ダム・マネー ウォール街を狙え!のレビュー・感想・評価
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構図は何となく理解できたので─
株とか投資の仕組みに疎い自分にとっては、予想通りなかなか難しいところはありましたが、シンプルな構図が何となく理解できたので、なかなか楽しめました。コロナ禍とか家庭環境とか付随するちょっとしたストーリーも見やすかった要因だったかもしれません。株価の攻防はめまぐるしい映像とセリフで展開して、その他の部分は割とゆったりめ・・・といった工夫も感じられました。何となくなんですけどね。ほとんど理解できなかったマネー・ショートよりは楽しめた気がします。
知識がないとよく分からないところもあるが
2024年劇場25本目。
実際にあったYoutuberがウォール街で数億動かす投資家と株で戦う話。
ほんの二、三年前の話なんですね。全然知りませんでした。
正直踏みなんとかとか、どうして今こうなってるのとか、分からない所も所々あったので最低限の株取引の知識がいるんだろうなという感じでしたが、金持ちが損しないよう汚い手を使ってるなぁとか、そういうことは分かるようになってます。
結局この映画が作られた2023年にみんながどうなってるかよくわからないところもありましたが、マネーゲー厶としては面白かったです。
でも主人公の弟は宅配業全体の信頼を失う事をしているので大キライです。これ実話なら逮捕したほうがいいし、嘘なら名誉毀損で配給会社訴えた方がいいです。
この会社が好きだから
数字のやり取りは正直わからなかった。
動くお金の額がまず現物見たことない額ばかり出てきてとても現実味を感じない。
がしかし。
がしかし面白かったのだ!
彼の信念の強さが半端ない。
誰に理解されなくとも「この会社が好きだから」という理由だけで、誰もやらないような事をして、周りを味方につけてそれまでの常識をすごい突風で吹き飛ばしてしまった。
けど彼が動かしたのはお金だけじゃなくて人々の心よね!
彼のどうしたってこの会社を守るんだ、という意気込みと熱意に視聴者がどんどん心を動かされていく様子がとても熱かった。
そしてそれは実弟との距離までも影響していったことも。
弟、ずっとお兄ちゃん大好きでしょ。
壮大な反抗期を繰り返してたよね笑。
憧れてたんだな。
新しい何かが始まる時には、必ずはじめの一歩を踏み出した人がいる。
けどそのはじめの一歩を踏み出す勇気は半端ない信念と労力を伴ってるからこそ、レジェンドになるんだなぁ。
観るまで『AIR』みたいな話かなと思ってたんだけど、熱意と信念はキースとソニーは一緒だったわね。
応援したくなる気持ちがわかるよ!
数字が上がり下がりしてそれに合わせてみんなが一喜一憂するのも面白かった。
株がわからない私でも楽しく観れたので、是非ご覧ください。
大魚に立ち向かう雑魚たち
倒産寸前のゲーム会社の株を買って空売りし、差額で儲けようとする富裕層で構成される大手ヘッジファンドに闘いを挑んだ投資家キース・ギルの実話。「闘いを挑んだ」と書くと仰々しいが、彼に共鳴した小口の同志が一気に株を買い始めた事で大騒動になっていく。2020年9月頃から翌年2月頃までに起こった出来事を、すぐさま映画化してしまうスピーディーさには脱帽するしかない。
面白いのは、主要登場人物となる投資家達が直接顔を合わせるシーンが皆無な点。実名も素性も互いに知らぬ雑魚達が束になって大魚に立ち向かう図式は、これも一種のアメリカン・ドリームか。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』も空売りがテーマの実話だったが、あちらよりは観やすいかも。
セス・ローゲンを筆頭とするヘッジファンド側の人間が特に悪辣に描かれているわけでもないため、勧善懲悪というカタルシスは薄いものの、ポール・ダノ演じるキースの好感度の高さの前では、全て許されてしまう。キース本人と激似ゆえにキャスティングされたのだろうけど、やっぱりイイ役者だ。
あと久々にデイン・デハーンを観たがオッサンになっててショック。『オッペンハイマー』にも出てるらしいが。
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