劇場公開日 2024年11月8日

ロボット・ドリームズのレビュー・感想・評価

全182件中、41~60件目を表示

4.0短編映画でも良さそうなストーリーだが、どこを切り取ってもアートにな...

2025年1月22日
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鑑賞方法:映画館

短編映画でも良さそうなストーリーだが、どこを切り取ってもアートになりそうな作画なので見入ってしまう。
シンプルな作画なのに。
タイトル『ロボット・ドリーム』の通りの演出が上手い。

実物表現が凄くて現実のNYの街が描かれてる。DOGが役所で住所を記入するシーンがあるが、この住所をググれば このアニメのDOGが住んでる実際のアパートが出るらしく、なんと昔 監督が住んでたアパートらしい。
後にFBIから摘発されるキムズ・ビデオ(Kim's Video)も出る。キムさんがクリーニング屋を改装して営業を始めたレンタル(グレーゾーン)ビデオショップで、ニューヨークの複数箇所で映画ソフトのレンタルとCD販売を手掛けた伝説の店。なんと昔 監督が働いていたらしい。(今は無いらしい)
チュッパチャプス(chupa chups)が舐めたくなる。子どもの頃は「チュッポチャップス」と呼んでいた。最後に舐めたのはいつだろう。
観てて「ロボットとバスに乗る時は2人分の乗車賃がいるのか?」なんて考えてしまった。

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ナイン・わんわん

4.0ここまでシンプルな絵で感情移入させる表現力がすごい

2025年1月19日
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少し話題になっている作品。

つかみからとてもテンポよく、Dogの寂しさが伝わってきて、ロボットととの楽しい時間が対比してとても豊かに感じられる。

途中途中退屈になるところもあるが、キャラクター全てがかわいく、魅力的だった。
シンプルな絵だからこそ、目と手振りだけで感情表現する必要があり、それに見事に応えていた。
こども向けの絵にみえるが、大人にもプリミティブな感情を呼び起こしてくれて、感情が繊細に、豊かになる感覚が味わえる。

そして、最後のDo you remember, septrmperにほろりと来た。
言葉を持たないからこそ、音楽で伝える、という粋な演出は会えない時の寂しさを感動へと昇華させてくれる。

また、動物にすることで、言葉やセリフなどなくても、思いは伝わるし、一方で少しのすれ違いで、うまくいかないこともある。

ロボット・ドリームズというタイトル。
ロボットは夢を見るが、プログラムで制御されているのか、それは現実にならない。
自分の意思で状況を変えられなくても、ただ、プログラムのもとで音楽を鳴らす、という世界共通の言語で表現によって、元の主人を楽しませる、それが彼の選んだ道である。

老若男女、おすすめできる映画であるし、現代へのメッセージも詰まっている、そんな作品であった。

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ひでぼー

4.0たかがアニメと軽んじていたことを猛省

2025年1月18日
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泣ける

楽しい

普段はアニメ作品を観ることはないが、友人から執拗な誘いがあり、半ば強制的に映画館へ。夜9時過ぎの回にも拘らず、座席占拠率が高くて、驚いた。
メインテーマのようにEW&Fの「September 」が流れる中、犬とロボットの出会いと別れ、再会そして結末へと100分間のストーリーに釘付け。殆どセリフのないアニメなのに、クスッと笑いそうになったり、ジーンと来たり、悲喜交々の面白さがあった。
こんな作品に出会えて、よかった。

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ちゃ坊主

4.5セプテンバー

2025年1月17日
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鑑賞方法:映画館

スペイン映画だけど舞台はニューヨーク
セリフがないだけにSeptemberが強く印象に残る
のと、
表情と音楽でここまで表現できるのかっていう驚きと
逆に切なさ

良い映画

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ひろみちゃん

4.0あっ、なるほどね~

2025年1月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

トーキー映画があるように、実写なら情報量が多いので出来ると思いますが、アニメでこの画で100分やるのはスゴイと思います。忍たま乱太郎と通ずる表情付けの上手さがあると思いました。
映画が進むにつれ「これ何がやりたいの?どうなりたいの?」っていう疑問がドンドン湧いて来て、ラスト手前では「これ普通に終わらすの?この映画なぜ評価高いの?」って観てました。
ですが、ラストでそれらは「あ~、なるほど~。そういう収め方するんや~」って思い、「うまいな~」っていう感想に変わりました。あれだけフラストレーションが溜まっていたのが一気に開放され、まるで映画の印象が変わりました。
「映画って面白いな~」とつくづく思い知らされました。それと「えらい長い前フリやな~」っと。
この監督の伝わると思う信念がホントスゴイと思いました。
セリフ、ナレーションを無しにしてる所や、往年の音楽を色々使ってくる所など伏線というか印象付けか~とも思えます。
先にも書きましたが『ホント映画って面白いな~』って思わさせてくれた一本です。

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93q2q2

3.0ノスタルジー&ビター

2025年1月13日
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鑑賞方法:映画館

SNS等での評判を聞き、鑑賞。
幕開け〜閉幕まで淡々と時が過ぎていった感覚。
最後のオチは、納得できるけれど…
そうなるのかぁ…っと、少し切なくなった。

世界観良し、ストーリー王道で
良作ではある、が、
セリフ無し…で2時間はちょっと長いかな。

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chadama

4.0日本人の意地...?

2025年1月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

冒頭から共感性が高くて引き込まれるし、色味が海外っぽくて新鮮。
ラストは切ないけれど現代の感覚が反映されていてほろ苦い感じ。
アニメでこんな感情にさせられるのはすごいなと思うけれど若干冗長的。

もしかすると日本人の意地みたいな感想なのかもしれないけれど、嫌な感想を。。
見ている間、確かに素敵なストーリーだしこの作品に悪いところはないけど、
え、これでジブリと同じ料金取るの??って思ってしまった。
本当にこの作品に欠点はない、けど、ジブリ作品とのクオリティの違いが悪い意味で圧倒的。
アニメでこの現代人に共感できるテーマを上手く扱っていること、セリフなしでも約2時間間をもたせられること、色味やシンプルな作画、色々良い点はもちろんある、のだけど...!!
そんなこと、とっくにジブリが圧倒的なクオリティで遥か昔にやっていて、日本のアニメーションはもっと先に進んでるのよ!アニメだから..という言い訳を遥か昔に破り捨てて実写映画と張り合える(アニメならではの良さを提示して)映画作ってるのよ!
という、この作品とは無関係の日本人の意地??的な感情が溢れてちょっと悔しかったな。
私がアニメ作ってるわけでもないからこれはただのお門違いなジブリ愛なのかもしれないけれど。

何だかこの作品とは無関係な感想が溢れてまともな感想が出てこなかった。

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ぞの

3.5ちょっと長い

2025年1月12日
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鑑賞方法:映画館

この内容で2時間は長いと感じました。途中何度か落ちてしまいました。
一時の懐かしさで、お互いの幸せを壊すことなく、命の恩人で新しい友達を選んだということでしょうか。
心温まる作品でした。

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koji

4.0絵の可愛さで得してる

2025年1月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

巷で話題になってる
ワンちゃんとロボくんのアニメ作品。
満席だった。

この2人が奏でる
優しさ、
虚しさ、
愛おひさ、
無念さ、
暖かさ、
無情さ…more

セリフもナレーションもない102分。
なのに心が沸いて良くも悪くも人間臭い物語だった。
人によって解釈が違うだろーなー。
面白い🙂

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.0ほのぼのしたイメージでありながら、よく考えると現実的なメッセージが散りばめられている。

2025年1月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

犬とロボットの交流と、そこからうまれる生活の変化。
セリフなし(うなったりはする)で物語を成立させているのはすごい。

1980年代のニューヨークが舞台のアニメ。
主人公は犬。ひとりの暮らしに寂しさを覚えて通販でロボットフレンドを購入する。自ら組み立てたロボットと外出するようになり、生き生きとしてくる。
夏になり、海に遊びにいく。ひと泳ぎしてから砂浜で昼寝。犬が目覚めるとすっかり日が暮れていた。ロボットを起こし、ふたりで帰ろうとするが、ロボットは体がさびてしまい動けなくなっていた。
犬はその日は帰って、再びロボットを助けに戻るが海水浴シーズンが終わって砂浜は閉鎖されていた。

LGBTを意識した作りなのかわからないが、友だち以上の感情であることは間違いない。しかし、他の人間にとってはロボットはただのロボット、金属の塊という扱いになっている。こういう設定は現実的だ。人間同士でも友だち同士は大切にするが、無関係な人はそんなものだろう。多様性の時代とはいえ、誰もが理解しあうという世界になっていない。

街並みのショットで、いつもツインタワーが描かれているのはなぜだろうと思っていたのだが、監督が「この映画は、もう二度と会うことのできない大切な人々へのラブレターとして作りました」とコメントしていることと、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」が繰り返し流れるので、911を意識しているのだろう。

ペタっとしたアニメで人間が出てこないファンタジーな作りでありながら、内容はけっこう現実的だった。
このあたりの規模の作品が増えてくれると、また映画を観る楽しみが増えるので良い。

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あふろざむらい

3.5ボート借りて海から救助に行けなかったのかなぁ

2025年1月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

単純

ニューヨークで暮らす孤独な犬は自分の友人が欲しくてテレビで観たロボットを注文し、組み立て、そのロボットと一緒に色々な所に行き、友情を深めていた。夏になり、犬とロボットは海水浴へ出かけたが、海水に浸かったロボットが錆びついて動けなくなってしまった。ロボットを持ち帰ろうとするが重くて運べず、日を改め、工具を持って行き修理しようとする犬だったが、海水浴場はシーズンが終わり閉鎖されてしまい、来年の6月1日の海開き迄入ることが出来なくなった。ロボットを置いたまま犬とロボットは離ればなれになってしまい、ハロウィンが過ぎ、冬が来て雪が降り、春になり・・・さてどうなる、という話。

セリフ無しで擬人化した動物の住むニューヨークで、孤独な犬が寂しさを紛らわそうとロボットを購入するのだが、ストーリーは単純だからセリフは無くてもわかる。
穴の空いたボートで沖から来た奴らみたいに、陸側から海岸に入れてもらえないのなら、ボートを借りて海から救助に行けばよかったのにね。
海開き前に鉄クズ集めに見つけられ、売り飛ばされた時は絶望的に悲しかった。どこから来たのか、陸側からあの海岸に行ける人(動物)も居るんだ、とは思ったが。
その後、アライグマが買い取って修理してくれて良かった。
でも、その時には犬はもう新しいロボットを買ってたんだよね。
そこも悲しかったかな。
ずっと流れてた、アースウィンドアンドファイヤーのSeptember、いい曲だなぁ。懐かしかった。

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りあの

4.0もう恋じゃん

2025年1月4日
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鑑賞方法:映画館

これはもう恋の話ではないですか。
きっとこの先こんなふうにAIは繊細なこころの機微さえも学習していくのでは?というある種のおそろしさがつねにあって、しかしなぜそれにおそろしさを感じてしまうのか、複雑で淡くあいまいな恋心をもてるのであれば、それはもうすでにひとなのでは?恋するひとはこわくない、でも機械が(プログラムが)恋するこころを手に入れられてしまうのは、なんとなくこわい気がするのはなぜなのか、みたいなことをぐるぐる考えつつ、でもこのピュアな恋心にどうしても胸をうたれてしまう。

余談ですけど、こういう動物の世界線って服とか靴とかの概念どうなってんのかな、といつも考えてしまう。
モブの動物たちは服着てたけれど、犬さんいつも全裸だったよね・・・

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kikisava

3.5逢えなくても、心の繋がりが友だち

2025年1月4日
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逢えなくても、心の繋がりが友だち

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ボブ

3.5Do you remember?

2025年1月4日
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鑑賞方法:映画館

かなりシンプルでピュアな映画でした。孤独を紛らわすために通販で購入したロボットと犬との、友情とも恋愛とも言えるような、心の絆のストーリー。

ロボットが見る「オズの魔法使い」の中にも登場するワールドトレードセンターは、ノスタルジックで理想的な世界のイメージのよう。現実にはそれが失われているだけになおさらです。「ロボットが夢見る」というタイトル通り。

ただこちらの感性が摩耗しているせいか、細かいところが気になってしまった。ニューヨークの海岸って、そんなに出入りが厳しいのでしょうか?自分の所有物(ロボットのこと)を紛失してしまったのに、それを取りに入ることも許されないというのは、ちょっと納得いかないような。。。

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wyeth

3.0映画で観る絵本

2025年1月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

孤独なドッグとロボットの友情物語。
セリフが無いので作品の世界観を観客に伝わりづらくならない様に作品自体の話しはシンプルでポップでメリハリの効いた内容でした。
すごく感動するストレートな作品ではなかったですが、砂浜で眠ってるロボットに自分の大切な人や過去の悲しい思い出が甦りました。
あくまでも観客主体の作品で、映画で観る絵本の様な新しい表現方法と感じました。

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makoto

4.5ツインタワーのあった時代

2025年1月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

わかっちゃいるけどセプテンバー一発でぼろ泣き。ロボットを助けるためにもうちょい別の方法あるんじゃと思ったり、子鳥がロボットとドッグを結びつけてくれるのかと思いきやそれもなく拍子抜けしたが、映画を観終わってからもついセプテンバーを聴いてはふたりが踊るシーンが目に浮かんでまた泣いた。セプテンバー聴く→落涙するパブロフのドッグ状態。

設定は80年代ということだが、ドッグとロボットの関係が単なる友情以上のものをにおわせてくるところに今どき感があり、さまざまな人間関係にも当てはめられるのがうまい。ちなみに血走った目玉柄のゲイラカイトが流行ったのは70年代だと思うけど、そもそもセプテンバー自体が1978年の曲なので、そんなざっくりとした懐かしさも落涙要素になっているのかも。

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ジョンスペ

3.5苦い

2025年1月2日
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絵柄はかわいですが、内容は苦いですね。
そのバランスがいいと思います。

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Pocaris

3.040代独身寂しがりやには響きました。

2025年1月2日
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鑑賞方法:映画館

でも途中寝てしまった。
やはり会話があることに慣れすぎていると笑いがない無声映画には睡眠導入剤的ななにかがありました。
寂しさ、孤独は他人を欲するけど、それってとても利己的なことだと改めて教えてもらえた映画でした。
お金で買って組み立ててロボットという立場が対等な扱いを受けているところにドッグの孤独を感じました。でも、そのあとはそうじゃないところから始まって、人間の心の穴を埋めるものって一体なんだろうと考えさせられました。

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ししまる

3.5アメリカ人はあのロボットの行動を見てどう思うのだろう。。

2025年1月2日
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鑑賞方法:映画館

セリフは無し。
主人公の犬と友達ロボットの話。
アニメはいかにもアメリカって感じ。

アースウィンド&ファイヤーのセプテンバーが要所要所で流れる。
その他の音楽も良い感じ。

この二人(犬とロボット)の表情が良い。
単純な絵なんだけど、哀愁のある表情をたくさんしてくれた二人。

そんな二人が離れ離れになり、なんとも言えないラスト。
途中、早く助けに行けよと悶々としながら見ていた。

ロボットの思いが分からなかった。。
人間(犬)の方は次のロボットを手に入れているし、人間の身勝手さを表現したかったのかな。
ロボットの感情は、義理人情というのか、遠慮というのか。。
人間のために生きるロボットのあるべき姿を表現しているんですかね。
日本人の感覚に近い感情のような気がするし、アメリカ人はあのロボットを行動を見てどう思うのだろう。。

すっと受け入れられる感じではなかった。
久しぶりに日本以外のアニメでした。
やっぱり違うもんですね。

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はりー・ばーんず
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