「映画の基礎教養が問われる作品」サン・セバスチャンへ、ようこそ ku-pa-さんの映画レビュー(感想・評価)
映画の基礎教養が問われる作品
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スペインのサン・セバスチャン国際映画祭にやってきた売れない小説家のモートと映画広報の妻スー。妻は新進気鋭の監督フィリップにお熱で、夫は気が気ではない……
ウッディ・アレン監督お得意の、軽妙なタッチながらシニカルな人物描写が今回も楽しい。
主人公のモートは大学で映画学の講義をしている設定。そんな彼がサン・セバスチャンで見た白日夢は、クラッシック映画の名場面をオマージュしたような夢。
正直自分はフェリーニと「市民ケーン」とゴダールしか分からなかったけど、ウッディ・アレンの名作へのリスペクトはよく伝わってきた。
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