キック・ミー 怒りのカンザス

劇場公開日:

キック・ミー 怒りのカンザス

解説

アメリカ・カンザス州とミズーリ州にまたがるカンザスシティを舞台に描いたバイオレンスコメディ。

高校でスクールカウンセラーを務めるサンティアゴは、問題児ルーサーの退学処分免除のため彼の自宅を訪れる。両親には会えたもののルーサー本人は不在で、彼が通う空手道場へ向かったサンティアゴは、そこでギャングとのトラブルに巻き込まれてしまう。

カンザスシティ出身のゲイリー・ハギンズ監督が地元で目撃した奇妙な光景からアイデアを膨らませ、10年以上の歳月をかけて完成させた。主演は現役警察官にして格闘家でもある俳優サンティアゴ・バスケス。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2024」上映作品。

2023年製作/85分/G/アメリカ
原題または英題:Kick Me
配給:Cinemago
劇場公開日:2024年3月15日

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(C)Meconium Pictures / Cinemago

映画レビュー

3本脚の犬は・・

2024年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 巻き込まれ型血まみれバイオレンス映画と言うのをアメリカ人(に限らないかも知れぬが)は本当に好きなんだなぁ。でも、狂言回し的に度々現れる3本足の犬の描き方に、どこか高い所から動物を揶揄するような視線を感じて不快なゾワゾワが止まらなかった。

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La Strada

2.5KCKヤベェ……

2024年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ku-pa-

1.0ムダにマッチョ

2024年3月16日
Androidアプリから投稿

問題児に目を掛けたことで自身の進退を問われるスクールカウンセラーが、その問題児のトラブルに巻き込まれる話。 退学の同意書へサインをさせるべく彼との約束であった空手の稽古に付き合ったら、そこにギャングが現れて騒動が巻き起こっていく…というのはわかったけれど、何を観せたいのか何を言いたいのかチンプンカンプン。 発表会の裏でってのはコッポラ的演出ですか? エンドロールの曲の歌詞があらすじの全てって…。 コメディだということはなんとなくわかるものの、ただドタバタしているだけで笑いどころもコミカルさも全然わからないし…これが伝わらないのは国民性の違いとかそういう問題じゃないですよね? 字幕にしても、詰め込みすぎて読みきるのがギリギリな部分もあったり、もうちょい意訳を上手く使って欲しいもんだ。

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Bacchus

3.5ビニール袋の内容物は

2024年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

未体験ゾーンの映画たち2024。パンイチで夜の街を疾走するハゲ親父のヴィジュアルのインパクトに負けて鑑賞。インディペンデントらしい、色々ぶっ飛んだ怪作。情けない風体の主人公が次から次へとトラブルに巻き込まれて逃げ回るのが妙にドライブ感があり私は結構面白く観た。が、人を選ぶ作品でしょうね。 舞台のカンザスシティってミズーリ州とカンザス州とに跨った都市で、発展しているのはミズーリ側で、カンザス州カンザスシティ(KCK)は作品に描かれたようなちょっと危ない地域らしい。日本でいう「川向こう」の感覚か。 全編を通して「三本足のイヌ」が登場するがあれは何かのメタファーなのか? 上映後に監督生出演、主演男優リモート出演のトークショーがあり、色々面白い話が聞けた。 主人公の役者さんはもと麻薬捜査官で、監督が図書館に勤めていたとき黒澤明の「姿三四郎」のビデオを貸りにきたのが出会い。当時は潜入捜査中で長髪ヒゲ面で麻薬の売人にしか見えなかった由。 空手の有段者でKCKで道場(映画に出てきたチャゴ会館という名前)をやっているそうです。そういえば裸になるとガッチリ筋肉のついたいいガタイしてたもんな。 主人公が夜のKCKを逃走中に、なにかが入ったビニール袋を大量に立木にぶら下げている怪しい老人と遭遇するが、これは「ジェンケム」といって、発酵した汚物(糞尿など)から発生する有害ガスから成る、幻覚作用をもたらす合法ドラッグとのこと。

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ばとー