劇場公開日 2024年1月19日

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サン・セバスチャンへ、ようこそのレビュー・感想・評価

全82件中、81~82件目を表示

3.5皮肉な世界観が好き

2024年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

悲しい

ウッディ・アレン監督の皮肉な人生観や恋愛観が好きで何作も観ています。前作の「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」も大ヒット作ではないけれど、ティモシー・シャラメがチェットベイカーの曲の弾き語りをするシーンが印象的で好き。
今回も軽快なジャズにのって展開される中年?(老年?)男の愛と嫉妬の物語が可笑しくも悲しくて、相変わらずの世界観。
途中、白黒にクラシックムービー風になる妄想のシーンが面白かったです。

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tomoboop

4.0どこまでもウディ・アレン

2023年12月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

『お酒は体に良くないけど、心に良い』は名言だなと思った。
ウディ・アレン自身が出てないのに、作風がどこまでもウディ・アレンなので脳裏でずっとウディの困り顔が消えなかった。笑
皮肉屋で小難しくて気取り屋な主人公と品の良いジャズと美女、雨はないけど海辺だったから水気はあったか?
サン・セバスチャンの美しい風景に負けてなかったボンゴマスターも必見よ!

所々で挟まる名作のオマージュがクラシカルな映像でとても可愛い。
最後に彼の映画を映画館で見たのは多分『スコルピオンの恋まじない』だったと思うので、大分長い間空いてしまったけど、私の心の中の一番は今でも『カイロの紫のバラ』だし、見るからに神経質そうで気難しそうだけど、作り出すものがユーモアたっぷりで品がある所が大好きだなと思った。
あとハッピーエンドじゃなくても嫌な気分ににも悲しくもならないとこも好き。
久々に映画館で彼の作品を観たというのもあって、なんか始まるまでの間に目頭が熱くなりました。
色々あっても元気に作品作り続けてねー!

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icco
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