「そんな面白いものでも・・・」サン・セバスチャンへ、ようこそ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
そんな面白いものでも・・・
ミッドナイト・イン・パリとブルージャスミンで相当気になる存在となったウディ・アレンなんですが、個人的にはそれ以外の作品はそれほど楽しめていないかも・・・
そもそも、知的な笑いには全くついていけてなかったわけで、冒頭の2作品を見るまではかなり苦手だなぁなんて思っていたのが正直なところ。見方が変わってからは、それなりに彼の作品を楽しめていて、この作品なんかでも、過去の名作へのオマージュとか日本映画の事柄なんかで結構楽しませてはもらったけれど、作品の中に色々と仕込ませている事柄のうち半分ぐらいしか分かっていないのではと思ってしまうわけで、そういう思いが強くなればなるほどになんかイラついたり─全く自分勝手な感情なんですが…
基本ハイソな戯れのような話が多いわけで、それを下の方から傍観してへぇ~と思いながらクスッとしているだけというのが現状です。まぁそれはそれで愉快ではありますが─。
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