九十歳。何がめでたいのレビュー・感想・評価
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草笛光子と佐藤愛子と両親を重ねて
歳をとるということがどんなに大変なのか、そしてとかく生きてるだけで素晴らしいなどと持ち上げられる中で、自分を曲げることなく生きていく姿に共感しました。そしてそれは自分の両親の姿、振る舞いにも重なります。
そして何よりも草笛光子の姿が凛々しくてかっこよくて素晴らしい。佐藤愛子を演じたというよりは草笛光子が草笛光子を演じきったドラマでした。
共感!
加速する時代の変化にどう対応すべきか、自分の生き方を貫くべきか時代の流れにあわせるべきか、60代昭和世代の私にはとても共感できる所がありました。
人生の大先輩の、思った事を素直にまっすぐ伝える姿に『大丈夫』と背中を押された気がしました。
笑えてテンポも良く、心がほっこりする映画です。
90歳
戦争を知ってる、その頃から生きてるってすごいよなぁ。もっと不便だった頃、人はきっともっと助け合って生きていて、というか助け合わないと生きられず。でも便利になった今は、、、それが幸せかどうかとはまた別なんだろうな。昔をもっと知りたいなと思ってしまった。
人生は長い。自分の好きな人、もの、ことを大切にしましょう。おそらくそれが一番幸せ。
成功者の教え
アラフィフ世代にも
バッチリハマる作品なので
是非、観て下さい。
余談ですが
錦糸町の映画館で観たんですが
作品が始まるまで
いくつもの
おばさんグループの
おしゃべりが
館内中に
響いておりまして
予告などが静かになると
そのおしゃべりがすごく目立つんですよね
こんな雰囲気は
初めてでした。
しかも
作品が始まり
配給会社のタイトルロゴが出るまで
ずっと喋ってたもんですから
耐えかねた
周りから
いい加減にしてください!(おばさん)
黙れ!(おじいさん)
の怒鳴り声で
ようやく納まりました。
大した話じゃないんですよ
足首が、どうとかの話とかです。
あのおばさんグループは
90歳まで
余裕で生きるなと思いました。
さすが草笛光子さん
全然衰えないを感じさせない演技で90歳にはとても見えませんでした
きっと普段から色々努力されてるんですよね
素直に感服しました
若い方は敬遠しがちな作品かもしれませんが、元気が出る作品なので、見て損はないです
マスコミと共に生きた老人の妄想
不適切にも程があるのような昭和の老人の暴言パワハラ等を期待していったが、テレビ局の検閲が厳しく入っているのか、漂白され平凡。
映像的な見せ場はマスコミ編集の娘のダンス程度で、オープニングから情景描写とは言い難い臨場感のないロングショットが2,3分流されイライラしました。
本買って読んだ方がマシかな〜
90歳なら何を言っても説得力あり
佐藤愛子先生のすごいところは、どこまでもウソがないところなのだろう。達観と言うほど諦めがよいわけではないが、やはり人生の達人のような気がする。われわれ中高年の星のようだが、やはり並外れた表現という手段を持っている作家はすごいと思った。高齢者の愛嬌を持ちながら決して下品にならない草笛光子さんの演技も素晴らしい。
九十歳。何がめでたい・・・と言える幸せ。
草笛光子、1933年生まれ、おふくろと同じ年齢、でも、おふくろはすでに他界。
唐沢寿明、1963年生まれ、自分と同じ学年、還暦 。
真矢ミキ、1964年の1月生まれ、僕がほんの少しお兄さん(笑)、だから還暦同級生。
ふ〜〜〜、ええやん、生きてるだけええやん。
不満言えるだけええやん・・という映画。
草笛光子の立ち姿が、あまりにも「90」には見えないので、
羨ましさばかりが、心の中を駆け巡った映画でしたよ〜〜。
・・・こんな姿でいてほしかった・・・(泣)。
まぁ、でもしかし、
あいも変わらず松竹的なドタバタや必要もない声のけたたましさ、どうにかならないかね。
ということで、『老後の資金がありません』に続いて
草笛光子を拝みに行って、還暦過ぎてもマザコンを自覚するにはいい映画かな(笑)。
何せ、永遠のおかぁちゃんやし!・・百恵の母よ!
草笛光子さん、素晴らしい演技に脱帽!!!
草笛光子さんの演技!素晴らしいです!!!
唐沢さんとの掛け合いも、息があってて観てて最高でした。
内容は、人生の教訓を説得力ある言葉で筋を通す!佐藤愛子さんの言葉!!!素晴らしい!感動です🥹✨
佐藤愛子さんの大きな愛を感じる映画🎞でした。
しかし、草笛光子さん、佐藤愛子さんになりきってたナ!!ビックリΣ('◉⌓◉’)
是非、笑いもあるので、老若男女、みなさんで観て頂きたい映画🎞です。楽しかった( ◠‿◠ )
ハチの件は、ちょっと涙が出ましたが・・・
佐藤愛子さんのエッセイは何作か読んだことがありますが、なかなか割切りのいい思考をする方で、優柔不断で心配性でネガティブ思考の私には新鮮にうつりました。
今回、この作品を観るにあたり、びっくりしたのは、まだ御存命だったということ(失礼しました)、完全に自由で面白い婆さんだったということです。
今年でなんと101歳をおむかえになるということで、やっぱり人生を面白おかしく遊べる余裕のある老人はちがうなと思った次第(それもこれも文化勲章をもらうような売れっ子作家さんは一般ピープルとは段違い)です。
それから吉川さん、妻子に逃げられたといって妻子に媚び諂わず仕事に生きて(活きて)せいぜいやり甲斐を感じつつくたばって欲しいですね、年寄りの後悔なんて百年遅いわ。
まあ、私には本作は典型的な隣の芝生です。
これからの人生の参考に
やはり人は死ぬまで、何らかの仕事があった方が良さそうだなと思いました。
何もしないでいると退屈するだけなので、私も死ぬまで出来る仕事を探したいです。
※追記:エンディングに流れた主題歌は、ちょっと浮いているような気がしてしまいました。もう少しベテランの方にお願いしたかったかな(笑)。
90歳になった作家さん、引退したものの、編集者に懇願されて、再び執...
90歳になった作家さん、引退したものの、編集者に懇願されて、再び執筆することになり。
草笛光子さんの90歳記念作品だとか。
役もあるのでしょうが、振舞いのやんちゃぶり。
歯に衣着せぬお言葉、まるで気の早い江戸っ子気質のような。
肩の荷が下りてゆくような、小気味いい感覚になりました。
モデルとなった、作家・佐藤愛子さんは、既に百歳になられたとか。
佐藤さま、草笛さま、お二人のご活躍に、ただ拍手と敬服です。
驚きの九十歳!
作家、佐藤愛子さんのエッセイを原作に映画化
草笛光子さんは現在90歳だとか。うちの母と同い歳というから驚き!原作者は昨年100歳になられて、なお、お元気とか。スゴい。
間違いない内容で、面白い。所謂頑固老人なのだが、言ってる事は正しい、というありがちにも思えるけど、しっかり作られているから面白い。世間に対する切り口、毒舌。嫌味がないから楽しく見れます。
まぁ、ちょっと過剰な部分もあるけど、基本コメディなので、それ程気にはならなかった。
#九十歳何がめでたい
草笛光子が見事にハマってる
草笛光子生誕90年記念、というクレジットで、思わずニヤリ。彼女の豪放磊落ながら茶目っ気のあるキャラクターイメージが、原作者の佐藤愛子に重なって、見事にハマっている。まさしく今、このキャストでなければ、という企画の勝利。
原作のエッセイに、時代外れの編集者を配置することで、映画としてのふくらみを持たせている。シニア層だけでなく、ミドル層に響くところも。
唐沢寿明はオーバーアクトが楽しそう。たくさんのカメオ出演も嬉しいが、中でも三谷幸喜の好演にはびっくり。
草笛光子の満面の笑みから、実際の佐藤愛子のアルバムへの流れは期待通り。本物の年賀状の写真には笑っちゃうね。
いい爺さんじゃなく面白い爺さん。よしそれで行こう!
佐藤愛子氏の文章に初めて触れたのは随分昔の新聞のエッセイだったか人生相談だったか。その軽妙かつ一刀両断型の男気溢れる文体。でもどこかおっちょこちょいでついツッコみたくなる可愛さ。湿度の低い可愛らしさというのかな。これに一時期とてもハマって、こんな女友達いたら退屈しないな、でも彼女にしたらキツイか…など勝手な妄想を膨らましたものだ。同じく奔放かつ長生きのWet代表瀬戸内寂聴とは対極にある感じかな。
そして久々に再会したスクリーンで「この毒舌オバさんまだ生きとったんかい!」を一辺の違和感も無く体現する本当に90歳の草笛光子女史の熱演!その矍鑠とした姿に爆笑しつつ涙が溢れ、そして己の老後にも幾ばくかの希望を持つのであった。
それはそうと三谷幸喜、あんな喋り方できるんだな。演技力あってびっくり。
『ミドルエイジクライシス』のおっさんの生き方、生き様も伝える物語
6/30、1年の折り返し地点に毎年訪れる誕生日。新たなスタートの日に少し考えるいいきっかけになってくれた映画。人生100年時代、老後をどう生きるか?この物語は唐沢寿明さん演じる佐藤愛子さんの担当ど昭和おっさん編集者の物語のような気がした。『ミドルエイジクライシス』のおっさんの生き方、生き様も伝える物語
個人的な思いですが・・・
佐藤愛子さんが八十八歳で断筆宣言をしたのち、九十歳の時に書いたベストセラーエッセイ集を原作に、今年生誕九十歳を迎えた草笛光子さんの主演で映画化された本作。けっこう映画の口コミ評価が高いので、期待していたのだけれど、まあ、佐藤愛子さんの気っぷの良さと、九十歳で現役バリバリ草笛光子さんの生誕九十歳記念映画、っていう以外は、これといって何もない作品だった。ほんとに何もなかった、としか言い様がない。評価は★3.5かなあ。
せめて、大きな夕焼けでも見つめながら、晩年を生きる佐藤愛子さんの悲哀とか、郷愁とか、そういう人生の晩年に佇むような情景のひとつでもあれば、もっと深まった映画になっていたのではと思った。よけいなお世話かな(笑)。
私は45年ほどまえに、北海道の日高の修験寺院で半年ほど暮らしたことがある。M先生というそれはそれは痛快で同朋磊落な行者さんのお寺だった。その先生の霊能に魅せられたのか、豪放磊落ぶりの人柄に惚れたのか、日高の浦河町に別荘を持っていた佐藤さんは先生の信者さんだった。それで佐藤さんの(一部で有名だった幽霊)別荘にも2度ほどでかけて、お会いしたことがある。シャキシャキとして、淑女っていう感じの、気持ちのよい作家先生だった。
あれから半世紀が近く経ち、M先生もお隠れになり、お寺も今や廃寺となったのだが、いまなお矍鑠と元気に活躍されているという佐藤先生は、ほんと凄いなあと思うしかない。大したものである。そうそう、主役を張られた草笛さんも大したものだ・・・という感想でもある。これは、映画の評論ではないけどね(^^;)
ほっこりした気持ちになる
書く才能のある人って尊敬する。そのトップにいるのが作家だよね。
佐藤愛子さんと草笛光子さん、雰囲気が似ていらっしゃるので、ぴったりの配役。
高級住宅街に娘と孫娘と三人暮らし。うらやましすぎる。作家って儲かるのかなぁ。
くすっと笑ってしまうところもあり(どういう場面かは失念した)、ほっこりするところもあり終始面白かった。
佐藤愛子さんがちょっと自虐的なんだけど、言葉に上品さと知的さがうかがえる。
近所に住んでいるお婆さんになんか似てるなぁなんて思いながら見ていた。近所の人も人生に対して諦めている感じ。「生きていても楽しいことなんてない。」というようなことを以前言われたことがある。今なら「作家の佐藤愛子みたいですね。」と思ってしまいそう。
母に勧めたい映画。ぜんぜん面白くなかったと言われそうだけどね。
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