高揚した満足感に包まれました。
ちょっとだけ、芸術作品に浸った気分になる映画。
猿は猿のテリトリーを守り。
人間は人間のテリトリーを守り、
決して侵害せずにいれば、
【共存共栄】は成り立っと思いました。
そして、
続編も見たいですね、
衝撃のラストシーンのつづきを!!
「猿の惑星」シリーズが56年も続いていることは
今も新しいテーマ・・・
考え方、民族、肌の色の違う人間そして、【動物】
も含めて、共生出来るのか・・・
それを追求しているのが胸を打つのかもしれません。
前作はタイトルくらいしか知らないまま見たけど、 そこそこ楽しめた ...
前作はタイトルくらいしか知らないまま見たけど、
そこそこ楽しめた
オランウータンはやっぱり悪役には向かないよね、そうだよね、
って思った
エンドロール後の映像ナシ
メイズランナーの監督とゆう事であまり期待はしてなかったがチャールトン・ヘストンの猿の惑星の音楽を少し使ってたのと人形が泣くシーンは懐かしく思った。センスがいい監督だと思う。次作が楽しみである。
後半だけ7.8割カットで‼️
前半なかなか面白かったのになー。テンポもいいし、闘争もので構図も分かりやすくて良かった。後半になるとちんたらで、無駄な尺ばかり。あれは7.8割カットで問題ないかと!で時間も2時間で収まるよね(笑)
なんか、勿体無い。でも最後も良かったから甘く4.0ね😹
構図は猿対人間かと思ったら、結果、猿&人間vsコングだったね。(笑)
次回作にまた期待!
猿の国王が「良い人」に、人間の少女が「悪い奴」に思えてしまう
主人公のチンパンジーとオランウータン、そして人間の少女が出会い、共に旅をする前半は、それぞれのキャラクターのアンサンブルが面白く、それなりに楽しめた。
ただ、猿の「王国」が舞台となる後半になると、色々と違和感を覚えることが多くなり、物語に入り込むのが難しくなる。
まず、本作のヴィランである猿の国王だが、そんなに極悪非道な暴君ではなく、憎むべき敵と感じられないのは気になった。
昔、人間が地球を支配していたことを知る彼が、人間に警戒心を抱くのは当たり前だし、猿の世界を守るために、人間の武器を手に入れようとするのも当然のことなのではないだろうか?ましてや、彼は、私利私欲をむさぼったり、配下の猿たちに理不尽な圧政を敷いている訳でもないし、知性を持つ人間は手厚く遇し、自ら教えを請おうとする向学心すら持ち合わせているのである。
いくら拉致された猿たちを解放したいからといっても、そんな国王に歯向かい、人間に味方する主人公の行動には、今一つ共感することができなかった。
人間の少女にしても、武器庫から通信機のチップを奪取することが目的であるならば、猿の追っ手から逃げ回るのではなく、始めからおとなしく捕まって、王国に潜入すればよかったのではないかと思ってしまう。
やがて、任務のためとはいえ、仲間である人間を手に掛けた頃から彼女に対する不信感が募りだし、ラストで、彼女が、猿たちを利用しただけのしたたかでずる賢い人間であったことが判明すると、なんとも釈然としない気持ちになってしまった。
彼女のような、知性を持った人間の出現という、本作の一番のサプライズについても、そのような人間が昔からずっと生き延びていたのか、それとも一度失われた知性がまた蘇ったのかがよく分からず、モヤモヤさせられた。
前者だとしたら、猿に対して、とっくの昔に反転攻勢を仕掛けていたはずで、なぜ、何百年もたってから衛星通信を回復させたのかが分からないし、後者だとすると、武器庫の構造や通信装置等に関して高度の知識を有しているのは不自然で、とてもゼロから学び直したとは思えない。
その他にも、武器庫の入口が、海のすぐ近くの、しかも海面よりも低い場所に設置されているのは、どう考えても理屈に合わず、もしかしたら潜水艦でも隠されているのかと思ったが、まさかの戦車が格納されていて驚いてしまった。これでは、クライマックスで水没させるための、ご都合主義の設定と捉えられても仕方がないだろう。
それから、猿と人間とが共存へと向かう糸口が、最後まで示されなかったのは予想外で、仮に続編に持ち越されるのだとしても、そうした展開がなかったことは、本作の一番の違和感であり、物足りなさでもあった。
「猿の惑星」??
映画マニアではない一般人の感想です(初代作以降に続編が複数有ることも知りませんでした)
ネタばれ無しで語ると、このストーリーだと人類は別に登場する必要がなく別の生命体でも代替表現が可能
隆盛を誇った一生命体群が他の生命体に取って代わられ進化の道から外れたというのは生命誕生以来常に繰り返されてきた事象でありましょう
また、「猿の惑星」とは種々の伏線回収やドンデン返しを期待させる作品ではないかと勝手に思い込んで鑑賞しましたので予想外とは言えないサッパリしたエンディングだったなという感想を持ちました
「うーん、こう来るかー」という初代作のような感想にならなかったのは思い出補正によるものでしょうか
SFでも抒情詩でもないストーリーなのでVFX好きな方なら楽しめるかなと思います
勢いのある映像表現ではあるので映画館で見ることをお勧めしますが肩ひじ張らずに「見られるタイミングで見てみるか」といったスタンスでよいかと思います
チンパンジーvsゴリラ
猿の惑星の最初のシリーズは全部見てますが、リブート版は今作が初見。
SF的な魅力はあまり感じなかったですが、映像の進化はなかなかすごい。
正直、エイプ達のやり取りやストーリーはつまらなかったんですが、リアルを超えてるかも?と思わせるCG映像の凄さで無理矢理見せられた感じですね。
ジュラシックパークでCG恐竜のリアルさに度肝を抜かれましたが、それから約30年ですか。
今では表情豊かな霊長類でも全く違和感がありませんね。
ストーリーがつまらなく感じたのは、エイプ達の帝王シーザーが只のジャイアンで、あまり脅威を感じられなかったのが原因かな。
あの程度では次回作ですぐに人間側に逆襲されそうな雰囲気です。
最近流行っている人類の敵で言えば、進化したAIやロボ、「三体」などの宇宙人もので、言語が喋れる程度に知能が向上したサルではちょっと弱いかな。
映像の進化に貢献した作品としては支持します。
シリーズ再開?人種差別主義から「同和」に至る
4番目の作品だが、人物は新しくて前の世界観は同じなので、前作まだ見ない人と前作を見た人両方とも鑑賞オーケー❗️
だが、二週間前のゴジラ・コングの物語と似ている所があり、飽きっぽい感じがあるかもしれない。時間は長いけど、見れば面白くなれると思う。他の作品に比べて、このシリーズの人と猿の共存の命題を考えるのが魅力的な所だと思う。
そして、猿の中にも「独裁」の人種主義者があり、共存を求める主人公との対立しつつ、全体主義から団体への損害を表す。隠された対立が深くなる武器はどうなるか。更に主人公は「一般人」からの成長も良い所だった。
最後のシーンから考えると、人は裏に野心や殺意がなければ 異種にも共存できるだろう。
全318件中、281~300件目を表示