「ジュリアン・ムーアってホント良い女優さん」僕らの世界が交わるまで 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
ジュリアン・ムーアってホント良い女優さん
好きな俳優さんのジェシー・アイゼンバーグ初監督作品
予告やフライヤーでは母と息子の心暖まるストーリーぽかったですが、なんか違いました
心は暖まらなかったです
父の「2人とも自己愛が強すぎる」の言葉通り、2人とも自分の事だけに夢中
ティーンエイジャーってそんなものと思うので息子は良いとして
自分の手から離れつつある息子との距離に満たされてないエヴリンが痛々しすぎ
ちゃんと母のいる男の子を息子の代わりにしようとするって、その男の子と母からしたら親切を通り越してホラーになっていくってもので
子供はいつかは親の手から離れるものだし、離れていかないといけないし
でも息子に必要とされてる存在でいたいってエヴリンの気持ちはわかるけど
薄っぺらい考えしか持っていないジギーと暴走するエヴリン、2人に共感はできませんでした
パパはあの家でどんな気持ちで過ごしているんだろうと心配になったり
あのラストじゃ一見ハッピーエンドに思えるけど、私にはエヴリンがまた息子に依存するようになると思えて「うーん…」でした
その母を演じるジュリアン・ムーアがとっても好演されてて楽しめました
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