ARGYLLE アーガイルのレビュー・感想・評価
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とにかく明るい…サスペンス?
ジャンルでくくると表現が難しい映画ですね。単なるスパイ映画でもなく、アクションだけの映画でもなく、とにかく明るいサスペンスといった趣きの、おもちゃ箱みたいな映画です。 ストーリーは十重二十重に展開し、何が真実かよくわからなくなってくる。そうして観客の頭の中を混乱させつつ、画面の中でも大混乱。勧善懲悪っぽいけど、敵も明確に悪いことしてなさそうだしな。「サーカス観ながら、謎解きしようぜ」と、マシュー・ボーン監督に言われてる感覚だった。 好みの材料も詰め込まれていて、映画として良い出来だと思うのだけど、鑑賞後の後味がいまいちなのはなんだろう。アクションシーンは派手で、迫力というよりリズムや軽快さで見せる。VFXはいまいち粗さがあるが、スケール感は出てるかな。音楽もノリは良いけど、画面に連動というよりBGMとしてマッチしている。それぞれが、ほんのひとかけらづつ足りない感じがした。「キングスマン」も好きだし、面白い映画ではあるのだけど、少し自分の波長とは合わないところがあったかな。 まあ、小難しく考えずに、ポップコーンつまみながら、目の前の画面を楽しむのが正解なんでしょうけど。
残念ながら期待外れ
キングスマン(初代)は好きなので期待していたのですが、残念ながら期待外れでした。 話がとっ散らかっていて、脳内補完で忙しかった。 冒頭のCG丸出しのショボいカーチェイスのお陰でその後の評価が厳しめになったのかも・・ 「ちょっとわからないところがあるので一度見て確認しよう」と思わせるのが良作だと思っていますが、本作はそのような気持ちにならず。とっ散らかっているなあ、と思うだけです。 あと、超ぽっちゃり女性をダンスリフトしながら射撃したら、腰痛めるだろうと思ってしまいました。 猫はかわいいです。
いいね!遊び心もあり攻めた内容だが幅広い人が観れる1本
久しくなかったような気もするバランスの良い楽しい映画でした。 映画をたくさん見る人から、女性、小学生まで、多くの層が楽しめる素晴らしい仕上がり。 内容は全然違うけどアニメの「スパイファミリー」や「ルパン三世」を観てる感じ。 ガンガン銃を撃ちまくり、格闘もありながらも残虐性を感じないし、必要以上のお色気シーンもない。ミッションインポッシブルや007のような壮絶なカーチェイスや、最新秘密兵器も何もない。 ゆえにR指定もPG指定も受けていないのだが、映画として刺激的で面白く仕上がっている。意図したことかは分からないが、これって素晴らしいと思う。この映画製作チームに拍手を贈りたい。 最近の映画はリアリティ感や過激さが必要なのか、残虐な悪役や、血しぶき、セクシーが満載である。それは、それで、私も嫌いでは無く良いのだけど(ファイトクラブも、パルプフィクションも大好物)・・・でもね、と思うところがある。 本作監督の過去作品で評価の高いキングスマンであってもキックアスでも同様である。 さて、話しを本作に戻して少しネタバレもあります。 オープニングから直ぐのバイクで逃げるシーンのVFXを観たときに「あぁ、しまった失敗作選んでしまった」と思ったのですが・・・。あれは意識的にマンガ的というかアニメ風にして現実ではない感を作り出しているのでよすね。やられたなぁ。 色々ありえない過剰な演出もあるのだけれど、最初に書いたようにアニメ的世界観があり全然気にならない。アニメのスパイファミリーを観て、ヨルさんのありえない活躍にケチをつける人なんていないかと。でも、本作は決してアニメではなく実写である。 内容は2転3転どころか、私の想像を超えて何回転もする。 それでいて観客を置いてきぼりにすることもない。なんだ、そんなオチかとガッカリすることもない。実に映画として巧妙に展開させていく。この先の見えそうで見えない感覚はパルプフィクション依頼かなと思う。個々のシーンには斬新さはないが、とにかく素晴らしいまとまりである。見事である。 ちょっと褒め過ぎかな。 この作品は、何年も先も語られ、忘れられないような凄さはないのかもしれない。 私も夏までにはうろ覚えになるのかもしれない。でも素晴らしい。 映像 ★★★★ (良いが、圧倒的ではない) 音 ★★★★ (記憶に残るテーマソングがない) 物語 ★★★ (物語としてはありがち) 役者 ★★★ (不満はない、3点満点中の3点なのかな) 編集 ★★★★★ (適当なようで緻密で巧妙) 粗さ ★★★ (これを気にさせないのが良い) 総合 ★★★★+0.5 (個別評価の足し算なら★3.5ぐらいだけど、そうではない)
スタイリッシュ・ゴキゲン・スパイ映画! このテイストがたまらない!
スパイ小説が現実になり、作家がスパイ戦に巻き込まれる。 冒頭からの小説世界の映像がイイ。 カッコイイ男女が可憐に踊り、格闘し、激しく撃ち合い、スーパー・カー・アクション! ノリノリのアクションシーンが素晴らしい。 最近あまり見られない、スタイリッシュ・ゴキゲン・スパイ映画のこのテイスト!! こういうのがイイんです。 「オペレーション・フォーチュン」はちょっと違うんですよね。 さらに、伏線や、サプライズまでちゃんと考えられているストーリーも面白い。 小説の世界の中の登場人物たちと、現実世界のクライマックスがシンクロする! 小説世界のスーパースパイ・アーガイルを演じるヘンリー・カヴィルは、スーパーマンを演じているだけあってスマートなナイスガイぶりがぴったり。 筋肉ハッカーの相棒ジョン・シナもはまってる。 そして女スパイ、デュア・リバも美しい。 仲間のキーラも効いてます。 ついでに、監督の飼い猫演じるアルフィーも大活躍。 主演のキャサリン・オハラの普段着の(誤解を恐れずに言いますが)「おばさんぶり」もいいんですが、ドレスもお似合い。 この両面を演じているのが一興です。 とにかく最初から最後まで、楽しませてくれました! マジで続編や、劇中劇の映画化希望!
締まらない凡作
少し前に「アメコミに続いてスパイ映画も飽きられたか」とかいった内容で、この映画がコケたというネット記事を見たけど、単に出来が悪いだけじゃん。 139分間という公開時間くらいは、出来が良ければ気にならないけど、今作はどうもテンポが悪くて観ている途中で、長いなぁと何度と感じたことか。 スパイアクションコメディというのは分っていても、カーアクションではミニモークで追いつけるわけないし途中で明らかに不動車状態じゃろとリアリティのなさ過ぎに白け、スモークアクションなどは空回りして、キングスマンの出来の悪い焼き直しという感じでした。
どんでん返し過ぎて冷めていく
さすがキングスマンの監督なのでテンポや色調とか画面構成とかオシャレで可愛かったり最高なんだけど、展開がどんでん返しの繰り返しで最終的にもう分かったしどんでん返さないでくれと言うくらいにどんでん返しで胸焼けを起こした。 結局どうやっても、サミュエル・L・ジャクソンと猫は可愛かった。マーベルズと同じ結論にたどり着きました。
斜め上のコメディスパイ映画
コメディスパイ映画だと思います。太った中年女性作家が銃撃戦に巻き込まれるのも面白いし、彼女が創り出した「アーガイル」というキャラクターがヘンリー・カヴィルで超イケメンで、バトル中にウインク飛ばしたりキメ顔してくるのでいちいち笑ってました。女性主人公ならではの面白さがあったと思います。 後半のクライマックスのバトルもいちいち「そうはならんやろw」というメチャクチャ強引な展開がもう現実など忘れて笑えます。 特に前半は、アクションシーンでいちいち安っぽい音楽が流れるのも含めてハイテンションで強引なギャグにずっと振り回されて笑ってました。 かと思うとストーリーも、小説が現実になるのか?と思いきや、実は!とあらゆる伏線を回収していくので満足感がありました。ありがちな話かもしれませんが、主人公がぽっちゃりなだけでもかなり笑えてしまいました。ネコちゃんの使い方も上手だし、あのバックパックのアーガイル模様のデザインも可愛い。エージェントたちの角刈りやベルベットのような素材の制服も綺麗です。 とても元気の出る映画なので、また折に触れて観たい映画です。
現実は小説より奇なり
「キングスマン」シリーズの鬼才・マシュー・ボーン監督最新作は、またもや奇想天外なスパイアクション!今日という日まで無事生きてこれたのは、この映画があったからと言っても過言ではありません。期待し過ぎて、外れた時泣き崩れそう。そんなレベルだったんだけど、見事に自分の癖にブチ刺さりました😁あぁ、良かった〜...。ツッコミどころ満載とか、やたら滅多らとか、キングスマンの二番煎じとか、そんなの知らねぇ!目まぐるしく変わる展開と、カラフルでスタイリッシュで美しい音楽が奏でられるアクションに身体中が痺れているんだ。それが、この映画は最高だっていう証拠だッ! 確かに、キングスマンと比べるとラストにもう1つ何か欲しかったように思えるし、ぶち壊し感が足りないようにも感じた。でも、どのシーンも観客の期待を大きく上回る、予想のつかないものに仕上がっているし、IMAX効果もあってかとんでもアクションには胸が踊り、騒ぎ、高鳴る。ラストの3アクションなんて、マジでヤバイでしょ!?誰が想像できたよ、こんなキテレツな動き。求めているもの以上を出してくれるから、やめられない。そして、超絶リアルで見応えあるスパイ要素も健在。武器やら道具やらセリフやら、作り込みが常人じゃない。もしや、マシュー・ボーンってスパイなのか? クソかっこいい角刈りヘンリー・カビルとクソダサい髭モンジャラサム・ロックウェル。どうしてそう見えるの??笑 でも、2人とも今後本作が代表作になりそうなほど、魅力が溢れ出まくっていた。演じた俳優は無論、キャスティング力もハンパないよな。ジョン・シナの爪痕残し率は異様に高い。そこまでシーンは多くないのに、この映画でいちばん好きなキャラは彼だもんね笑 ブライス・ダラス・ハワードのぽっちゃりはちょっと見てられなかったけど、キングスマンのスマートさと対をなす、コメディ色の強い作品としてはありなのかなーとも思ったり。でも個人的には、エリザベス・オルセンがこのキャラを演じて欲しかったかな。 でもとにかく、またこんなエンタメ全振り映画が見れて、ワタクシ至極幸せでございます。キングスマンの続編も執筆中らしいですし、まだまだ色んなマシュー・ボーン節が見れそう。いやぁ、楽しみだなぁ😁 一生ついてきます🥰
クールでファンキーでちょっとコメディチックなスパイエンタメ映画
まず、物語の構成が面白い。 脳がバグりそうなほど現実とバーチャルが入れ替わり、全然飽きませんでした。 ラスト付近のダンスやスケートしながらの銃撃戦はちょっとやり過ぎだったかな。まあ、でも許容範囲内。 結局アーガイルって何だったんだろう?ジョジョの奇妙な冒険のスタンドみたいな感じですかね?
作り込んでた、最初は見る映画ミスった予告うますぎだろって思ってたけ...
作り込んでた、最初は見る映画ミスった予告うますぎだろって思ってたけど面白すぎた好き キングスマンも面白かったから期待してたけど期待分そのまま面白かった
どんでん返しが連続する脚本の良さ。 後半の二人によるガンアクション...
どんでん返しが連続する脚本の良さ。 後半の二人によるガンアクションが、もう映画史に残る素晴らしさ。キック・アスやキングスマンから、正統進化してる。 アーガイルは、ニャアがいる、なんだ。
ブライスさん大好きなので
恐竜の映画は観てないから久しぶりで、ふっくらしててびっくりしましたが、好きなんだから許せます。
予告のあるシーンと序盤の内容から作家さんの正体が推察できてしまったのがちょっと残念でしたが…
とにかく、ブライスさん、かわいい、かわいいと、きゅんきゅんしまくりの139分でした。
なんの参考にもならないレビューですみません!
主人公はあくまで女性作家という感じ
ある女性作家のスパイ小説が
実は現実をなぞっているとして
事件に巻き込まれるというストーリー
「アーガイル」という男スパイが活躍する作品だと思ったら
結論として現実の人物ではないのであまり出番がない
「アーガイル」の活躍を期待すると肩透かしくらうかも
「アーガイル」はイマジナリーフレンドっぽい
あと、主人公のペットとしてネコがでており
ネコは死なないが、ひどい扱いがそこそこあるので
ネコ好きな人はちょっと気を付けよう
本作は実は主役の女性作家の正体が
記憶を失ったスパイで、作家の人格は
組織の心理学者が後付けでつくったものであり
小説「アーガイル」の主人公は、実は本人がスパイでの記録から
つくったものであるという
心理学はこの作品では万能だな
終盤ではそれによって心理学者に追い詰められる
ストーリーは二転三転して
展開の切り替えが急な感じがするが
アクションシーンはよかった
終盤の記憶が戻った主人公たちの銃撃戦と
アイススケートっぽいアクションシーンはよかった
終盤でアルフィー(人間のほう)が
主人公たちが戦闘している状況なのに
バスケットの試合をずっと見ているのがちょっと長く感じた
松坂慶子化。
ロマンシングストーン、 ロングキスグッドナイト、 ナイト&デイ、 トゥルーライズを混ぜて何れにも劣る。 極彩色なアクション場面の幾つかは楽しんだが。 転調や捻りの全てが物語を失速させた感。 無理有りダルい説明に付き合わされるからだ。 BDハワードの松坂慶子化に引きつつ非支持。
マシュー・ボーン監督ここにあり!
展開おとなしめの序盤〜中盤を過ぎたら、いよいよ本領発揮の謎カラフル展開です。相変わらずアホ(褒め言葉)ですw 恐らく予告やイメージ画像から想像するのとは違う展開になるかと思いますが、終盤はニヤニヤしながら見てました。 ブライス・ダラス・ハワード、何がとは言いませんがイイ感じですね。あとジョン・シナがピンポイントで存在感発揮してて、コレも面白かったです。
3作品への道筋
になりますね。このままアーガイル、物語の中のアーガイル、キングスマン。どれでも行けそうです。戦闘シーンも独特だし、ストーリー展開も良かったです。ただ、主演のプライスが少し太めなのが気になりましたが。
異次元の‼️❓未知なる‼️❓超絶エンタメ‼️❓
複雑、かつ、シンプルなストーリー。
二重スパイが、悪い組織の一つに最高機密を探るために洗脳され、小説家として、その人生をなぞる、そして洗脳が解ける時、物語が爆発する、小説の登場人物と、現実のスパイが交錯して、展開する。
そこは未知で異次元のアクション、原油上のスケーター格闘、ダンス格闘、CGはまるで、キングスマンやキツクアスを先進的革命的に増幅するから、お笑い的ですらある。
ヒロインはアザラシのごときな姿で、キュートに悪を殲滅するけど、体が太り気味なんで、これまた、可愛い顔と相違して大笑い。
でも、アクションや展開は、トムクルーズのものに準じるようなレベルなので、その違和感が、クセになる、醍醐味。
ああ、悪の組織が、数多く殺されるのに、その度に、笑いと感動が押し寄せる。
ここに、最高のエンタメが成立した、ただ、小説上のスパイの方が魅了的🫣
ただ、心を空にして最高のエンタメを楽しむべし、さらば。
エンタメ作品に徹したスパイラブコメディ
キングスマン監督作品ということで視聴 キングスマン程は色々過激さもマイルドな為、暴力描写を子供に見せたくないご家庭を除いて、子供から大人まで楽しめる痛快ラブアクションコメディです。 若干キングスマンと同じ世界線である程度の含みが垣間見れますが、ストーリー的には全く絡んできませんので、キングスマンを未視聴の方も安心してご視聴ください。
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