ファミリー・ディナーのレビュー・感想・評価
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復活祭
10代後半の体系を気にする女の子がイースターに叔母の家に遊びに行くという口実で、ダイエットを指南して貰う為に押しかけて巻き起こる話。
叔母には違いないけれど、母親の弟の元嫁さんという微妙なところに良く行くよねとか、1週間でその体型は…とか、まあいろいろと大した玉だなという主人公。
そして一見何事も無いようだけれど、異常に息子に過保護で過干渉な母親。
息子フィリップ君もなかなかの毒野郎だしw
クラウディアに弟子入し、まさかのいきなり断食5日を言い渡されて、と展開していくけれど、まあ不穏っちゃあ不穏だけれど、それっぽいのは本ぐらい?
終盤になりイースター当日にやっとこことが起きるけれど、やっぱりそういうことだよね…というかそれ以外無いしね。
これだけしかない内容で良くここまで引っ張ったなというところはあるし、それなりには面白かったけれど、ラストも異様にあっさりでちょっと物足りなかったかな。
ドイツ映画かと思った…。
オーストリアの映画だからドイツ語よ。
本作の制作中、動物に危害を加えていません。
現代のグリム童話
グリム童話は版を重ねるごとに教育的で道徳的な側面が強くなってしまった。でも初版はまだまだ原始的で荒々しさと人間臭さたっぷり。この映画はそんなグリム童話(荒々しくて道徳的)の現代版みたいだった。
子どもは親の所有物ではありません、親は子どもを虐待してはいけません、子どものスマホをチェックしてはいけません、子どもを信じましょう、子どもに食事を強いても禁止してもいけません、体型はその人個人が決めることだから他人がとやかく言ってはなりません、そういう風潮に子どもが流されないように親は注意しましょう、自分の信仰のために子どもを使ったり子どもに強制してはいけません。
空腹状態でこの映画を見たので何でもいいから食べたくなった。
命をたくさん召し上がれ
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