僕らの世界が交わるまでのレビュー・感想・評価
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単なる母親と息子の話
なんかこれで映画にされたら日本の家族でもそこらじゅうに居そうな母親と息子の話。シェルター運営の母親とネットライブ配信の息子を置き換えたら日本のどこらかしこに居そうな家族話を見せられて、タイトルは最後に交わる親子が解り会うのかな?というのに騙されて観たけど感動するわけでもなかったので、普通人に見せたら☆2
母親が息子と同学校の学生がDV家族の保護家族の世話しながら惚れてるやんって息子はイヤやと思う。
息子が惚れてる同級生の素晴らしい詩を歌詞として曲を付けて、ネット上で披露したら世界で評価を受けるという二人の共同作業にしようとして、私歌にしたかった訳じゃないってキモがられるのもイヤやと思う。
チラシに書いてあった『ほっこりした温かみや優しさにあふれる』ってどこか?なんか健常者が何かしても映画にしたらこうなるのかという典型。温かみ、優しさは感じなかった。
親子のすれ違いと心の触れ合い
僕らの世界が交わるまで DV救済シェルタースタッフとして働く母とY...
僕らの世界が交わるまで
DV救済シェルタースタッフとして働く母とYouTube音楽活動に熱心な高校生の息子。
共に理想の親子関係を築けず小さなぶつかりを何度も見受けられる。
ただ母は息子と同じ年齢の被害者の子供と、息子は母と似て社会活動に熱心な同級生に恋することで広がっていた距離や溝が徐々に縮まっていく姿が、まるで本当の親子の関係に触れているようで楽しかった。
若干の物足りなさも否ないが大好きな俳優の一人のジェシー・アイゼンバーグの監督デビュー作として思い出に残る一作となりそう。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 アクアマン/失われた王国 4.5
3 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
4 異人たち 3.7
5 ミツバチと私 3.6
6 僕らの世界が交わるまで3.0
7 弟は僕のヒーロー 2.8
8 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
9 葬送のカーネーション 2.2
10 VESPER/ヴェスパー 1.5
1月3週のおすすめ枠。迷ったらぜひ。
今年30本目(合計1,122本目/今月(2024年1月度)30本目)。
DVだったかシェルター事業に翻弄する母親と、その息子でYoutuberか何かでいわゆるYourtuberとして「お小遣い」を稼いでいる(進路には迷っている模様)との考え方の違いや、相互理解をテーマにした映画です。
どうも海外作品という扱いでは「映画」ではなく、「オーディブルブック」(日本のアマゾンにもある。音声朗読がついてくる本のこと)から派生した作品であるようで、その意味で「音声読み上げの小説が元ネタ」ですので、それを大きく超えることはありません。
Yourtuber?か何か動画サイトで収入を得ている息子さんはそれなりに(その収益を得るために)色々な知識をお持ちで、歴史(いわゆる「歴史認識」というもの)や思想関係などかなりマニアックというか「映画という大衆娯楽でそこをふれるかな…」というところはまぁあるといえばありますが、原作ありですし…。
なお、「1919年に日本が統治」」「それよりも前にドイツが…」というくだり(この部分は主人公が特に配信等の中で何度か話している)は、マーシャル諸島のことです(「ドイツ」がヒントになる。1919年といえば日韓併合後に事件が起きた年でもありますが、ドイツは関係してこないため)。ほか、いわゆる「資本主義と共産主義はどちらが是か非か」といったある程度の知識(高校社会を若干超えるような議論)を求められるところがあります(ただ単にYoutuberであるところの息子さんがそれを知っているだけで、それを知らないと理解ができないというものではない)
日本ではどうしても日本の過去の加害史にふれるのでマーシャル諸島に関することなど深く学習しませんし、「共産主義と資本主義の対立」もせいぜい、朝鮮戦争や冷戦などで扱う範囲にすぎませんが、この主人公…というかアメリカの高校ではここまで深く学習するのかな…、こういった「正しい歴史認識に基づく正しい意味での(過去の)侵略行為があったこと、今でも資本主義・共産主義の対立がある」といったことまで触れているのは良かったです。
採点上以下が気になりましたが、大きな問題ではないのでフルスコア切り上げにしています。
映画の趣旨上、アカデミックな語が飛びまくりになりますので、吹き替え版(あるのかな?)があればそちらも、といったところです。
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(減点0.1/動詞 appreciate の語法)
・ この語は「人の行為」を目的語にとって「感謝する」とはいえますが、「人」を目的語にとれません(「あなたに」感謝する」とは言えない)。
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ヒィヒィ言いながら…
Fan's voiceさんのオンライン試写にて。
ジェシー・アイゼンバーグ初監督作、エマ・ストーンプロデュース、フィン・ウォルフハード&ジュリアン・ムーア主演とビッグネームがずらり!日本で観れるの超楽しみにしてたやつ!
人気配信者で調子乗りまくりだけど現実では非モテの息子は、好きな女の子に好かれるべく永遠に擦り合わない価値観の上で空回り…
母親は実の息子が思い通りにならず、他人の息子(超いい子)に理想の息子像を重ねて押しつけて空回り…
空回り親子の痛すぎる空回りっぷりがすごくてとてつもない共感性羞恥を浴びて死ぬかと思った…けど、だからこそ結末に胸がぎゅっとなった…
結末10分のための苦しみだった…
ジェシー・アイゼンバーグ監督めちゃくちゃ優しい作品作るじゃん…俳優としても好きだけど監督としても好きになっちゃったな
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