ダム・マネー ウォール街を狙え!のレビュー・感想・評価
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大富豪vs個人投資家
社会現象を巻き起こしたゲームストア株騒動の実話を映画化した物語。空売りする大富豪に挑む個人投資家たちの争いをユーモアたっぷりに描いている。なかなか興味深いストーリーで今後も同じようなに一攫千金出来るチャンスが起こる可能性があるのではないでしょうか。
2024-54
私にとっては、ポール・ダノ観るための映画だった。 登場人物にリザル...
私にとっては、ポール・ダノ観るための映画だった。
登場人物にリザルトが表示されてる演出が面白いのと、個人投資家達が裕福ではないけどみんな個性的で魅力的に見えるのに資産家達は、無個性でそんな楽しく見えないのが印象的。
俺はちょっと・・・。
ストーリーに興味惹かれたのと、誰かが「良かった」と言ってたので観に行ったけど、俺はちょっとダメでした。
専門用語多いのと画面が暗いのなどで正直、途中、眠くなりました。
あと音楽が、最近の流行なのかも知れないけど騒々しくて。
実話の重み。音楽も脚本もクールだった。日本でもそうだけど、個人投資...
実話の重み。音楽も脚本もクールだった。日本でもそうだけど、個人投資家が増えてる中、こういう動きが現実に起こっていることに感動。ファンドの規制ができないものか。
資本市場の民主化運動!?主役はロビンフッターのガチホ勢!!
2021年にアメリカの資本市場を揺るがした「ゲーム・ストップ株騒動」をめぐる人間模様をコミカルに描いたヒューマンドラマ。
サラリーマンの同士にも絶対にお勧めだし、自分のつたない知識でも十分に楽しめる分かりやすい内容でした!それに何より、本作の本筋は良質な人間ドラマだからね。
公式サイトの監督のコメントを読めば、どうして小口投資家(若者達)の人間ドラマをここまでつぶさに描けたのか、その理由が分かります。(当時24歳で監督と同居していた息子も、作中のロビンフッターよろしく、ゲームストップ株のガチホ勢だったそうな!そら当事者感も出るわなw )
個人的に気になったのは、主人公のローリング・キティはゲーム・ストップ社に何らかの思い入れがあってこの株を買い支えていたのか?あるいは、あくまで自分の投資手法(ショートスクイズ)を体現するための道具に過ぎなかったのか?映画を観た感想としては、あくまで後者だったのではないだろうか。
一方で、スマホやソーシャルネットワークの発展、さらにロビンフッドのような画期的な投資アプリの登場など(さらに幾つかきっかけとなる規制緩和などもあったのだろう)を契機に、資本市場が一気に一般の若者にも解放されたことで、「民衆の力でウォール街をぶっ倒そう!」といった、これまでであれば非現実的だったスローガンが、徐々に顕在化してきたのだと思う。SNSを媒介としている点からも、資本市場の「アラブの春」とも言えるのではないだろうか。
それから、ロビンフッターの若者達は、ちょうど親がリーマンショックの煽りを受けて苦労をした世代。また、作中の当時は、コロナ禍の閉塞感や社会不安などが蔓延していた。それらが渾然一体となった結果、潜在的にあったヘッジファンドを含む超富裕層に対する不満が大爆発して、強固なガチホ勢を生み出していったのだという、社会構造的な背景が裏にあった点については見逃せないところだ。
因みにロビンフッドの社長も、リーマンショック後に起きたOccupy Wall Street(ウォールストリートを占拠しろ)運動に感化されて、資本市場の民主化を目指して同社を設立したのだとか。
一方で、小口投資家の取引き手数料を無償化する一方、主なロビンフッド社の収入源は高頻度取引先からのリベートとなっており、それら大口取引先である機関投資家やヘッジファンドに頭が上がらない関係性は、ゲームストップ騒動において、小口投資家のみを対象に、勝手に取引きを停止すると言った「反則技」を使わせるだけの圧力となって返ってきた点において、とても皮肉な事実だなと思う。
最後に、本作のポール・ダノはバルサ時代のリオネル・メッシにめちゃくちゃ似てますよねw メッシなら、投資などせんでもお金持ちなのに…と雑念を抱きながら本作を鑑賞してしまいました。
株価ってなんやろね(2024年4作目)
株、こわー!
いや、人ってこわー。
いやいや、お金ってこわー!なのか??
下層と上層、という構造なんだろうけど、なんなんだろうね。無いものに価値をつける。無いもので価値が決まる。
日経平均株価好調ですけど、本当に??
結局はお金もってる人のお遊び。
怖い世の中だ。誰が勝ち逃げするのか逃げ遅れるのか1寸先は闇ですな。
株知識なくても楽しくて爽快!
2020〜2021年という、めちゃくちゃ最近の金融マーケットで実際に起きた騒動を描いた作品。株知識ゼロでも面白かったー!
ネコTシャツのサエナイ男・ローリングキティが、知恵と話術で小口投資家の心を掴み、空売りで儲ける大富豪たちに一泡吹かせる様がカッコ良い。SNSを通してローリングキティに共感する“ダムマネー投資家”が描かれることで、ローリングキティの影響力がどんどん大きくなっていくことや、このゲームストップ株騒動で何が起きるのか、誰にどんな利益や損失がもたらされるのかがとても分かりやすく、最後まで置いていかれることなく楽しめました。
ウォール街のエリートセレブに食い物にされてきた個人投資家が団結して意地を見せる様は熱くて爽快!
ポール・ダノ演じるキースのなんとも言えないイイヤツ感というか親近感というか。彼と家族の関係も素敵で、空気感がとても好きな作品でした。
この騒動自体知らなかったので勉強になりましたし観て良かったです!
コロナ禍のアメリカの株の話
実際に起きていたリアルタイムで知っていた事件というか革命をより詳しく知りたくて観に行った。
映画の感想では無いがSNSの可能性や恐ろしさを感じた。
映画として観れる形になっていたが一緒に行った友人と、帰りの車で投資の価値観の話になり、内容とは別で興奮してしまった。
まだ保有中
ブームに踊る人々を軽快に切りかえしながらテンポよく話が進む。分かりにくい話のはずだが、かなりわかりやすく伝える。ゲームを捻じ曲げてくるアクティビストのやり口を糾弾する爽快さはあるが、結局ゲームストップ自体は評価すべきところは何ら見られず、値を釣りあげ、素人を多く巻き込んだことは、こちらも時代の祭りでしかなく、祭りの終わりで儲かった人は結局は売り抜けた訳で、ひとり祭りの跡に残ったエッセンシャルワーカーもそれはそれで彼女の生き方でもある。
★2024年劇場鑑賞18★
面白かったけど、自分の株に関する知識がなさすぎて変なところで言葉に引っかかってしまい一瞬ついていけなくなってしまった。
そんなことなくスラスラ見れたらもっと面白かったんだろうなぁ
エンタメとしては面白い
説明責任を果たす際に弱者を演じることや、Web会議の後ろに映りこむもので自分をキャラ付けしようとすること、個人配信のチャット欄荒らしの犯人が実生活の知り合いであることなど、あるあるネタがやや誇張されて面白おかしく描かれている。主要人物が初登場するときに名前と共にその保有資産を表示するといった演出も、その人物の現状を表す非常に上手い手法だと思う。全体を通して優れた演出が多く、観終わった後の満足度は高い。
一方で、題材となった出来事の描き方には賛同できない。株価は企業価値に従って変動するべきであり、ヘッジファンドの空売りによる株価下落を不当な値動きとするならば、ロビンフッダーによる株価のつり上げもフェアなものとは言えない。にも関わらず主人公サイドを善、ヘッジファンドを悪と印象づけるような描き方にはやや悪意を感じる。
その数字、本当に正しい?
2020年、コロナ禍で実際に起きた「ゲームストップ株騒動」と呼ばれる前代未聞の金融事件を、見る度に顔が変わって見える俳優ことポール・ダノを主演に迎え、「クルエラ」のクレイグ・ギレスピーにより映画化。公開終了ギリギリだったけど、見れてよかった。たまにはこういう映画見たくなるよねぇ。
投資の知識はまるで無いため仕組みや専門用語を理解するのは大変だったけど、ストーリー自体はコミカルに描いているため分かりやすく、テンポも非常にいいので、楽しく学べるいい教材映画だった。コメディになりすぎず、真面目になりすぎず。バランスが絶妙でとても見やすい。流行りのミームは世界共通なんだってことを知って、笑えたし、ネットの力って凄いなぁってこんなところで思った笑
ゲームストップ側が全く描かれていないから、偏りのあるようにも思っちゃうけど、投資をする人々の底知れぬ熱量には元気が貰える。どうしても万人受けするような作品ではなく、淡々と物語が展開されているから、説明口調な映画と言われればそう。いい意味でも悪い意味でも教科書っぽい作品で、本当の話だからやり過ぎるのも良くないとは思うけど、もっと映画的な演出は欲しかったかな。
投資をする人は一握りな日本に対して、アメリカでは若者でも知識豊富で、しかもSNSやネットを使って簡単にやって見せてるんだからすごい。日本ではこういう騒動が起こることまず無いだろうな〜。もっと人物描写細かくしても良かったように思えるけど、若者をナメるな!富裕層にそう訴えかけるように、次々と株を買っていく彼らを見て、負けてられないなと勇気づけられた。
ゲームストップの月足を見てみよう
奇しくも日経平均が史上最高値更新中というのに、20年近く株をやってていまだ大損こいている自分には夢物語である。株の世界は巨額の資金を動かせるところが強いに決まっているのだが、弱い者たちが連帯してヘッジファンドを潰したというのは実に小気味いい。話は単純なので株式の知識がなくても理解しやすいこともあるが、登場人物や場面の切り替えが多い割に観やすく撮られているのはクレイグ・ギレスピー監督の手腕だろう。
昨年のまじめなフェイブルマンから本来のポール・ダノらしい怪しさのある役どころかと思ってたけど、実はリーマンショックでの就職氷河期を食らった優等生という設定。顔の似てない弟とマッパでトラックを走るのは手の内すべてを晒しているという意味か。イーロン・マスクやAOCの実物映像を出してることに驚きつつ、地味目にメジャー俳優も多数出演していて、前はかなり活躍していたデイン・デハーンが冴えない端役だったのは、IPOでの高値から今は100円割れみたいな感じでやや哀し。
どうでもいいけど、ウルフ・オブ・ウォール・ストリートやマネー・ショート、バイスなんかと同様、本作のポスタービジュアルは黄色ベースなのだが、金融や政治・経済の実録ものは黄色にするってキマリでもあるのだろうか。
楽しめました。
音楽もよくリズムがよい映画で楽しめました。
事件のほうもある程度は知っていたので想定通りの結末という感じ。
ただ、基本的に株式は証券取引所による相対取引。
板に売りが出てないと買えない。
株を買うシーンに板が出てこないので、誤解する人がいるんじゃないかと思った。
アメリカでは成り行き買いが主流だったとしたらごめんなさいです。
つまりは、証券会社が売買をストップさせても他の証券会社で買いはできるんだよね。
空売りの場合は、どちらかというと空売り側も玉がないと困るので、とか思いました。
意外と淡々とした映画
ANA機内で鑑賞。あらすじを読むと派手な展開・演出を想像していたが、主人公・奥さん、その他の個人投資家を含め淡々としている。各々ネットの投資情報を通じてしか触れ合わない。大口投資家の空売りに個人投資家が対応していく話。最後の幕切れ、各々の結果とかも淡々としていてよい。
そこまで痛快では無いが痛快映画
コロナ渦にアメリカで起きた実話の再現映画、大金持ちの投資家が仕掛けた株の空売りによる大儲けに、自分の好きなゲーム屋さんが食い物にされ倒産させられることに憤り、投資系YouTubeチャンネルで視聴者に呼びかけ、多くの貧乏人と大金持ちが投資で戦うチキンゲームを画いた痛快映画。一人として知る俳優さんは出ていませんでしたが、想像していた以上に貧乏人側金持ち側のエピソードが画かれていて楽しく最後まで観ることが出来ました、もう少し盛り上がるエピソードが有れば★4個でも良かったんですがあと少し足りませんでした、しかしおもしろい映画出ることに変わりは無いので、ぜひ機会があれば見て見てください。
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