ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出のレビュー・感想・評価
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ディズニーキャラクターが総登場するディズニー映画。 本年度ベスト!
みんな勢ぞろい
100年の歴史の重みを感じる
お祭りムードのワクワク感がたまらない!
「ウィッシュ」本編前に上映された、ディズニー創立100周年を記念して製作された短編作品です。事前に知らなかったので、うれしいサプライズとなりました。
10分にも満たない短編なので、ストーリーというほどのものはありませんが、社員や訪問客が帰って無人となったディズニー本社で、おなじみのディズニーキャラたちが壁の絵から次々に抜け出して、100周年記念の集合写真を撮ろうとするという内容です。
ディズニー100年の歴史の中で創作されたキャラクターたちがわんさか登場するので、もうこれだけでワクワクしてきます。しかも、カリフォルニアのディズニー・スタジオ社屋と思われる実写背景の前で、2Dキャラと3DCGキャラが違和感なく共演する姿に、目と心を奪われます。また、実写のガラスにうっすら映り込むキャラの姿、いきいきと動き回るキャラを追う巧みなカメラワークなど、細部までこだわりを感じる映像に、今さらながらディズニーの高い技術力を感じます。
ラストは、数え切れないほどのキャラクターが大集合した記念写真を撮影したところでうまくまとまり、“場を温めました”と言わんばかりに「ウィッシュ」本編につなぐ見事な演出です。なんなら「ウィッシュ」より本作のほうがおもしろく、もっと長く観ていたいくらいです。
「ウィッシュ」本編は字幕版を選択したにもかかわらず、本作は吹替版だったのですが、おかげで懐かしい声をたくさん聞くことができました。エンドロールには数十人にもおよぶ豪華なキャストが紹介されており、中にはすでに他界されたかたの名前もありました。本作のために過去の出演作から声を集めてきたのかと思うと、ここにも製作陣のこだわりを感じずにはいられません。さすがディズニーです。
ちなみに、入場特典として本作のキービジュアルが印刷された大きめのポストカードをいただきました。これが、本作ラストの大集合写真のポストカードだったら言うことなかったのですが、そこだけがちょっぴり残念でした。
STARS
ディズニーではお決まりの短編を先に上映するスタイル。短時間で満足できる作品をパパッと仕上げてくれる前菜的なポジションだなと思っていましたが、今作は過去キャラ総集合のディズニーキャラ撮影会というワクワクするものになっていてとても良かったです。
ミッキーが先導し、多くのキャラクターを絵本や映画の世界から呼んで写真撮影するだけという内容なのに、ディズニーのキャラクターってこんなに表情豊かなんだなと思わされました。
手書きアニメーションと3Dが違和感なく同じ世界にいる見せ方も素晴らしいですし、時代を超えての交流が描かれるのもアニメ、そしてディズニーならではだなと満足感抜群でした。
懐かしのスティッチが動き回ってるのを見れたのも良かったですし、パブリックドメインが切れてしまって色々あったプーさんがあのまんまるなフォルムで額縁につっかえているのも最高でした。
個人的にはディズニー最悪の作品だと思っているストレンジワールドのキャラクターは人間サイドは描写されず(見落としていただけかもしれませんが)、細胞のみちょろっと映っていたのは、やはりあの作品は今考えると恥だったのかなと思いました。あの作品から逃げるなとも思いましたが、まぁ逃げたくはなっちゃうよなと思いました。
あとウィッシュから先行してアーシャが登場しますが、歴代のヒロインたちに比べると個性が薄いように思えたのもちょっとだけ残念でした。
10分の作品とは思えないくらいの情報量にお目目が幸せになりました。100周年という節目に、今まで夢を見せてきてくれたディズニーに立ち返ってほしいなぁと思いました。
鑑賞日 12/15
鑑賞時間 10:40〜12:45(「ウィッシュ」と併映)
座席 N-28
吹き替え版でエモさ増
【"さあ、ショーを続けよう!”ミッキー&ミニーを始め、ディズニーキャラクター大集合。何人分かるかな? 私は<以下、自粛・・。>】
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