ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのレビュー・感想・評価
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余計な設定を盛り込んで原作の良さを9割薄めた映画
ウィリーズ・ワンダーランドの元ネタであるゲームが原作の映画。
正直、ウィリーズ・ワンダーランドのように振り切った内容にしていれば良かったものにと思わせる酷さ。
主人公と家族を取り巻くいざこざによって絆を深めたり前に進む様子は人間ドラマとしては悪くないのだが、今作にはあまり必要ないと感じた。それらストーリー性が悪い方へ働いていて、明らかにテンポを悪くしている原因でもある。
ホラーらしい部分も、主人公が初めて店に訪れて内装や部屋を確認している時や、主人公の叔母が雇った不良たちがロボットに襲われる時しかない。
妹が一緒に付いてきてからは、ホラーはどこへ行った?と思うほど何も残らなくなる。
原作であるゲームが元々多くを語らずにプレイヤーに考察させるタイプの作品のため、映画に落とし込むには厳しい面が多々ある。
それを補うための女性警官でもあったが、本当に取ってつけたような登場の仕方で首をかしげてしまう。
そもそも、2015年頃に制作発表されたものの、制作者と映画スタッフが脚本で揉めたらしいので、映画自体かなり苦労していたのだろう。
ただ海外での評判は良いらしく、続編も決定しているとのことなので、世の中よくわからないものである。
設定が物語に活きていないちぐはぐさ
人形に殺した子どもの死体を埋め込み、霊を取り憑かせて、真犯人が死んでいることを含めて真実を隠して、子どもを操るという構造・設定は、悪くはないのだが、物語に上手く活きてなかったなー、という印象。
それよりも、無邪気な子どもの心でシンプルな追いかけっこをして、ただし人形は人を抱きしめると自動で人を切り刻む機能があるとかした方が面白くなったのでは?(チャッキーの亜流かもですが)
もしくは人形の一体が、主人公の殺された弟で、記憶を取り戻して主人公を助けるならまだ救われる展開なのに、それもなく。
真犯人がラストのラストに出てくるまで誰なのか、どんな動機か、何が行われたか、なんの伏線もないため、私の嫌いな
「じゃーん、実はこういうことでした」
と、説明セリフオンパレードされても、醒めるわー
面白くないわー
しっかりファン向け
元の設定や話を少しでも知っている人はちょっとしたシーンも楽しんで見れたと思います。
シリーズの有名な実況者の方や考察者の方も出演されていたりと、ファンに向けた作品です。
私は特別詳しくはなく、にわか程度ですが多少は把握していたので楽しめました。
内容はもちろんですが、アニマトロニクスやセットの出来もとても良かったのが嬉しかったです。
ただ、ゲームの監視カメラをひたすら切り替える操作画面しか知らない知人は、ゲームと違くて退屈でがっかりしたと言っていました。
また単純にホラー映画を期待して見た人も、グロテスクなシーンや驚かしも無く、急な話の飛び方に納得が行かず期待外れも感じる方が多いのではないかなと思います。
ここ含め、この映画に対するレビューの分かれ方はどこまで知っているか知らないかが大きいと思います。
FNaFが好きな方は是非。
ゲーム内容をうまく落とし込んでいる
私はゲームは1と4は知ってるかな?
ゲーム実況で見ていた為、原作がどんな風に映画になるんだろう?2時間って結構あるよなぁ…と思いつつ、ホラー映画が好きでブラムハウス制作の作品は割と観ているので楽しみに視聴。
ブラムハウス特有のジャンプスケアが多いので、耐性があると少し間延びするかもしれません。逆にホラー耐性がない方なら結構楽しめると思います。
影が見えてジャンプスケアがお粗末になっていると言う人もいますが、私は原作を感じて良かったなと思いました。原作の1は襲いに来る敵をカメラで見つつ、近くに来たら影というか姿を見て扉を閉めて…電気を節約しつつやり過ごすホラーゲームですしね…。
たしかにブラムハウスを期待して見ると、ちょっと緩めに感じると思いますね( ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)
ストーリーの流れや骨組みに関してはまぁ、結構良かったかなと思います。比較的伏線や流れも分かりやすいので、人によっては中ほどのやり取りで違和感を感じ、色々察してしまう方もいるかもしれません。
私も早めに気づいてそこからはあ!伏線だな…→回収→やっぱりね!という感じでした。
ちなみに、ゲーマーの友人はそういう仕様ね!とすんなり呑み込めるタイプだったので、まぁよくあるご都合ポンコツ警察パターンかぁ〜と流してた為驚いたそうです笑
人によっては結末など、少し謎に感じる部分もあるのかもしれません、言い回しなどで濁してる部分はありますし。
でも私は兄妹2人の精神や関係性が良くなり、根本的に解決したかは分からないけど安定した生活が戻ってくるというのがスッキリしたハッピーではないけど良いエンドなのかなと思いました。
ゲームの唐突によく分からない状況でとりあえずやってね!みたいな感じで始まらず、主人公がどんな人間か、どんな風にそのバイトへ誘導されるのか。しっかり書かれてるのが蛇足に思う人もいると思います。
↓こちらはかなりのネタバレになるかもです。
弟の所在は……?となってる方がいて、たしかに…と思いました。
私の推測ですが終盤足の速いキツネのフォクシーのステージから見つめる弟が演出としてあるので、肉体と共にフォクシーの中に居るのか、あの店をさ迷っていたのかも…と私は思いました。
おばさんは死んでるんじゃないの?どうしたの?
→これは正直私も謎に思ってましたが、子供達はきっと知恵はあるのであの店以外での殺傷はしてないんじゃないのかなぁ…と。
明らかに死にましたよーっていう血とかの演出がなかったので、気絶かな?と。
ダル絡みしなくなったのは兄妹の絆が修復され付け入る隙がなくなったのか、あの夜見てしまったものに関わりたくないと思ったのかも。あんなロボット家にいきなり現れたら怖すぎますしね。
店の死体とか色々どう処理したの?
→警察の女の人が意識ないので、今のところ闇に葬られたままなんでしょうかね。まぁ行方不明も多いようですし、協力者が連絡つかないのにおばさんたちもあまり探してなかったので意外とそんなものなのかもですね。これは私もご都合主義で受け入れました笑
最近見たホラーの中では結構楽しく見られたので満足です!
奇妙な世界で護る
Five Nights at Freddy's
夜には警備の仕事をこなし、その後は描写を日常に戻す、ゲームでは空白となっていた部分が徐々に埋められていく。
陳腐だと感じていた幸せが、ある日突然失われた。残された唯一の家族からは、敬遠されたようにも感じている。だけど本当は慕われている、そういう感情って、現実でもあるだろうか。
奇妙寄りの性質から、そして否定したい過去から、今の家族の繋がりを優先する。
それでも決着の後には、また奇妙な世界に戻りたいと願う。原作ゲームの正統な映画化を標榜し、そのある意味で憎めない、気軽な冒険心をも、包み込んでいる。
ゲームは知らない
元のゲームは知らなかったんですが、友だちから詳しい説明をうけてから映画を観たので
ああ!この子供たちはそゆことね!!と理解しながら観れました。
ホラーというほど怖さはなくて、スプラッタ系です。一応ハッピーエンドでよかったな。
どうにも中途半端
ゲームが原作だという話だけは知ってて、その内容は知らずに鑑賞
ホラーとしてなら……パンチが弱い。
雰囲気で怖がらせるタイプの作品ではなく、ジャンプスケアでビックリさせるタイプの作品だけど、
脅かすシーンでは悉く事前に前振り(後ろを通る影とか)があるので、だいたい予想がつくのでそんなに驚かない
しかもゴーストと分かったうえで仲良くなるところを描いてるから、得体のしれない恐ろしさとかそういう要素が皆無という難点。
ミステリーやサスペンスとしてなら……伏線未回収
結局のところ、弟はどうなった?
飛行機のおもちゃや本人・娘のセリフからして、誘拐・殺害したのはラスボスなんだろうけど、動いてたマシーンの「中の人」の中には弟いなかったんでしょ?
だからこそエンドロールの「ボクヲサガシテ」なのかもしれないけど、だとすれば殺されたけど現世には残らなかった、という可能性もなく、原作や続編でその辺やるよ、という感じであろうってのが透けて見える作りすぎてマイナス。
単体の映画としてちゃんと完成するように作りなよ。
弟がどうなったのかを最後までにちゃんと描かないなら、弟の誘拐そのものをストーリーに組み込む意味がないじゃない。
ていうかラスボスパパさん……本人もとうに死んでて、子供たち同様に霊体がマシーンに宿ってるのかと思ったら、普通に生きてて着ぐるみだったんかーい! なんでテイザー銃通じないのよ!? むしろ生身の方が効くだろ!?
まぁ、次回作あれば次こそ本物の霊体化するんだろうけどね……
怖くない。
ファンによる、ファンの為の映画!
ぬるい
鑑賞動機:原作ゲーム8割、ブラムハウス2割
話自体はそんなに悪くなかったような気がするけど、あまりにも鑑賞環境が悪くてどこまできちんと把握したか不明。レイトショーにしておけば良かった…。
過去の話は肉付けとしてうまかったので、R18ウルトラハードバージョンをぜひ。
よく出来たファン向けの映画
YouTubeでよく目にしたあのゲームを、映画館で体感したいと思いワクワクしながら映画を鑑賞
めっちゃクオリティ高い。ラスト良かった。ただ何か映画的な感動が少し足りなかった様な・・・。インパクトある辛いカレーを食べたいと思い店に入ったら、素材やスパイスを厳選してる個人経営の小綺麗なカレー屋さんに間違えて入ってしまい、スパイスの説明を横目に見ながら食べたらまぁ美味しかったのだが何か満足感が足りなかった様なこの感覚
それぞれの要素がA級だと思う。セットやアニマトロニクス、演技等も。ただ全部の要素をお利口に上手く詰め込みすぎていて、あっと驚く突き抜けている要素が足りなかったと個人的に思ってしまった
ホラー:急にバーンと襲ってくるやつ
エログロバイオレンス:家族向け
サスペンス:設定を説明
カタルシス:ラストがGood
最近公開されて満足感の高かった「ウィリーズワンダーランド」と比較してしまうと、
ホラー:どこ
エログロバイオレンス:ヒロインの子カワイイ、アニマトロニクスがグチャグチャ、ニコラス殺法
サスペンス:なし
カタルシス:ほぼ全編
これぐらい突き抜けろとは欲張らないが、もっと何か釘付けにする要素がないとなんだかなぁと思う。ファイブナイツのファンの人達は待望の映画化って事で凄い喜んでいるそう。映画単体でニワカでも楽しめる映画を作って欲しいと思ったが、色々小説やゲームなどの設定がある中、映画を作成するのもまぁ難しいんだろうなぁと思う
ファイブナイツマニアが喜ぶだろう映画
映画と上手くこじつけたストーリー 88点
予想はあまり良くないと思っていたが(レビューも案外低いと感じる)観たらそれ以上に面白かった!
ホラーではないですしスプラッター映画(血がドバドバ)ではない。なんだろう…ジャンルは難しいですね。サスペンスかな?驚くところもない。初心者は見やすい映画かも。
主人公が警備員になるまでの展開が少し長いかな?ゲームを映画化しているのでストーリーがこじつけてるなぁと気にはならないし、面白く最後まで観れる。
主人公、妹の謎の能力には少し驚きだが、それより美人の警察官がとても良かった!不自然に知りすぎててある意味面白い。登場人物も少なくとても見やすい。が主人公と妹の年の差が開きすぎだよなぁと。親の権利なのストーリーには関係なく、家族関係が複雑すぎて観てるときにノイズになってしまった。
出てくる敵キャラは愛らしく可愛らしい。フィギュアが出たら欲しい!
良作ホラーです
内容としては終始、シリアスなホラー展開が繰り広げられます。
序盤は人によっては少し退屈に感じるかもしれません。
しかし、丁寧に貼られた伏線をしっかり回収していく物語の組み立て方は心地よく、
序盤を超えた先から一気に面白くなります。
ミーガンのようなはっちゃけ具合を期待していくと肩透かしを食らうかもしれませんが、迫りくる恐怖の演出はとてもよく出来ており、「うわ、これから怖いのが来るぞ」と予測可能でありながら、回避不可能な恐怖を楽しむことができるのも、本作品の魅力の一つだと思います。
また、非常にファンサービスが豊富な映画となっておりますので、もしFNAFの大ファンであるのならば、必ず見に行くことを推奨します。
アニマトロニクスの着ぐるみはどれもクオリティが高く、原作のゲーム本編を思わせるような演出やキャラクターに、思わず鳥肌が立つこと間違いなしです。
キャストが最高!まさにコワかわいい
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