「妻は、アホな映画監督にノボせてる。」サン・セバスチャンへ、ようこそ 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
妻は、アホな映画監督にノボせてる。
お祭り気分の映画祭で展開される、歳下の美しい妻を持つ権威ある小説家の老人の焼きもち。
・・そういえば、ちょっとコミカルで茶目っ気あるストーリーを想像する。自分もそうだった。だけど、どうもその気になれない。老人は、しみったれで冴えない。そもそも過去にすがり、自分を磨こうともしてそうもない時点で魅力を感じない。妻は、言動が鼻持ちならずにいけ好かない。こっちはこっちでいい歳をしてフェロモン駄々洩れの時点で痛いオバサンのしか見えてこない。ああ、ぜんぜん、気分が乗ってこない。乗ってこないまま、寝た。こっちの方が気持ちよかった。
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