ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価

東京国際映画祭にて。詳しくは書けませんが、来年の映画界を席巻するデスノート以上の衝撃が待っているとだけ。

実業家の婿養子である東昇は、ある目的のため、義理の両親を崖の上から突き落として殺害する。
それは完全犯罪のはずだったが、3人の少年少女がその現場を偶然にもカメラでとらえてしまう。
それぞれ複雑な家庭環境や家族の問題を抱える少年たちは、東を脅迫して大金を手に入れようと画策するが…（解説より）

人間の「悪」をここぞとばかりに見せつけられる作品。
しかしながら岡田将生と子供たちが演じることで、不思議と美しさに近いものを感じてしまった。

子がどこで歪んだ思考を持ってしまうのか、非常に考えさせられる部分もあった。
家庭環境、教育、突然変異、自分がこの子の親でもこの悪事を見抜けるのか…

最後、母親が取った行動はまともだったと思う。