「原題のほうがあっているかも」小学校 それは小さな社会 はちさんの映画レビュー(感想・評価)
原題のほうがあっているかも
小学校に入り成長する子どもたちの姿、コロナ禍での大変な時期の小学校での様子、先生たちの葛藤などドキュメンタリーとして楽しむことができた。日本では多くの人が小学校で体験してきた内容で懐かしくも感じるし、子どもの成長物語もよい。
合奏練習シーンや運動会練習のみんな同じレベルできないといけないプレッシャー、それに耐え良くなろうとして努力する姿は、原題の日本人のつくりかた、のほうがあっている気がした。なぜ日本ではタイトルかえたのかな?先日、メキシコ映画の[型破りな教室]をみて、教育について心震える体験をし感動が強かった分、型にはめる教育をみてしまったという印象。映画の子どもたち、先生たちも素晴らしい。ただ、教育方針が日本ならではの、こうでないといけない、というものなので、観たあと、ややモヤっとした。
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