九十歳。何がめでたいのレビュー・感想・評価
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昭和を感じた感動の秀作❕
最初から最後まで、役者さんがぴったんこカン★カン、ハマってましたね。
犬のシーン大泣き💦😭💦恥ずかしい。
40歳以上の人は納得かな?。
若い人は、パワハラ、セクハラ感じて面白くないかも(・・?
でも現代劇としては最高の部類に入ると感じました‼️
ファイヤーなんてダサい!死ぬまで働く
執筆業に定年は無いし、さほど体力を使わないから続けられるがサラリーマン、OLには難しい。
誰もがこうなれるわけでは無い。
死ぬまで働くというのは、死ぬまで他人から必要とされるということ。
幸せだよね。
平和で、心穏やかに観ることができる作品です。これ意外と得難いかも。
前田哲監督作品は、最近では「老後の資金がありません」とか「水は海に向かって流れる」とか。「老後」はドタバタコメディ寄り、「水」はロマンチックコメディ寄りだった。品がよく、心穏やかに観ることができるところが共通。逆にいえばアクがなく味が薄いともいえる。
本作も同様。佐藤愛子は90歳を過ぎてからのエッセイはさすがに戦闘性が薄れてきたが、元々は歯に衣着せぬもの言いで有名な論客。この映画でも佐藤本人および家族の写真がふんだんに出てくるが(年賀状の写真など)本物はかなりケレン味が強い感じを受ける。それが役者による映像になると、草笛光子、真矢ミキ、藤間爽子の母娘孫でぐっと品が良くなるところが面白い。
草笛光子という人はSKD出身で、お嬢様女優ということでもなかったが芥川也寸志と結婚していたこともあり何処か都会的な印象がある。
本作でも品がよく可愛らしい高齢者を見事に演じていて、佐藤愛子本人に似ているかいないか、読者の持つイメージと合っているかどうかは別として、とても魅力的なのである。
繰り返しになるが、本作品は品の良い、平和な、心穏やかに観ることができる作品です。まあ映画で嫌な気分になる必要はないものね。
超オススメ!竹を割ったような痛快作品!!
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まずこれを言わせてください
「草笛さんのエネルギッシュな演技に拍手!」
この役は草笛さんしか考えられません!
元気でパワフルで恐れ入りました…
三十そこらの若輩者の僕より全然元気です
足腰丈夫!声もよう出る!びっくりしました
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佐藤愛子さんのことは存じ上げなかったのですが
あの本の表紙とタイトルは知っていました
にわかに知っているということは
当時相当なブームを巻き起こしていた、
ということなのでしょう
劇中で紹介される一つ一つの話が胸に刺さり
その度に僕は泣いてしまいました
この作品のよいところは
泣けるだけでなく笑える場面も盛りだくさん!
連載の説得に菓子折りを持って
やって来る編集者のことは追い出すのに
お菓子はしっかり受け取るところとか…
もう本当いろいろあります
(ぜひ劇場で楽しんでください!)
利便性を追い求め続ける僕たちや世の中に
「喝!」も飛んできてハッとさせられます…
ラストの会見シーンも号泣でした!!!!
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佐藤愛子先生のお人柄と同じように
まどろっこしさなしの竹を割ったような作品!
どストレートに「スコォーン!!」と
胸に届きますっ、というかブッ刺さります!
気になってるって人は絶対観てください!!
後悔はしないです!しないと思います!!!
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90歳過ぎてもバイタリティがすごい
作家の佐藤愛子は、90歳を過ぎ、断筆宣言して人づきあいも減り、毎日、特にする事もない生活を送っていた。そんな彼女のもとに、編集者の吉川がエッセイの執筆依頼をしてきた。最初は断っていたが、書き始めると、怒りのエッセイが大反響となり、愛子の人生は90歳にして大きく変わり・・・という事実を基にした話。
実話ベースで実際に90歳の草笛光子が愛子役をされてるだけで素晴らしいと思う。
佐藤愛子さんの本は読んだ事ないけど、映画の中で言ってたような事が書かれてるのだろう。バイタリティがすごいと思った。
編集者・吉川役の唐沢寿明、娘・響子を真矢ミキ、孫・桃子役の藤間爽子、吉川の妻役の木村多江など、素晴らしい役者が揃ってて、みんな上手かった。
愉快で爽快!
いい人ぶらない.
周りの目を気にしない。
憎まれ口たたくが可愛げがあって清々しい。
元気に趣味をもって、その日その日を楽しんで生きていきたいと思いました。
仕事してる私にとって、肩の力が抜けるような映画でした。
長生きする秘訣とは‼️❓
佐藤愛子の随筆の映画化、皮層的です、まあ、作り話でしょうから、ほとんど。
変装癖はエンドロールで流れますが。
余談ですが、長生きする人を統計的に分析すると、遺伝子と運、だそうです、病気になる遺伝子が少なく、事故や事件に巡り会わない、生まれながらの星と幸運の積み重ね、味気ないですが、真実でしょうか。
でも、佐藤愛子さんや瀬戸内寂聴さんなどを分析すると、長生きしてる人は、自己中でエロが半端ないそうです、それは参考になります、映画館でも元気な高齢者は映画中でも大声で雑談、スマホ使い放題です、元気で微笑ましい😀長生きするでしょう。
編集者のおじさんも自己中で楽天家、一人でも長生き出来る、真似したくないけど。
ところで、草笛さん、元気ですね。
石田ひかるの病院の人の態度、こんな人いるんでしょうか、なんか偏見感じます。
のんびりしてて、ほのぼのしました、オダギリジョーの電気屋さん、エアペイ使えるんでしょうか、あ、CMか。
たまには、何も残らない映画もいいもんです、ありがとうございました😊
犬のシーンが泣けたU^ェ^U
草笛&唐沢の演技がとても面白かった。
他のキャストも豪華で良かった。
90歳ではなくても、こういうことあるあると笑える内容がチラホラあった。
一番印象的だったシーンは飼い犬の話。
自分が昔飼っていた犬を思い出して泣けた。犬の表情が忘れられない。
見終わった後、こんな風になら長生きしたいと思える映画だった。
100歳編も観てみたい。
上級国民のおめでたい人たち
お金があって、娘や孫と同居して、足腰が丈夫で、綺麗で上等な衣服があって、美容院に行く余裕があって、庭でバーベキューができて、本当におめでたい人々のオンパレードだ!と思った。
十分めでたいでしょ
佐藤愛子さんが90歳で執筆したこと、草笛光子さんが90歳で演技してること時代が変わったんだなぁと思い感激。あんな90歳ならなってみたいと思わせてくれた。
編集者が曲者でありながら真っ直ぐで痛快。
そういえば、頭で考えてることって年齢重ねても若い時とあんまり変わってないな。
母のこれからと自分の老後を考える…
映画を観ながら高齢になる母にも観てもらい、前向きに元気に過ごしてもらいたいなと思いつつ、自分自身の母に対する接し方にも改善が必要だと感じさせられました。
草笛光子さんは90歳とは思えないくらい声の張りがありパワフルで、唐沢さんとの掛け合いも素晴らしかったです。草笛さんと同世代やこれからその世代に突入していく方たちの為にも、この先も元気でお芝居を続けていただけたらと思います。
唐沢寿明さんも唐沢さんが主演では?と思うほど素晴らしい熱演でした。終盤に娘さんから来る「ありがとう」のLINEが心にしみます。
人生100年時代、65歳で仕事を辞めたとして35年…趣味の1つでもないと愚痴ばかりのダラダラと過ごす日々になってしまいそう。
エンドロールで流れる佐藤先生の美少女ぶりにビックリ。映画でのがらっ...
エンドロールで流れる佐藤先生の美少女ぶりにビックリ。映画でのがらっぱちなイメージはないなぁ。永遠の少女のイメージですね佐藤先生は。
草笛さんといえば、名バイプレイヤーとして、色んなイメージがあり過ぎて…。キビしいけど話の解る教頭先生とか?
似てない二人なのに、これ以外のキャスティングはあり得ないと思わせる。
魂が似ているのかも。
大物感より親近感が滲み出ている感じとか。
若尾文子でも岸恵子でも演じようと思えば演じられたとは思うけど。
でも、あの方達は別世界の人ですもんね~、なんて佐藤先生と草笛さんは話してそう。
90歳の母と観賞
この作品はどうしても母に見せたかった。
草笛光子が母と同い年と知ったのは“老後の資金がありません!”の観賞後だった。この作品の彼女があまりにかくしゃくとして素敵だったので、「何歳なんだ?」と調べたら生年が母と同じと知った。そして、2~3か月?前に本作の予告編を観とき、最近はすっかり老いに関する愚痴が増えた母に見せて、草笛光子に元気をもらって欲しいと思ったからだ。
そして、本作だが「小説家・佐藤愛子のエッセイ“九十歳。何がめでたい”、“九十八歳。戦いやまず日は暮れず”を原作にしたコメディードラマ」となっているが、正確に言えば、それらのエッセイを書くに至った経緯と発表後の佐藤愛子の生き様を面白楽しく描いたコメディー。
期待通りに楽しめたし、期待以上に感動した。
【物語】
数々の文学賞を受賞してきた小説家、佐藤愛子(草笛光子)は、88歳で書き終えた小説を最後の作品と決めて断筆宣言。その後はゆっくり、ノンビリ過ごすと決めて気ままな日々を過ごしていた。しかし、人付き合いも減り、思っていたような楽しい暮らしにはならず、鬱々とした気持ちを抱えるようになっていた。
そんなとき、彼女のもとへ編集者の吉川(唐沢寿明)が訪ねてきて、エッセイの執筆を依頼する。愛子は「書かない」とあっさり断るが、諦めずにしつこく何度も訪ねて来る吉川に根負けする。
吉川に背中を押され、彼女が世の中に対して感じる怒りを率直に綴ったエッセイは人々の心をとらえるだけでなく、書くことで彼女自身が生きる張りを取り戻して行く。
【感想】
文学に疎い俺は、佐藤愛子なんて作家は名前さえ知らなかったし、予告編を観たときは“老後の資金がありません!”的な完全なフィクションだと思っていた。観賞直前に原作者の名前を知り、作品冒頭に主人公の住む家の表札に“佐藤愛子”の名前を見つけて初めて、「あ、これ実話ベースなんだ」と気付いた。
実話ベースなのだから当然だが、(コメディーの脚色はされてはいるものの)リアリティーに溢れている。 冒頭、生きる気力を無くしかけている愛子が言いまくる「・・・が痛い」「・・・したくない」「もう嫌だ」、・・・
老いの愚痴の数々は「あれ、さっき母から聞いた気が・・・」。母の隣で思わず笑わずにはいられなかった。逆に、「90まで生きれば皆そうなのか」と愚痴にうんざりしている自分にちょっとだけ反省(笑)
期待通りの溌溂とした草笛光子を堪能し、唐沢寿明の怪演に笑い、そして最後は泣けて来た。2つの意味で痛く感動してしまったのだ。
1つは佐藤愛子のカッコ良さ。昨年100を迎えて未だ健在らしいが、98で“九十八歳。戦いやまず日は暮れず”を出版したとこからすれば、今もそのカッコ良さは続いているのだろう。エンドロールで映される彼女の写真(きっと90歳時のものだろう)の素敵さったらなかった。
もう1つは草笛光子のカッコ良さ。邦画では90歳の主演は初ではないのか?
90歳にして、この元気、この品、この凛々しさ。
ステキ過ぎる!
この2人のカッコ良さに感動し、良く分からないのだが最後は説明のつかない涙が溢れて来た。
死ぬまで、何か自分に課すこと、目標・目的を持って行き続けることの大切さを教えられた。「いいじいさんなんてつまらない、面白いじいさんになれ」という愛子の言葉は胸に響いた。あんなカッコイイ90歳になれるとは思えないけれど、自分も幾つになっても生き生きと生きられる、目標を何か見つけたい。
母も少しでも、この2人から元気をもらってくれてたらいいなと思っている。
草笛光子さんのド迫力演技に圧倒される!
主演の草笛光子さん生誕90年記念映画ということに加え、
唐沢寿明が久しぶりに映画に出演(w主演といっても過言ではないかと)するのが楽しみで鑑賞しました。
とにかく草笛光子さんは90歳とは思えないくらいハツラツとされていますし、
確かにお年はめされていますが、凛とした佇まいはさすがだなと感じ入りました。
草笛光子×唐沢寿明のコンビネーションというか、掛け合いがすごく面白くて
演劇的な誇張した演技ではあるものの、それがむしろ本作にはマッチしていたように思います。
原作は読んでおりませんが、佐藤愛子さんのエッセイのエッセンスが効いていて、
実に面白い視点でした。
ストーリーも良いし、いろんなことがちゃんと着地はするのですが、
もう少しテンポ良く進んだ方が、面白さが凝縮されるように思います。
私としてはちょっと間延び感もあったので、そこがもったいなかったですね。
たくさん笑わせていただきました。
草笛光子さん、ありがとうございました。
乙事主がブモ〜ッ!
2年前に最後の小説を書き断筆宣言をした90歳の小説家と彼女にエッセイの連載を依頼する編集者の話。
嫁と娘に愛想をつかされた上にハラスメント騒ぎで行き場を失った編集者が、面倒をみてもらうことになった後輩の部署で、頓挫しそうになった小説家佐藤愛子のエッセイ連載の交渉を引き受けて巻き起こっていくストーリー。
断られ続けても手土産を持ってめげずに先生の家に通いやり取りするうちに、何もせずポケッと暮らしていた先生が何だか元気に!?
草笛光子さんも実際に90歳ということだけど、背中も丸まらず足腰もしっかりしているし、声も出るしでホントにお元気ですね。
いろんなエピソードこそあれど、言う事や訴えるものは予想通りという内容で、楽しかったけれどそれ以上でもそれ以下でも無かったかな。
まだカエラが歌ってる途中でしょうが
70代の母と鑑賞。年齢層高いことは分かっていたけれど、40代の自分がおそらく最年少の場内。
配給会社時代に知った、こういうシニア向け映画は平日の興行が強い。
冒頭でなかなかの90歳ぶりを見せた草笛光子さん、エッセイを書き始めてから、編集者とお互い悪態ついたりしながらの二人三脚のうちに、みるみる若返って、いつものお綺麗な草笛さんに。さすが女優さんはすごいなぁ。
ザ・主演俳優の唐沢寿明さんは今回、助演でアップデート出来ない昭和のおっさんを好演、さすがコメディもお上手。
エッセイがベースなので、公園のくだりなどは、数日前に公園でボール遊び禁止のニュースもあって、タイムリーに共感した。
あちこちで本を読んで笑っている人たちのシーンの時は、んな大袈裟なと思っていたけれど、まさか100万部を超えていたとは知らなかった。
こういうコメディは、名のある役者が真面目にふざけてるのが楽しくて、元気が出る。
『バッドボーイズ』とは違うけど、こっちも楽しいバディムービー。
90歳のお祝いなのか、カメオ的に出てくる役者さんたちも豪華。三谷さんはやりたい放題。
おばあちゃんがエンドクレジットで出ていくのは危ないのは分かるけど、まあうるさかった。
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