小学校 それは小さな社会のレビュー・感想・評価
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予想を遥に超える 学校の質の高さに、驚かされました。
何も予備知識なく、僕が隊長を務めている"ボーイスカウト"の地元公立小学校と比べるのが主目的で、鑑賞しました。
環状8号線道路よりも外側に位置し、どの駅からも遠い郊外の"陸の孤島的な学校"なので、
「郊外型住宅地の元気な子供達が集まる学校」という前予想がありましたが、
撮影されているクラス以外の映り込む他生徒さん達でさえも、きちんとしており、
その930名近くの生徒の整然とした行動の数々は、とても立派で感心しました。
予想外に、NHKや世田谷区教育委員会が推薦する設立150年の塚戸小学校の教育レベルは高かった。
初等教育は、"ゆとり"とか"やさしく"ではなく、厳しく"しつける"戦前教育の原点に戻るべきだと、この映画を観て、僕は確信した。
この映画は、完全なるドキュメント映画なので、特殊性やドラマティックな事件もなく、目立った派手さはなくても、違和感なく作品が自然とまとまり「ザ・ノンフィクション(フジテレビ)」に勝るとも負けない"素晴らしい作品"だった。
日本の初等教育の良さを永遠に
日本の学校
どこにでもある、だけど、かけがえのない学校生活
予告の通り、 日本人の作り方に視点を置いた映画であることは、 見て...
予告の通り、
日本人の作り方に視点を置いた映画であることは、
見ているうちに忘れてしまう
良くも悪くも小学校の日常生活に自分が入り込んだからと言えばそうなんだけど、
そのポイントを忘れてしまうとこの映画の良さが半減してしまう
ところどころでナレーションを入れたりすればもっと良かったのかな?
でもみんな可愛かったし先生も一所懸命試行錯誤したりとか、
見ていてほのぼのしたことは間違いない
外国人と日本人で印象が違うかも
都内の小学校の、児童と先生の1年間を追ったドキュメンタリー。
日本人が見たらあるある満載なのだが、外国人は違和感を覚えるのかもしれない。学校の中での委員会活動や給食掃除の文化、外国の学校とはおそらく大きく異なっているだろう。
でも時代や地域によっても違うよね。まず私服で学校行ってるのが、個人的には進んでるな、という印象がありました。今の東京の小学校ではふつうなのかしら?
英題が「Making of a Japanese」となっているのにも、日本の教育を相対化しようとする意図を感じるが、映画自体はシニカルなものではない。
是枝監督などを意識していると思しき、明るく柔らかいライティングもあり、どちらかというと、小学生と先生の成長と変化を、慈しむように撮っている。見ているこちらが歳をとったからなのか、監督の狙いなのか。いずれにしても、ドキュメンタリーとしてはほのぼの系でよかった。
それにしても、長期にわたって校内を取材させた学校もよくやるなと思う。まさに映画に描かれているように、大変忙しい先生方にも協力してもらっている。もちろん顔も隠さない。なんとなく閉鎖的な描かれ方をすることの多い日本の学校だが、このオープンさはちょっと意外だった。
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