「ただのドキュメントにしないのが、ヴェンダース流」アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家 ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)
ただのドキュメントにしないのが、ヴェンダース流
ヴェンダース監督のドキュメント作品。
どうなるかと思ったが、ただのドキュメントにしないのがヴェンダース流。再現ドラマも入れつつしっかりドキュメントに仕上げるのはさすがヴェンダース監督だ。
再現ドラマにはヴェンダース監督の孫アントン・ヴェンダースが出演している。エンドロール見て驚いた。
アンゼルム・キーファーは前ドキュメントで観たヨーゼフ・ボイスっぽい芸術作品が目立つ。作品、作品への想いはなるほどと唸らされた。
ヴェンダース監督の目のつけどころがいい。PERFECTDAYSのイメージは捨てて鑑賞した方がいい作品です。
ただのドキュメントではないのがヴェンダース監督らしい。
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