「祖国愛」PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
祖国愛
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日本帝国主義の黒歴史、1910年の韓国併合から1945年の日本敗戦までの35年間、日本は朝鮮半島を植民地支配していた、映画の1930年代は満州および中国本土への日本軍の侵出拠点としてその統治は強化された時代。日本統治下の京城では総督暗殺を企む抗日組織「黒色団」のスパイ“ユリョン(幽霊)”が暗躍、朝鮮総督府内に潜む“ユリョン”は誰か?
新任の警護隊長の高原に疑いをかけられた保安情報受信係 監督官の村山、暗号記録係のチャギョン、政務総監秘書の佑璃子(ゆりこ)、暗号解読係長ウノの4人の容疑者たちをめぐるサスペンス・アクション物語。
韓国映画だから日本軍は敵役、ユリョンの闘いを半ば美化していると感じるのは致し方ない、立場が違えば祖国愛の思いは同じだが観ている日本人としては胸が痛い、終盤の銃撃戦で盛り上がったが、それにしてもこのテーマで2時間越えはちと長すぎた。
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