「「人情」こそが「尼ロック」」あまろっく 105さんの映画レビュー(感想・評価)
「人情」こそが「尼ロック」
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「人情」こそが「尼ロック」
庶民にとって「人情」はセーフティ・ネットの機能を持っていると言えるでしょう。
水害から尼崎を守る尼ロックの存在は、決して裕福とは言えない庶民にとっての「人情」みたいなものなのだと感じました。
優子が近松家のあまろっくになると決意しましたが、実は、ひとりひとりが既に誰かのあまろっくになっているんですよね。
「家族」は救いにもなるし、呪いにもなる。
サキの境遇はまさにその家族の2面性を描いていて、この映画の隠れ主役みたいでした。
中条あやみは好きなんですけど、二十歳にはどうしても見えなかった(笑)。
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