劇場公開日 2024年12月13日

「日本の公教育というか、日本という国自体が」小学校 それは小さな社会 Mさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0日本の公教育というか、日本という国自体が

Mさん
2024年12月26日
Androidアプリから投稿

このような人々に支えられているのだなあ、と感じた。これは教育のことに限らない。それぞれの場で誠実に仕事をしている人がいるから国として成り立っている。

見ながら自分の小学校の頃を思い出した。
3年生まで年配の女性の人だったが、大嫌いだった。今なら新聞沙汰になるようなことをしていた。
でも、4年生の時のやました先生は、中2の頃の社会の先生と並んで、私の人生の中で最も大きな影響を与えてくださった人の一人だ。
5.6年生の時のにしむら先生は、クラスや学年に限らず学校中の子どもたちから慕われる先生だった。なのに、やました先生を好きだった私は、いつもやました先生のクラスにもどりたいなあ、などと考えていた。でも、にしむら先生もほんとにいい先生で、今もにしむら先生の名前を聞くと、胸にあたたかいものを感じる。

映画を終えて出てきたら、先生ぽい3人組が「学校の毎日そのままだったね」と言っていたので、多分、今の先生たちもこんな感じの毎日を過ごしているのだろう。
見てよかった。
ただ、時間を50分くらいにして、日本人全員に見てもらうことができればな、と思った。そうすれば、小学校の先生への尊敬の気持ちも戻って、また、先生になりたいと思う人も増えるのではないだろうか。

追記
先日この映画を見て、6年生の時の先生に連絡を取ろうと思ったら、2年前に亡くなっておられた。
後悔。

M
ふわりさんのコメント
2025年1月14日

コメントありがとうございました。
少しだれるかなーと思いましたが結構興味深く見れましたね。
Mさんのにしむら先生のエピソード、染み入りますね。
先生お亡くなりに…残念(>_<)

ふわり
sow_miyaさんのコメント
2025年1月12日

Mさん、「型破り」にコメントありがとうございました。この作品の監督、昨年度、クロ現プラスで出ていて、エジプトなどで注目されるようになってきた日本の特別活動について、追いかけていると知って、観てみたいと思っていた映画です。
近隣では2月末の公開なので、それを楽しみにしておきます

sow_miya