曖昧な楽園

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曖昧な楽園

解説

自主製作で短編作品などを手がけてきた新鋭・小辻陽平監督の長編デビュー作で、孤独を抱えた人々のあてどない旅を描いたロードムービー。生と死をめぐる、交わることのない2つの物語を、SF映画のような独特の雰囲気で映し出した。

交通量調査員として働く達也は、身体が不自由になってきた母と2人暮らし。夜ごとにトイレに付き添うなど、日常的な母の介助に応じている。仕事はただ数を数えて記録するばかりで、そんな生活のどこにも居場所を見いだせずにいる。一方、顔見知りだった独居老人の部屋へ毎日のように通い、植物状態の老人の世話をしている青年クラゲ。団地は老朽化により、もうすぐ取り壊されようとしていた。ある日、幼なじみの雨と久しぶりに再会したクラゲは、団地の取り壊し期限が迫るなか、雨と2人で老人を連れてバンで旅に出る。

脚本づくりや演出において「即興」を重視し、監督と俳優たちが対話を重ねながら作り上げた。達也役は「ピストルライターの撃ち方」などインディーズ映画で活躍する奥津裕也、クラゲ役はシンガポール人の父と日本人の母を持つリー正敏。2023年・第36回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品された。

2023年製作/167分/PG12/日本
配給:曖昧な楽園製作委員会
劇場公開日:2023年11月18日

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映画レビュー

0.5作品自体が曖昧模糊ってこと?

2023年11月20日
Androidアプリから投稿

孤独を抱えた人々を描いた2つの話。。。ってことで良いのかな?

達也のパートは息子のことを思ってと言いつつ自分本位な母親と、偉そうなこと言って母親のせいにして自立できていない息子という揃ってかまってちゃん母子という感じだし、そこだけ急に?という感じで、認知症ならまだしも、そうじゃなきゃ介助が必要なようにもみえない…。

クラゲのパートは寝た切り独居老人との関係性をみせるでもなく、よくわからないけど勝手に世話している様子をみせていく流れで、家族とか行政とかどうなってんだ?点滴もなく濡らす程度の水だけしか摂取してないってこと?雨のリアクションも大丈夫?からのいきなり車に乗ったと思ったら、今度はあんた誰?な感じだったり、急に別行動?…からの???これをみせられて何を思えば良いのでしょう…。

会話をかなり少なく日常の行動を淡々と繰り返しみせて行くことで展開していくのはわかるけれど、あまりにもムダな間やシーンが多くて冗長だし、2つの話しはまるで別々で脈絡ないのね。

これっぽっちもロードムービーではないけれど、達也の話はまだ言いたいことはなんとなくわかる感じで、クラゲの方はオジサンには理解不能だった。

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Bacchus

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