「AIは所詮AI」A.I. さーさんの映画レビュー(感想・評価)
AIは所詮AI
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子供を主役にしている映画って、精神が成長していくのが醍醐味だと思っているんですが、主役はロボットなので何も成長しないよ!という意思を感じました。
主人公の心情に変化があったとすれば、「僕は特別じゃない」と気づいたこと。
自分とそっくりなロボットをぶっ壊す所はゾッとしました。人間なら、自分にそっくりな人間に攻撃するのはすこし躊躇する。でもロボットの彼は違う。
そのシーンでデイビットに寄り添えなくなりました。
彼は「母」という存在さえ居ればいい。他人の心配なんかしない。テディの心配もしない。ジゴロジョーの事も。
サイコパスロボットの出来上がり…怖…
なんか泣かせにきてるシーンとかあるけどツッコミ所があり過ぎて涙が引っ込む。
精神攻撃が強すぎて、個人的にトラウマ映画TOP10に入りました。
最後で人間とロボットの立場が逆になるのは面白いなと思いました。人間が、息子の代わりにロボットを作る。
ロボットが、愛した人間に会うために人間を作る(生き返らせる)
多分この映画は、何も考察せずに見た方が気が楽ですね。
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