ロボット・ドリームズのレビュー・感想・評価
全83件中、41~60件目を表示
窓から もしやと見下ろした場面 竹内まりあの「駅」を思い出しました。
セプテンバー いい曲ですよね。
ライブハウスで良く聞く 好きな曲です。ノレます。°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
「覚えているかい??」
友達のいない犬と 感情表現豊かな ロボット 笑えました。
楽しい日々が 長続きしないのは 人間も同じ
苦楽を共にしてこその 友情が芽生えたり
なかなか良い ストーリーでした。
80年代のニューヨークの街がリアルに描かれていて、どこか懐かしく、...
80年代のニューヨークの街がリアルに描かれていて、どこか懐かしく、温かく、そして切ない。大人になると誰もが経験するような孤独、出会い、別れを、擬人化したユニークな動物たちとロボットが演じたドラマチックな展開が胸を打つ。まさかEarth, Wind and Fireの『September』で泣かされるとは…。そしてたくさんの映画愛、サブカル愛が詰まっていて、見落としているオマージュも多々あるはず。ドッグの部屋の窓際にはマジンガーZ、アライグマの名前が"ラスカル"だったのは、日本アニメへのリスペクトかな?監督もジブリや手塚治虫の影響を受けていると公言している。目玉のゲイラカイトも懐かしい!アカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネート。
宝物の日々
1980年代のニューヨークのマンハッタンを舞台に孤独なドッグが通販で購入した”友達ロボット”をみずから作り上げ友情や絆を深める様を描きだす。リズミカルに動き出す宝物のような日々の輝き。またセントラルパークやエンパイアステートビルなどロケーションも相まって非常にロマンチック。何よりも設計されたディテールのきめ細やかさに胸を打つ。アニメーションながら芸術の奥深さや丹念に紡がれた物語のフィールドに没入する。制約を排したロボとドッグを人間に重ねて観る刹那的メタファーはもちろんのこと、デジタル社会に疲弊し蔓延する現代にこそ枯渇した人間の心を潤すビタミンが含まれていたように感じた。
これほど切ないアニメだとは…
予備知識全くなしで鑑賞
セリフなしでも80年代ニューヨークの環境音MIXで自然に世界に入れました
こんなにセプテンバーで楽しんで泣ける映画はなかったのでは?
制作期間5年かけた情熱に感服します
色々な結末を夢想する楽しみが味わえる
シンプルでオーソドックスな絵柄は親しみやすいし、文字情報は多い(「ペット・セメタリー」には笑ってしまった。)ものの、台詞が全くないという演出にも、無声映画のような分かりやすさがある。
最初は、台詞をしゃべらないという不自然さをカバーするために、擬人化した動物たちを登場させているのかと思ったのだが、電話を掛けようとする場面があったり、主人公のDOGが嗅覚を使ってロボットを探そうとする場面があったりと、人間として見ていいのか、動物として見るべきなのかで少々混乱してしまった。
その他にも、鳥や魚は、そのまま鳥や魚なのに、ボーリングをする雪だるまは明らかに擬人化されていて、そこのところの「ルール」が、今一つ分かりにくかったりする。
ストーリーとしては、離ればなれになってしまったDOGとロボットが、その後どうなるのかを見守ることになるのだが、それまでに、2人が共に過ごし、友情を育む場面が短くてあっさりとしていたので、2人がお互いに抱く、相手に対する強い思いが実感しにくかったのは、残念だった。
タイトルにもなっているロボットの夢にしても、2回目以降は(最後の夢を除いて)、彼に右足があることで「夢」であることが識別できてしまうので、余り驚きが感じられなかった。
その一方で、ラストの展開は、例えば、お互いに相手への思いを捨てきれずに別れなければならなかった恋人たちが、それぞれの現在のパートナーを伴って再会した時のような状況に置き換えて考えることができ、ロボットが下した決断には、胸が締め付けらるような切なさが感じられる。
それと同時に、この場合、相手に気付いたのがロボットではなくDOGの方だったら、どのような対応をしただろうかとか、どちらか1人に新しいパートナーがおらず、一人ぼっちのままだったらどうしていただろうかとか、さらには、DOGがDUCKと別れずに、恋人同士になっていたらどうだっただろうかといった具合に、色々なシチュエーションが思い浮かんできて、その結末を夢想する楽しさが味わえた。
そして、そこで、ふと、自分が夢見るロボットと同じであることに気付いて、何だか不思議な気持ちになってしまった。
リアリティラインの引き方
実に巧みな技術によって観客を魅了するアニメーション作品である。
その巧みさの要因のひとつは、
リアリティラインの引き方にある。
サッカーのオフサイドラインが、
状況に応じてチームで上げ下げするように、
本作では、それぞれのシーンにおいて、
リアリティのラインが緻密に調整されている。
どういうことか。
キャラクターの芝居、表情、動き、
そして美術、小道具、音楽に至るまで、
あらゆる要素がリアリティラインを形成する。
例えば、
ドッグや他の動物の眉骨や、
ロボットの眼球の細やかな表現、
隣人のハト、ボーリングの玉、
ガードマンのキャラ、スクラップ屋のボスの葉巻、
ビーチ監視員の笛の音、
フィリップ・ベイリーとモーリス・ホワイトの澄んだ声、
など、具体的な描写は書ききれない。
これらの要素は、単に現実世界を模倣するのではなく、
物語の状況やキャラクターの感情に合わせて、
絶妙なバランスで配置されている。
例えば、コミカルなシーンでは、
やや誇張されたダンスなどの表現を用いて笑いを誘い、
切ないシーンでは、抑制された表現で観客心に深く訴えかける。
このような緻密な調整の結果、
観客はいつの間にか物語の世界に引き込まれ、
キャラクターの感情に共感する。
まるで、
ボーヴォワールの、
孤独からパートナーサルトルとの回想録のような誘いがあり、
ハンナ・バーベラ作品のような、
どこか懐かしく、
しなやかな笑いをも誘う巧みな技術。
それはリアリティの魅せ方によるところが大きい。
本作のリアリティラインは、
決して最初から完成されたものではないような気がする。
ツインタワーをみせるかどうか、
みせるなら、
解像度はどれくらいが妥当か、
様々な要素のバランスを何度もチームで試行錯誤し、
観客の心に最も響く表現を探求した結果、生まれたものではないだろうか。
単に技術的な完成度が高いからだけではなく、
観客の感情に寄り添い、
共感を得ようとするこのチームの真摯な姿勢が伝わってくるのも要因のひとつだろう。
【蛇足】
domo arigato、MR.ROBOT、
コニーアイランドで、ロボットといえばミスターロボット。
「MR.ROBOT」はシーズン1、2共に、高い期待度にも関わらず、
ラミ・マレックとクリスチャン・スレーターが父子なのか、
ロボットなのか、データなのか、、、
だんだんと興味は薄れていった。
観覧車、ビーチ、遊技場の出店、
同じコニーアイランドで懐かしいロケーションだった。
テーマソング
第96回アカデミー賞で『君たちはどう生きるか』や『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』などの作品と長編アニメ賞を競い合った本作。サービスデイの新宿武蔵野館は平日午前中のわりになかなかの客入りで、さすが注目度の高さが判ります。
本作、下手なこと言えばすぐに「ネタバレ」するくらい、物語としてはシンプル且つクラシック。観ようによっては、あり得ないほどの都合の良い「ザ・美談」なのですが、この可愛いキャラクターで見せられると罪悪感なく「観たかった物語」に感じて、最後はちょっと涙腺を刺激されます。
本来、感情を持たないはずのロボットに「嬉しさ」や「楽しさ」を共感できる機能を持たせた友達ロボット「AMICA 2000」。従順で思いやりがあり、好奇心が強くて時に奔放な行動とるところに可愛げがある。そして、そんなロボットに「かけがえのなさ」を感じる(実世界における人間寄りの立場である)ドッグとの蜜月な日々は、観ているだけでとても幸せになります。
ところが、あることがきっかけで離れ離れになる彼らなのですが、ここからが本作の肝。このロボットにはもう一つ、既存のロボットにはない設定(本作のタイトルから想像してください)があり、変わりゆく季節に伴って少しずつ変化していくロボットの心境と彼の状態に、肩入れしたいのに何も出来ないもどかしさを感じます。
そして、伝える方法として「言葉」を使わず、表情や情景に加えて使われる「音楽」がこの作品にとって最も重要な要素。アルフォンソ・デ・ビラジョンガさんのサウンドトラックは最高で、今も聴きながらレビューを書いています。
また挿入歌もみな最高で、中でも劇中複数回使用される本作の「テーマソング」。流れ出せばその軽快なイントロから足踏みが始まり、そして息の合ったダンスで気分がアガります。ただこの「テーマソング」、タイトルを言うだけで「ネタバレ」と言って過言ではないためここでは伏せましょう。逆にそのタイトルだけを先入観に、歌の内容を勘違いしている方も一定数いるのでは?もし「はて?」と思われた方、和訳を検索してみては如何でしょう?本作について、いろいろピンとくるかもしれませんよ。
こういう感じのアニメとしては、 キャラ画もストーリーもその他細かい...
こういう感じのアニメとしては、
キャラ画もストーリーもその他細かいところも、
きちんと丁寧に作られていると感じた
ストーリーは予想とちょっと違ってたけど、
良かったです
良い作品
キャラデザインとニューヨークの情景がとても良かったです。ドッグとロボットの表情が可愛かった。ドッグ以外にも沢山の動物達が出てきます。しかし、子供向けではなく、孤独や別離がテーマ。ストーリーは大人っぽく、ジーンと来ました。
目で訴える感じが何とも切ない
ストーリーはかなりシンプルだし
何も言葉は発さない
アイコンタクトでのコミュニケーションが良かった
ロボットの気持ち dogの気持ち
色々考えさせられたし 切なかった
でも2人とも希望は捨ててなかった
気がついたら 涙が出てました
お互い 良い相方と出会え 幸せそう
切なくもあり 心が温まる いい映画
想像しながら観ると楽しい傑作
アニメーションとして傑作の類。
動き、表情、音楽で全て伝わってきた。
前半は犬[ドック]のダメさ加減へのいらだちが強く。
後半は、泣けるというよりは、ほろ苦い青春の一頁だよね、みたいなしんみりした気持ちになりました。
動物やロボットは「誰か」の代替表現かなと。
犬の自己肯定感のない孤独な青年という風体。
あまりのコミュニケーション能力のなさ、交渉力のなさ、いじめられやすい性格など…
勝手な想像だが、犬は若い頃の監督(か叉は原作者)自身かもしれない。
そしてその主人公の犬とロボットの関係性が、友達というよりは依存先であり、友人以上恋人未満の異性とに似ていて。
自分のせいで別れた恋人同然に付き合ってた友人との思い出を、キャラに託していたような。
海で錆びて動けなくなったロボットと離ればなれになるというのは、犬(男)の行動が原因で、ロボ(彼女)となんらかのディスコミュニケーションとなり、疎遠になってしまったことの比喩なんじゃないかと。
「きっとこの日まで待てば、ぎくしゃくが解消するはず」という希望的観測をしている間に、彼女は他の人と生きる道を選んでしまい、捨てられたようになってしまった…
そんな切なさに似てたんですよね。
また、たびたび画面に現れる、のちに失われたツインタワービルの姿。
何かが失われるたびにかかる曲が「September」で、911を想起させ、「失われた在りし日のニューヨーク」への鎮魂という意味合いも重ねていたかもしれません。
セリフが一切ないので、的外れかもしれないけれども、そんな風に想像しながら観るのが楽しかったです。
逆に言えば、こんな風に観ながらフルに想像力の翼を広げ、脳を活性化する必要があり、表層を撫でるように見ただけではよくわからない作品なんじゃないかと思いました。
パブロ・ベルヘル監督登壇トークイベントのある先行上映にて鑑賞🌀
#ロボット・ドリームズ 再鑑賞。
【2024/11/04✩⃛初回観賞】 評価:4.3
【2024/11/24✩⃛2度目観賞】 評価:4.3 ➡︎ 4.7
グラシネBESTIAが時間合わなかったから #odessa vol+ @ヒュートラ渋谷で🌀
初めて音に包まれる感覚を経験したけど、後から調べたら #odessa の中でもodessa vol+が『音でくるむ』を意識しての音作りしてるそぉな。
ちゃんと感じましたよ!中の人!!ありがとう。
素晴らしい音響でみるロボドリはまた格別。
とゎいぇ、泣けるわけではない。
いや、泣けるポイントがまったくわからない。
でも凄くよく出来た話だと感心する。
これ、実写でやったら結構な闇深物語よね😂
以下、感じたことの備忘の箇条書き👇️(順不同)
【ANTEATER】意味もなく人を傷つける人って世の中には一定数いるのよね
【RABBITS】自分の利益にしか興味のないやつと、長いものに巻かれてばかりの自分の頭を使わない取り巻き
【NYCPD】DOGにとっての一大事でも彼らにとってはただの日常、かつルール違反の好事例
【DUCK】この人(アヒル)との出逢いが自分の生きる世界に彩りや広がりを持たせてくれた、かけがえのない人(アヒル)。そう自分が思っていても相手にとって同じとは限らない。熱量差。
【HALLOWEEN】オトナだって大人げないことしちゃうときあるよ、余裕がなきゃさ。
ラスカルがチュッパチャプス舐めてるのはさすがスペイン人監督!と感動したー🍭
そしてキニナルシーンが最初の方にあったけど一瞬過ぎて見逃したから3度目行っちゃうなー、これは。
°====°=====°=====°=====°====°====°=====°=====°=====°===
パブロ・ベルヘル監督登壇トークイベントのある先行上映にて鑑賞🌀
子供向けかな?と思うようなドッグとロボットの可愛らしいビジュアルと、セリフがないことでどの地域の子どもにも観せてあげられるという点で意外と戦略的に考えて作った作品で監督はダークな人なのかしら??と思っていたんだけど、実は原作絵本が存在していて、それ自体がセリフ無しだと知り、監督が見た目通りの心根の優しいいい人だと考え改めました(←すみません💦)
映画は子どもでも楽しめる作りではあるものの、内容的には手放しハッピー👋ではなくララランドのよぉなちょっぴりビターな感じ。幼少期にこの映画を観て感じることと、少年期、青年期、家族を持ったとき、愛する人との別れを経験してから、など場面場面で感じ方がイチイチ変わりそうな名作。
大好きだったSEPTEMBERはこれから聴いたら少し切ない気分になりそうだな……
監督を2010年にインスパイアしたというサラ・バロンさんの原作もGETしました💜
👇️でも👇️
【涙活報告】泣けませんでした😅
★2024年劇場鑑賞92★
グッと来る友情物語で最後も最高なんだけど、途中のdogが諦めるの早すぎなのでは?と思ってしまいちょっとモヤっとしてしまった。
でもそもそもdogって内向的だからrobotを注文してるんだよなぁ〜、そ考えるとあれが精一杯の反抗だったのかしら。
喋らないというのは実に良かった!
涙腺決壊必至
台詞なしのアニメーションながら、大都市で孤独を抱える人たちの出会いと別れ・再会を描いたどちらかというと大人向けの作品。恋愛(といって良いのだと思う)の多幸感と切なさが詰め込まれており、アースのSeptemberを聴いたらその度に涙腺決壊となること必至。
監督自身が過ごしたという80年代半ばのニューヨークを舞台にしており、あの時代のあの場所(いろんな人種の人たちが放つエネルギー、夏の公園、セントラルパーク、イーストビレッジ、ツインタワー、レディオシャック、タイムズスクエア、そしてコニーアイランド…)に思い入れのある人は必見。
欲を言えば時間経過をしっかり描いた中盤の夢やらなにやらのシーンをもうちょっとコンパクトにやってもらえればな…
他者を思いやることの美しさで満たされる。
ロボットと犬の物語。ただこれは人間社会に投影しているものなのだと感じる。
美しく、切ない物語。
心の奥底に染みついてくる作品だった。
他者を思いやることは美しいことであるということに気付かされハッとさせられた。
セリフが無くてもこんなにも伝えることが出来ること。それを実現するための演出の巧みさからずっと観ていられる、観ていたい作品であった。
海水浴では寧ろ履くスタイルw
擬人化された動物たちが暮らす1980年代ニューヨークで、ひとりぼっちで暮らすDOGさんが友達ロボットを購入する話。
届いたキットを組み立てて生まれたロボットに色々教えながら最高の友人になった2人だけど…というストーリー…ネジがあまっていたのは気になったけれどそれは関係ないようでw
どこに行くのも一緒で息の合った2人の楽しそうな様子からの展開だけど、ちょっとDOGさんダメダメ過ぎじゃないですか?
いくらでも方法あるでしょうに…いくらなんでも先送りし過ぎ。
中盤まではかなり良かったけれど、冬の夢ラッシュはどうせ夢と弛み気味だし、最早DOGさんはASD!?みたいなノリだし…。
終盤盛り返してロボット目線ではとても良かったけれど、DOGさんの方はイマイチ受け入れられずちょっと残念。
いい作品だけどやはりセリフはほしい。
試写の評判がいい作品。
急遽観てきたが、なるほど見事な作品。
ロボットと犬の共存関係について色々と考えさせられた。
修理屋のアライグマおじさんが印象に残った。
2024年のベストアニメ作品はこれか。
ただ、惜しむらくは無声だがやはりセリフがほしかった。
全83件中、41~60件目を表示