あみはおばけのレビュー・感想・評価
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ヤンキー・ドゥードゥル
初めのうち、あの筺型機器に閉じ込めて母(の愛)をひとり娘が独占しているかのように見せておいて、実は…という展開。子を想う親の気持ちが、方向を少し誤るとしばしば独占欲や他者への敵意に転化してしまうのを、少々屈折した表現で描いていて面白いと思った。ああいう時って、父親はどうも無力なのよねぇ。
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筺の中味は…
1年前に母親を亡くした母親の顔が映る筺と暮らす小学生の女の子阿美と、筺の中の母親三香子の話。
ブラウン管時代のPCモニタの様な筺の中の母親は、まるでそこにいるかの様にリアクションをし会話をしという状況で、科学者らしき父親が作ったAIか、更に近未来的に死ぬ前に意識をコンピューターに移したのかなんて思っていたら…。
結構早い段階であーそういうこと…という説明がされて、仕事中や睡眠中他、見てない時はどうなってんの?
そして更に新たな展開の「想定外」の事態になっていく。
設定の面白さはあったけれど、それ以降のお話しは所詮というか結局というか、よっぽどインパクトのある出来事でも無い限り何が起きたところでねぇ…ということで、あまり盛り上がらなかったかな。
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