劇場公開日 2024年6月21日

「草笛光子生誕90年記念作品」九十歳。何がめでたい うさぎさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0草笛光子生誕90年記念作品

2024年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

久々に楽しい映画を観た。草笛光子さん、唐沢寿明さん他、大物俳優たちが、大勢ちょい役で出演していて、わくわくした。きっと草笛光子さんの人徳によるものだろうと思うと、この映画の目指したものがよりはっきりしてよかったと思う。

よりよく生きるとか愛される年寄りになれとか、説教くさいことを言うと折角の映画が台なしになるような気がするので、なるべく言わないようにしたい。

でも、

人生100年時代、なにがめでたい!と毒を吐きながら、ちょっぴり人に迷惑をかけるかもしれないけど、ちょっと弱音は吐くかもしてないけど、お互いさまということで許してもらい、のんびり愉快な人生を送れたらいいなと思う。

そのためには、生涯現役で…、というとハードルが高いので、とりあえず、新しいことにチャレンジする気持ちを大切にしてゆきたい。

佐藤愛子といえは、”先にあいさつもなしに逝ってしまった”、遠藤周作や北杜夫の盟友だったとおもう。彼らの作品はよく読んだが、実は、佐藤愛子の作品は読んだことがない。

まずはこのあたりからチャレンジしてみようと思う。

うさぎさん