Good Luck My Road

冒頭の琵琶や琴の演奏シーン。吉野山を中心に神秘的幻想的な世界観を堪能できるのか。

すぐに主人公蒼真が住むの東京に移り、話が進みそうになるのだが、ウザイ。マスター、占い師、その後の蒼真を若と慕う男、ずっと後の狐面の少年。特に前半のウザイが長い。過剰演出、過剰演技。

今まで東京池袋、ロケ地の中心吉野の地元橿原、そして3ヶ所目 監督の地元春日井の近くの映画館。だから自主制作映画と言っていいのか。自主制作だから周りの役者が○○。子供だから仕方ないよね。で、済ますか？

雪の吉野山のドローン空撮。美しい。必見ポイント。

しかしその前に蒼真の自分探し。今の自分がダメだと気づいて走るのだが、闇雲に走っても何も見つからないよ。もっと空想でいいので、分岐点を選んで進む方向を探さないと。岩だらけの雪山 吉野、岩につまづいて転ぶよ。

現実の世界には神秘的なものはある。霊的なものもある。しかしそれを飛び越えてファンタジーでした！？
初音の豹変で何かの違和感は感じているが、今流行りのココでも転生もの？

ラストで兄に会いにいくが、この兄、何様？
蒼真は何の不義理をしたかは明確にされていないが、父は兄より蒼真を後継者に選んでいた。それなのに偉そうな兄。でも、黒髪になった蒼真、急に老けた感じがした。蒼真には旧家は合わない。

でも初音役の井筒しま さんの演技は際立って素晴らしかった。特にラストの涙目の涙袋。

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今回メイキング映像付き。出演者の皆様特別なコメントありがとうございました。
今まで何回も監督の舞台挨拶があったが、今回は無し。そしたら監督が出口にいらっしゃると。私は酷評を書くつもりでいたので、とてもじゃありません。顔は合わせられません。ごめんなさい。🙇