もうひとりのゾーイ

主人公は理数系女子で偶然の愛なんてしんじていない。
ひょんなことからクルマにぶつかった男を助け、彼女のゾーイに間違えられ、結局、成りすますことに。
最もシンプルなラブコメだけど、楽しいから、まぁ、いいか。

今どき珍しい、ティーン向けラブコメ。安心して見れる。
でも大昔にティーンを過ぎた私にとっては、母親役のヘザー・グラハム、アンディ・マクダウェルという２人の姐御を見れたのが嬉しい。お世辞じゃなくて今もスゴイきれい。
この２人が主演のラブコメが見たくなった。

恋愛には興味がない理数系で頭脳明晰のゾーイが
交通事故により記憶喪失となった大学で人気のサッカー青年との
ラブロマンスを描く物語。
最初はあまりいけ好かない感じに思えたゾーイでしたが
恋愛をしていくとみるみる魅力的でかわいい女性になってましたね。
やっぱり恋愛している女性は綺麗です。
嘘が嘘を呼びもう引き返せなくなってしまう展開に
ハラハラドキドキ感を感じさせてくれました。
ハッピーエンドになるのは分かっているけど
しっかり楽しめる映画でした。

「恋愛は資本主義の産物です。」と
言っている。しかし、正確には
「恋愛が市場主義に食い物にされている」と言う事だと思う。

「恋愛アプリなんて！」
アメリカ人って以外と恋愛に保守的。
恋愛にアルゴリズムなんかある訳が無い。それでいて、未だに「さまよえるオランダ人の妻」が好き。それと愛の無いAIばかり追っかける。
さて、チェスをやる場面が最後にも登場するがチェスって将棋みたくはれないって知っている？（誰でも知っているか。）つまり、数学的に考えて、先手必勝なんだと思う。従って、人間よりもAIの方が強くなる。だから、将棋も同じ事。つまり、ターンのあるゲームは公平なゲームてはないと言えるかもしれない。さて、それはスポーツでも、同じじゃないか？

でも、ラブコメは良いね。

「数学の力♥」ではない。物理の力だ。