「その打ち明け方は、ツボです」あまろっく bionさんの映画レビュー(感想・評価)
その打ち明け方は、ツボです
鶴瓶と江口のり子であることが全面に押し出されているから、笑っちゃうし、ほろっときてしまう。
60過ぎの町工場経営のおっさんの再婚相手が、20歳の美人?
そんなファンタジー設定も、演者の力量で飲み込めてしまうから不思議。中条あゆみも2人に負けない顔圧で頑張ってます。
家族に対しては、自分のできる範囲でしか関わらない。そんなドライな考え方を持っているから、ことさら家族を強調する早希にはイラッとするし、優子の決断に共感してしまう。
だけど、お約束の大団円を受け入れてしまう自分には、昭和的家族へのノスタルジーがあるのかもしれない。
「何が起きても、人生は楽しまなあかん」竜太郎の言葉は、阪神大震災を経ているからこそ、心に響く。トラブルが舞い込んできても、竜太郎イズムで頑張ってみよう。
そのタイミングで、大事なことを打ち明けますか?
鶴瓶と江口のり子とも大爆笑でございました。
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