青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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涙が止まらず、、、
以前から気になっていた映画だったので、台湾から帰ってきて数日後に見に行きました。あらすじなどは全く知らず、どんな話かさえ分からないまま鑑賞しました。
本当にただの偶然ですが、私も台南の町で映画の中の2人のような出来事を経験したばかりでした。映画を見ながら、自分の体験と映画の内容が重なり、とてもじゃないけれど他人事とは思えませんでした。
そういった背景もあり、非常に感情移入して見ることができました。
4.5にしたのは、結末がよくある展開だったからです。この手の恋愛映画にはよくある話だなと思ってしまいました。ただ、調べてみたところ、これは実話を元にして作られている映画ということなので、その点を考慮して考え直すと、全然ありきたりな展開ではなかったのかもしれません。
本当に旅は何が起こるか分からないです。分からないから面白いし、楽しいのです。これはただの他人が経験した話ではなく、いつか自分も体験するかもしれない、そんなまだ見ぬ旅の話だなと思いました。
若い頃にこんな経験はしなかったけど・・・
場面場面がそれぞれ一枚の絵のように美しく常に優しい気持ちにさせてくれる作品です。
ストーリー的には奇をてらったわけでもなく想像を超えるものではなかったけれど、だからこそひとつひとつの場面を丁寧に仕上げなければいけないし、演者のみなさんがきちんとそれに応えて演じているなと感じます。
途中で泣かせて最後は納得して終わるで、エンドロールでミスチルの曲を聴いてまた泣いてしまいました。
ジミーと一緒に旅をした気分になりました。自然と感情移入していた自分がいました。清原果耶さん、台湾似合うな〜。
素敵な作品でした。
美しい風景に胸キュンの初恋ストーリー
旅に出たくなった
心にしみた
心に染みる良い映画でした。
ジミーが彼女がすでにいないことを知っていながら「会いに来た」のが分かって、涙腺壊れました。
ベタな展開で、序盤からすでに結末の想像はつくんだけどそこに行き着く過程が心に沁みる。
年上の可愛い女性に惹かれてドギマギしながら頑張るジミーは擦れてない18歳男子あるあるでいい感じ、アミも距離を取りながらも(そうせざるを得ない)彼への好意を滲ませて甘酸っぱい青春描写がとても心地良く、カラオケ店の人々も良い人ばかりで見ていて幸せな気持ちになる。バイクの二人乗りは鉄板ですね。
台南の風景、鈍行列車でめぐる日本の各所の風景、特に雪景色が、叙情的で心地よく、ジミーの旅の途中で出会う人達もさり気なく温かい。台湾と日本の、ランタン祭りの光景、特にランタンが夜空に舞い上がっていくさまを下から追った映像には、なぜか泣けてしまった。
シュー・グァンハンも清原果耶も、役柄にも映画の雰囲気にもぴったりで完璧と思いました。
清原果耶はどこか儚げで、ああやっぱりと思うし、18歳と36歳のジミーを演じ分けたシュー・グァンハンが素晴らしい。なんとなく控えめで尖ってない普通の男子なのが良いんですよね。
いい映画を観ました
観客に一部情報を隠す手法がちょっと嫌
今日本で一番の売れっ子であろう藤井道人が監督・脚本を務めた最新作で期待に違わぬ大傑作である。こんなに上手い職人監督を他に知らない。なんといってもここ5年間で「新聞記者」「宇宙でいちばんあかるい屋根」「ヤクザと家族」「余命10年」「ヴィレッジ」「最後まで行く」「パレード」等々…そして本作と硬軟織り交ぜ作り(作らされ?)続けていてさらに今年松竹と東映でも新作が公開を控えているというのだから化け物なのか?くれぐれも過労死しないようご自愛願いたいと祈るばかり。今作は圧倒的にオーソドックスな純愛青春ラブストーリーでSLAMDUNKや岩井俊二Mr.Childrenなんかをちりばめちゃってるもんだから若者からおじさんシニアまで映画館に来た人をもれなく大泣きさせてくれる。画の切り取り方が上手いと思わせる面と山田洋二の如く出発する列車の扉の別れをきっちり切り返して見せる正当性、それこそバイオレンスアクションからプラトニックラブまでどんだけの映画制作経験をしているんだ?2周目を疑う。だって祭りの夜歩く二人が手をつなぐか触れ合うのか?を寄ったり引いたり見せるだけでこんなにわくわくさせてくれる映画に何年ぶりにお目にかかったことか!ジミー役の台湾の子を筆頭に華&瞳のW黒木、清原果耶と役者がことごとく良くて安心して観ていられることがありがたい。
⭐︎4.0 / 5.0
青春時代を想い出させる映画
エッセイ映画
こういう映画、嫌いじゃない。原作がエッセイらしいので、リアリティのある部分も多く、共感できる部分や、ラストの語り等は結構きた。
けど、長いわりに無駄も多く。カットを引っ張り過ぎてたり、正直、ダルく思える部分が多かった。
60分から90分に纏まった映画なら、もっと良かったかなと思う。
ジミーかわいすぎ
眩しくて綺麗な青春映画
ジミーが残したもの
ジミーにとって、生まれてからの18年と、そこから現在に至る18年は全然違うようでも、それぞれの青春があったと思う。
旅人に出会った人は、その人に何かを残していく。それを実感できる日本の旅だった。ロードムービーとしても最高な映画だった。
ジミーはアミに何かを残せたのか気にかけていたが、その問いが映画の終盤で明らかになる。
ジミーのおかげでアミは生きたいと思うようになったのではないか。その、生きたいと思う原動力が、『誰かに会いたい』だなんて、なんて素敵なラブストーリーだろうか。ジミーはアミにとってかけがえのないものをのこした。だからこそ、アミが亡くなっていたのは切ない。
また、亡くなっていることを知りつつ、アミにサヨナラを言うために、会いに来たという真実は、映画の終盤で、その切なさを増長させる。
結果だけ見たら、すごく悲しいのだけれども、観終わった後は全く嫌な気持ちにはならず、心地よい余韻が広がる。それは、18年の歳月を経て、ジミーがアミとの約束を果たしたからだと思う。彼は、過去に出会った人の思いを胸にしまい、新しい青春を始めようとしていると感じた。
映画館で観れて良かったと思う理由の1つがミスチルのエンディング。あの曲だけで、涙が込み上げてくる。
素敵な映画でしたが、少し過剰な感じも……
主演二人の瑞々しい演技や日台両国の美しい風景など、非常に素晴らしい作品でした。
とりわけ、シュー・グァンハンさんの過去パートと現代パートの演じ分けは素晴らしく、途中までは別キャストかと思うくらいでした。
ただ、現代パートはエピソードが詰め込みすぎで、やや御都合主義的な展開にも思えてくるほどですし、クライマックス後の種明かし部分は「コンフィデンスマンJPじゃないんだから、そこまでやらなくても……」と感じる説明の過剰さが気になってしまいました。
それらが結果的に、描かずとも伝わる微妙な感情を塗りつぶしてしまうため、「もったいないなぁ」と思いながら劇場を後にしました。
商業映画的な枠組みではこれが限界なんですかね?
恋愛映画ではない!これは30代男性の再出発のロードムービー!
恋愛映画っぽい宣伝になってて敬遠してる人もいそうなのが勿体無い。エンディングの主題歌まで噛み締めて観てほしい映画。
そして「主演の演技」と「展開が読めるからこその良さ」を絶賛したい映画。
「主演の演技」については18歳と36歳を演じ分けるシューグァンハンさんが素晴らしい。交互に見せられる演出なのに違和感が全くない。異国から来た4つ上の女性にドキドキする18歳の青年と、築き上げたものもたった一つの約束も無くしてしまった36歳の男のどちらもちゃんと見える。仕草一つ一つに違いがあって素晴らしかった。
「展開が読めるからこその良さ」については、そのままの通り。予告でもあらすじでも「そうなんだろうな」と予想はついたし実際展開は変わらない。でも、だからこそ18歳の頃の日々の眩しさが尊く感じられたんだと思う。視聴者はどうなるか予想はつくのに、18歳の主人公だけは気付かないままでもどかしく、無情な時間の流れに取り残された男の後悔がよく分かるようになってる。異国からきた女性の想いを知るために、初恋の思い出を辿りながら旅をして人生を再出発する男の映画としてとても良かった。
いいのだけれど
とても切ないですが、自分と向き合うきっかけにもなる映画でした
藤井道人監督と清原果耶さんが出演しているとのことで、情報解禁からとても楽しみにしてました。
果耶さんの涙のシーンが、感情の違いによって全て違っている泣き方で驚きました。
指の仕草も、鑑賞しているこちら側も切なくなるほど、胸が締め付けられました。
シューグァンハンさん、18歳と36歳の演技を使い分けていて、とても驚きました。
18年前のシーンか現在か、一瞬で把握できたので、物語をとてもスムーズに観ることができました。
それにしても、18年前のシーンでシューグァンハンさんは実年齢で果耶さんより12歳ほど歳上なのに、果耶さんが歳上のお姉さんに見えたのは、
お互いにすごいなと感じました。
果耶さんの映画「デイアンドナイト」と同じ台詞に思わずクスッとしてしまいました。
とても切なくて涙が止まりませんでしたが、
最後のシーンにとてもとても救われて、また涙がでていました。
自分にとって青春とは何だったんだろうか、
そしてこれからどんな人生になっていくんだろうか、少しですが考えるきっかけになった映画でした。
旅先の出会う人それぞれの台詞が、
心に響いてます。
もう一度観たい
アミはなんとなく、そういうことなのかな…と思いながら観ていて、終盤やっぱりそうか…となったけれども、まさかジミーが全てを知っていて、自らの青春を終わらせるために旅に出ていたとは驚きでした。
ジミーが全てを知っていたことを分かったうえで、もう一度観たい!!!
青春18×2 君へと続く道
彼と彼女の一人旅で物語は進んで行く。
この映画を観る時もやっぱり一人がおすすめだ。
きっと誰もが一度は似たような経験したであろう切ない想い。
あらためて、今この瞬間を生きる、悔いが残らないよう勇気を持ってやりきる、ということの大切さを思い知る。
優しさってなんだろう?
って考えた。
ジミーへの優しさからの嘘、アミ自身がそう長くはないとわかっているゆえに、のめり込んでつらくなりたくないと自分のためについた嘘…
もしすべて本当のことを伝えて、限られた命を精一杯、愛に生きることができたなら…
俺はそっちの方が断然いい。
だって、どうせいつか別れ(死別も含めて)は来るんでしょ?
長いか短いかの違いなだけ。
一瞬が永遠になるときだってある。
同じ思い出に浸るなら、過去に伝えきれなかった、あるいは確かめられなかった後悔に生きるよりも、やり切った思い出を大切にして人生(たび)を続けたい。
彼女は、自分の死後も長い人生を続けていく彼のその先を思い計って嘘をついたんだろう。
でも、俺なら本当のことが知りたい。
もしも相思相愛だとしたら、ほんの一瞬であろうとも、最高に満たされた、思い出すだけでニヤけてしまうような記憶とともに生きていける。
windowXPの起動画面
でかいスクリーンでXPの起動画面を観れただけでも映画館でみて良かったと思った。
それ以外にも当時のゲーム、音楽、映画と90年代後期から2000年前期のコンテンツがストーリーとは別に当時の青春を蘇らせてくれてノスタルジックになってしまった
それらは小道具に過ぎないのだけど当時を連想するのには大事なキーパーツで
よくぞ権利関係がんばってくれたなぁと
プロデューサーの手腕と理解に関心しました
ストーリーは予告をなぞるようなので
それほど驚きなどは無いですがわかっていても終幕に向かうプロセスがとても丁寧で意図通りに感情が入り泣いてしまった
ボクは41なのでこのぐらいの時代を駆け抜けた世代なら何か思うことがある映画だと思う
いい映画に出会えた
原作も読みたいが翻訳はされてないようなので
この機会に翻訳された原作を読んでみたい
カラオケ屋の店長がピエール瀧みたいでとてもいい役者さんでした
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