ファミリー・ディナーのレビュー・感想・評価
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復活祭
10代後半の体系を気にする女の子がイースターに叔母の家に遊びに行くという口実で、ダイエットを指南して貰う為に押しかけて巻き起こる話。
叔母には違いないけれど、母親の弟の元嫁さんという微妙なところに良く行くよねとか、1週間でその体型は…とか、まあいろいろと大した玉だなという主人公。
そして一見何事も無いようだけれど、異常に息子に過保護で過干渉な母親。
息子フィリップ君もなかなかの毒野郎だしw
クラウディアに弟子入し、まさかのいきなり断食5日を言い渡されて、と展開していくけれど、まあ不穏っちゃあ不穏だけれど、それっぽいのは本ぐらい?
終盤になりイースター当日にやっとこことが起きるけれど、やっぱりそういうことだよね…というかそれ以外無いしね。
これだけしかない内容で良くここまで引っ張ったなというところはあるし、それなりには面白かったけれど、ラストも異様にあっさりでちょっと物足りなかったかな。
ドイツ映画かと思った…。
オーストリア、でした。おどろおどろしい雰囲気が持続するホラー、久しぶり。好きかも。中盤からネタバレ、というか、そう見せてるんだろうけどそれが確信につながる少女の表情もゾクゾクさせる。あっち側に踏み込むバランスの危うさも怖い。全体的なこのトーン、いいなー。
オーストリアの映画だからドイツ語よ。
話は大体予想通りで驚きはなかったけど上品な映像や美術は好みであった。どったんばったんのホラーではなく、じわじわ系。大ヒット料理研究家のダイエット本を書いたおばさんを頼ってダイエットの教えを乞うぷにっとした女の子が餌食になる話。
おばさんが料理研究家から古代宗教、呪物にハマる過程が個人的には見たかったが、話横道に逸れるから無い方がいいのはわかる。
イースターもヨーロッパの古代土俗宗教のイベントをキリスト教が飲み込んだ物だから、掘れば色々出てくるのだろう、そっちの方に興味が湧いた。
本作の制作中、動物に危害を加えていません。
予告編を観た方は、ご存知だと思いますが、動物を殺すシーンがあり…
さばき解体するシーンも…
まー、エグイです…
動物好きにはキツイ…
直視できなかった(苦笑)
エンドロールで、フェイクだと分かりますが、フェイクでも気分わる…
話的にも、胸クソわるい…
減点しとく(笑)
2回目は結構です(苦笑)
現代のグリム童話
グリム童話は版を重ねるごとに教育的で道徳的な側面が強くなってしまった。でも初版はまだまだ原始的で荒々しさと人間臭さたっぷり。この映画はそんなグリム童話(荒々しくて道徳的)の現代版みたいだった。
子どもは親の所有物ではありません、親は子どもを虐待してはいけません、子どものスマホをチェックしてはいけません、子どもを信じましょう、子どもに食事を強いても禁止してもいけません、体型はその人個人が決めることだから他人がとやかく言ってはなりません、そういう風潮に子どもが流されないように親は注意しましょう、自分の信仰のために子どもを使ったり子どもに強制してはいけません。
空腹状態でこの映画を見たので何でもいいから食べたくなった。
命をたくさん召し上がれ
2023年12月3日
映画 #ファミリー・ディナー (2022年)鑑賞
ぽっちゃり女子がダイエット目的でイースター休暇を利用して料理研究家の叔母の家にやってくる
キャッチコピーの「命をたくさん召し上がれ」の意味するところが徐々に分かってきます
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
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