「ハチの件は、ちょっと涙が出ましたが・・・」九十歳。何がめでたい ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
ハチの件は、ちょっと涙が出ましたが・・・
佐藤愛子さんのエッセイは何作か読んだことがありますが、なかなか割切りのいい思考をする方で、優柔不断で心配性でネガティブ思考の私には新鮮にうつりました。
今回、この作品を観るにあたり、びっくりしたのは、まだ御存命だったということ(失礼しました)、完全に自由で面白い婆さんだったということです。
今年でなんと101歳をおむかえになるということで、やっぱり人生を面白おかしく遊べる余裕のある老人はちがうなと思った次第(それもこれも文化勲章をもらうような売れっ子作家さんは一般ピープルとは段違い)です。
それから吉川さん、妻子に逃げられたといって妻子に媚び諂わず仕事に生きて(活きて)せいぜいやり甲斐を感じつつくたばって欲しいですね、年寄りの後悔なんて百年遅いわ。
まあ、私には本作は典型的な隣の芝生です。
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