九十歳。何がめでたいのレビュー・感想・評価
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九十歳。何とめでたい
ちょっぴり涙して、笑って、ほんわかして、楽しい気持ちになって、ホント観に行って良かった!。これで数日は気分上向きで過ごせるわ。草笛光子と唐沢寿明の掛け合いが絶妙でおもしろ過ぎる。最高のキャスティング!。高齢になってもクリエイティブな仕事があって、お金を稼げて、自然体で誰にへつらう事無く生きて、遊び心があって、孫と楽しい思い出作って、素敵!。本も読んでみたくなった。
怒鳴る人は嫌い
草笛光子さんがキュート
この方、こんなに可愛らしい女性とは気づきませんでした。
そして、佐藤愛子さん、失礼ながらご存命なんですね、素晴らしい!
やりすぎでしょ、と思うところ多々あって、声上げて笑ってしまいました。
言いたいことを言って周囲に毒づいて、甘いもの大好きお肉もがんがん食べちゃう
娘と孫娘と暮らしていて、孤独でもないしストレスも少なそう。
はあ、お元気な方はこういう感じなんですね、なんか羨ましい。
愛子先生はばっさり割り切る感じで陰湿なところがないので嫌われないんでしょう、というか、富も名声もある大御所ですからね、皆さん持ち上げますよ。
吉川さんにはツンデレ気味で、良いトモダチみたいでした
愛子先生が家電修理を依頼したら結果的に故障じゃなかったのに出張料を取られた、昔はよかった、と文句言ってたけど、出張者の手間暇かかってる。専門知識と技術と能力を利用し、車出させて燃料もかかってるし、その人の時間も使った。
日本人って形のないもの、専門知識とか技術とかはタダだと思ってるってよく言われますが、形のない自分の「能力」でもって食ってる作家であれば、それこそ形にならないものの価値にお金払うのは当然だとむしろ積極的に払いそうだと思いました。
あと、まあ、便利なものは使えばよいのでは、と思う。
便利なものがあろうがなかろうが頭使わない人は使わないんじゃないでしょうか。
時代遅れの編集者ですが、怒鳴る人、特に怒鳴る男性は私も嫌いです。
怒鳴れば相手は言うことを聞くかもだけど、渋々従ってるだけですから。
よりを戻せないかと聞いたら奥さんに「ありえない、私あなたが嫌いですから」と言われてしまうのは痛快。戻らないままなのが新しくて良いと思いました。
彼も意地が悪いわけじゃないし良いところもあるが、友達ならもしかしたら面白いかもだけど上司とか夫にはしたくないです。
桃子ちゃんのファッションが、TBSとか昭和のホームドラマとかで見かける記号みたいな若者ファッションで、10年くらい前でこんな人いる?と思ってしまいました。
三谷幸喜がノリノリで楽しそうでした。
ライフワークがあれば死ぬまで生きられる
佐藤愛子先生は死ぬまで書くし草笛光子さんは死ぬまで演じるんだろうなあと思いました。
引退して余生を…と周りは言っても、働き者な人は何かしらやるべきことがあった方が長生きするしゾンビ化しないんでしょうなあ。
「やるべきこと」「やらなきゃいけないこと」に費やす時間を歳を取るごとに減らせば良いだけで、ゼロは良くないですね。
そういう学びがある映画はよい映画です。
というわけでこの映画はよい映画です!
それにしても90歳おめでとう!で映画が作られる草笛光子さん、すごーい。お人柄なんでしょうね。
ほんで足腰もすごーい。
88歳で死んだ祖母を思い出すとホント元気な90歳さんですね。
人前にたつような俳優をされている、というのもあるのでしょうが、こんな年の取り方したいですね。死ぬまで生き生き、足腰ピンピン!何かライフワーク見つけよ…
ほっこり
映画でほっこりしたくなったので劇場へ。
タイトルと題材からか、なんとなくご高齢の観客の方がいつもより多めで
劇場内の空気からして、ちょっとほっこり。
肝心の内容としても、期待していた通りのほっこり加減で、心温まりました。
口では荒々しいことを言ってはいるけど、
根はやさしい自分の心にまっすぐなかわいいおばあちゃん。
もっこりとして気持ちで劇場をあとにしました。
人生はバランスが肝心
親や他人には年寄なんだから穏やかになりなさい、静かにしてなさい、少しは運動したら、わがままを言わないで、など「あーだこーだ」と言ってました。それは個人を見ずステレオタイプの愚かな言葉でした。
誰しも歳を取る。でも生きて来た道はそれぞれの人生なのだ。喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり自分の尺度で感じれば良いのですね。
一方で仕事にかまけて気がつけば女房子供に捨てられるなんて事の無いようにしなきゃ。人生はバランスが肝心。
確かに何がめでたい、されど楽しい。そうありたい。
オダギリジョーが脇役で出る映画は間違いない
草笛さんがリアルで90歳であることを踏まえて、本当に面白かった。向こう50年の目標として「面白い爺さん」になるために、何をすればいいか、勇気づけられた。
映画を見過ぎで離婚されそうな状況ですが、別れたっていいよね? とも思い、私も佐藤愛子さんに背中を押されたのかもしれません。
演者のリアルと物語のリアルが交錯するという意味で、「カラオケ行こ!」に匹敵する「映画の奇跡」に触れ合えた気がしてます。
面白い爺さんになるぞ!!!!
意外と泣ける!草苗光子の歯に衣着せぬ発言が気持ちいい
年寄り向けの映画かと思っていましたが、年齢に関係なく親しみやすい映画になっていました。
愛子(草苗光子)のズバズバ言う言葉がとても爽快感がありました。佐藤愛子さんは名前だけしか知らなかったのですが、問題なく物語に入っていけました。
愛子と吉川(唐沢寿明)を中心に話が盛り込まれ、ハチ(犬)や吉川の娘のダンスシーンなど所々泣けるシーンがあり、何度も涙腺が緩みました。
エンディングで佐藤愛子さん(だと思う)の綺麗な姿に感激しました。
テンポもよく、満足度の高い作品でした。
自分が90歳になった時を思い
笑いあり涙あり、人生観にも切り込んで、終わってみればあっという間に時間が過ぎて、なかなか楽しめました。
後20年経ち自分も同じ歳になり、そんな人生を送れたら幸せだろうなと感ました。
気分直しに見ましたが
ICで話題の映画を見た後に、気分直しのつもりで見たけど正解。難しい映画ばかりだと苦しくなるので、本作のように楽しめるもの、元気になれる映画はやはり必要。映画が終わって館内が明るくなったら、周りは高齢者ばかり。みんな明るい顔で帰って行ったし、私も元気になりました。90歳何がめでたいって、元気な草笛さんがめでたいです。
草笛光子ははたして演技なのか?
母がたまには映画が見たいと言っていたので、親孝行で一緒に鑑賞。
まったく気負わず、気楽に観れて面白かったです。
キャストもみなさん、ぴったり!
草笛光子さんがほんとにすんばらしい~
ここまでくると演技をしているようにも見えません。
佐藤愛子さんは強烈な個性で(作家さんは皆そうなのかな?)、そばにいたら大変そうですね。
これからの老後を考えるきっかけにもなりました。
母も大変面白かったとご満悦でした。
いい人生ですね
客層は60歳以上と思われる方ばかりでした笑
いや予想したより楽しめました
90歳を過ぎて活躍されてる草笛さんがとにかくパワフルですごい
モデルの佐藤愛子さんは現在100歳だとか!
何か話の内容そのものよりそういうの姿を見せられて本当に羨ましい
私の家族親類ではその年齢では亡くなってるか介護状態なので
人間目的をもってるほうが生き生きとしているということはわかりました
映画評になってないかもしれませんが
期待感が高すぎた
映画館で予告編を何度も見てましたが、こういう悪態つく老人の方は好きで無いので観る気なかったのですがレビューがあまりにも高く、もしやと思い鑑賞しましたが期待したほどの笑いも涙もなく(劇場内も)年齢的に近い編集者もまったく共感できず自業自得ぶりに侘しく残念な感じでした。映画館で見る必要は無かったかもです。
五十歳。 残りの半生 どう生きて死ぬ⁉️
(51ですが。)
母の遺品整理を🗃️ガッ!とやっては休み、疲れて長〜く休んではまた再開しぃで、ちょとずつ片付けを続けて早1年🗓️
文学少女であった母(ついでに姉も)の部屋には書籍が多数📚寝室のベッドサイドやトイレの収納棚やその他の箇所にも📚
📚を入れた📦🗃️複数 をブクオフに処分しに行くこと数回(だいたい買取価格は1/20くらいか⁉︎)
そんな本の中に佐藤愛子さんの著書がわりと複数冊あり、私もエッセイの目次に目を通し、読んでみたいなと思ったものを幾つかピックアップし自室に持ち帰るも、その後なかなか表紙は開かない(本を読むことがホント面倒くさくなっちまった)😓
彼女がどんな女史か姉に尋ねたら、親族になかなかの大変な人がいて苦労をさせられ、それを著した📖『血脈』を姉も一気読みして女史に感服したと。
私としてはその程度の予備知識のみで観に行きましたん。
女史と御歳同いの草笛さんが演ずるのは良いですな👏🏼
うちの父👴🏻も近い歳でテレビばかり観ております。
まあストーリーというか実話に基づいて であろうお話に特に心踊らされることはなかったですが、犬や人の喜怒哀楽シーンで2~3度😢涙が滲んだりもしつつで、それなりに楽しめましたん🙏🏼
他の観客はおば様が多しでした。
途中からがなぁ
95本目。
安定の客層、作品、芝居の分かりやすさ、ベタ感は鉄板。
正直、実話とは知らずの勉強不足。
なんかいい感じの流れと思ってたけど、ベストセラーになってからの演出。
よくある演出だけど、自分はあれが嫌いな訳で冷めてしまう。
なので、その後の演出もちょっとなあと言うが気になってしまう、いつも悪いクセ。
実際、エッセイがどの雑誌に連載されていたかは知らないけど、編集部の社員とか見てると、ちょっと違うよなとは思ってしまう。
母との思いでを重ね合わせて
鑑賞中、昨年他界した母を思い出す
介護してたといえど、同じぐらいの年齢
高齢のお年寄りは確かにこうだなぁ、そうだなぁと記憶の聖者が行進をはじめだした。
何歳になっても人間は何かをしなければいけない
その何かは人それぞれ
他人にはわからない
他者と関わり合いを持ちながら、自分を探して行く。
人生の道標になる作品でした。
映画とエッセーは、合わせて評価。
「九十歳。何がめでたい」タイトルがいい。以前ならば長寿は喜ばしい事であり、皆が祝うものであった。しかし、実際に九十歳を超えた作家佐藤愛子は、本人にしか分からない悩みや憤りを抱え、高齢であることがとても「めでたい」ものではないことを実感していた。佐藤愛子の反骨精神と言うか「へそ曲がり」な性質がよく表れているタイトルである。
現役を引退して、平和で豊かな老後を送る人もいる。しかし作家というのは、心の中を文章で表現せずにはいられない人種である。特に佐藤愛子のような「我が強い」人はなおさらである。書くことをやめたら、自分の居場所がなくなるだろう。映画開始早々の彼女のやる気のなさはまさにそんな状態である。
編集の吉川と佐藤は、相性ピッタリである。遠慮なく相手に文句が言えるところがいい。お互いに我が強くて世間一般の常識から少し外れたところで生きている。二人とも自分が自分らしく生きられる場所を探して生きてきた似た者同士である。佐藤愛子は断筆宣言して自分を見失うが、執筆再開したエッセーで世間の評判を得ることになる。吉川は時代遅れとされる仕事ぶりで会社での立場が危うくなるが、佐藤愛子のエッセーを世に送り出して自分なりのやり方を貫いた。別れることになった妻娘との関係を修復できたのも、愛子先生のおかげかもしれない。そういう意味でも二人はいいコンビである。
エッセーの「九十歳。何がめでたい」は、この作品の原作というよりは、裏話的なストーリーなので、エッセーの面白さはあまり伝わらない。エッセーを読んで本当に面白いと思えたら、この映画の評価もその分上がるだろうと思える。すぐに読んでみようと思う。
草笛光子さんはじめ、ご高齢で活躍されている方(特に女性)が多い。敬意を表したい。
人生を、より良くするには
原作の佐藤愛子先生、ずっと前にテレビで見たような
記憶あって。
映画見て、推測すると、先生のご本が話題になった頃、
2013年くらい?たぶん『徹子の部屋』で知ったんじゃ
ないかと。
エッセイがベースの映画、チョイ役の俳優さん達にも
なんだかホッコリしつつ、気軽に楽しく見られる映画
だった。
人生を、より良くするには、『出会い』なんだな〜
巡り合わせ。そんなふうに思った。
ダンス?バレエ?舞踊?のシーン美しかった!!
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