「バカして笑ってる意味。」あまろっく SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
バカして笑ってる意味。
通称「尼ロック」と呼ばれる尼崎閘門(水門)、その水門(水害から)に守られてる町に住む近松家の話。
仕事は出来るがパワハラがちの39歳優子、それもあってか突然のリストラで実家に戻る事に、笑って迎え入れてくれる父竜太郎との生活に戻る、母は19年前に他界…、しばらくすると竜太郎から再婚する事になったと打ち明けられ、優「まだ住ませてもらえるなら…」、竜「あたりまえやろ」で再婚相手に会ってみたら39歳優子より若い20歳の早希だった…。
始まって早々アヒルボートに乗る家族3人の姿から「あっ!これ好きな雰囲気、作品!」で終始ワクワクで楽しめた。
ちょっと人とのコミュニケーションが苦手で素っ気ない感じの優子と、いつもニコニコ笑ってバカやってる竜太郎と、家族団欒ご飯は家族で食べようと明るく振る舞う早希だったけど。
ざっくり書いたら、いきなりこられるとちょっとな優子と、最初から懐に入ろうとする早希の真っ直ぐな性格で噛み合わないんだけど、マラソンへ逝った竜太郎の事もありで…、二人の関係性がいい方へ変わり、早希の家族を思う気持ちが本気と分かった優子もいつの間にか早希の存在が大きくなってて。
早希の家族団欒を夢見る理由と竜太郎のいつもバカやってた理由が分かった時には涙。
鶴瓶さん駿河太郎と親子共演(笑)
一緒のシーンはなかったけど。
とりあえず温かい家族ドラマで終始面白かったです。
今晩は。
お久しぶりです。
今作、先週鑑賞予定だったのですが、本日漸く鑑賞出来ました。
個人的にとても好きな作風で、”Perfectdays"以来の5を付けました。
私はイロイロな作品を観ますが、今作は”Perfectdays"以来のカタルシスを数シーンで感じたので5にしました。
もう一作観たのですが、コレマタとても好みの作品で、自動車を一時間走らせた甲斐がありました。又、別作品で遣り取りしましょう。
ところで、最近酔っ払いNOBUが出現しないのは、流石に内臓をヤラレテ禁酒状態だからです・・。では。